いきいき

自分の人生 いきいき と送りたいという願いを込めたタイトル

自動販売機を廃止するという選択

2011-03-31 13:12:38 | Weblog
ずいぶん前に環境先進国ドイツでは自動販売機がほとんどない
ということを聞いて、日本の現状を調べた事があります。

その時に調べた情報ですから、少し古いのですが、大きくは
変わっていないと思います。

その時の情報では、 
日本で始めて自動販売機が登場したのは、
1961年(昭和36年)コカコーラがボトルの
自動販売機を導入1967年(昭和42年) 

コカコーラが缶の自動販売機を導入始めの1歩から
35年250万台に!
ここ数年は前年割れ状態だそうですが

日本中にある「全ての自動販売機」の台数は、
550万台 
総売上金額は、7兆1千億円だそうです。(2000年度)

このうち缶・ペットの自動販売機台数は、
220万台とも250万台ともいわれています。

その売上高は自販機での売上金額は、
2兆3千億円(推定)
飲料全体の約半分が自動販売機で売られているそうです。

中でも缶コーヒーは、約70%が自動販売機で
売られているそうです。

自動販売機にかかる電気料金は、機種(大きさ・年式)
売上本数など使用状況(ホット・コールド)などの条件
によって変わりますが、

大まかに日本中にある自動販売機の電気料金は
230万台、8000円/台=230kw 

月間の電気料金184億円年間2200億円、年間電力使用量は
約101億KWにもなります。

月間ですと841百万kwにもなります。
30日で割りますと28百万kwにもなります。

今回の震災で不足する電力供給量をカバーするために
計画停電が行われ、
様々な社会産業分野で不利益や不都合が起こっていますが、

自動販売機を廃止または設置制限をすれば、
日本国家国民にとっては大きな貢献になります。
 
一般国民は、コンビニが無い時代には便利さがありましたが、
今では少し歩けばコンビニに行くことが出来ます。
多少の不便は受け入れることは必要です。

ですから、街中にあふれている自動販売機、
本当に儲かっている自販機は少ないという話もあります。

東京の場合、平均売上は500本いっていないのが現実です。
一般的なマージンは、売上の20% 
500本で12,000円です

電気代を払った残り、数千円が利益となります
300本以下では電気代を払えば利益が出ない状況が
生まれます。

フル稼働の場合
毎月のマージンが8000円以下でしたら電気代を
払ったら利益は、出ません。

そのうえ地震の際に倒れたり、
地割れが起きるような地震の場合は、倒れる事も
あります

こんな反論もありますが
「大きな被害が出るような場合は別ですが、まず倒れないでしょう。
 自販機の場合、重心が下になっているので、倒れずらいです。」
 
しかし、設置状況によります
ビルなどのように固定していない場合は、横滑りする事はあります。

でも、もう、自動販売機の役目は終わった、
化石燃料の使用が問題視され消費エネルギーを削減して、

持続可能な社会を目指す中では
不要な装置では無いでしょうか?

ドイツなどヨーロッパでは自動販売機が
ほとんど無いそうです。

日本の社会にとっても環境負荷の多い自動販売機は
必要では無いのではないでしょうか?

今回の災害を機会に、
自動販売機を利用しないという選択、みんなで取り組みませんか?

ちなみに、私は6年ほど前から、
自動販売機では購入しないことにしています。

一斉に撤去は大きな影響が出てしまいますから、不採算の販売機
をつくり、徐々に撤去される事を期待しての行動です。

でも、今回のような事態になって、
本格的に撤去に向けて世の中の合意が得られて、
計画停電の不利益が広く及ばないようにできて

子供たちの未来によりよい環境を残せるように
「行動と選択」を!!

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