俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○技法俳句046・比喩(直喩)=ごとく07・稲畑汀子
○「夏潮に道ある如く出漁す」(稲畑汀子01)
○季語(夏潮)
【鑑賞】:夏の海の上に出漁の船の進むべき道があるようです。漁師は毎日のコースを迷いなく沖へ沖へと船を進めます。
○稲畑汀子(いなはたていこ)(1931~2022)
○好きな一句「空といふ自由鶴舞ひやまざるは」02
○季語(鶴・冬)
【Profile】:神奈川県横浜生まれ。小学生の頃から、祖父→高浜虚子・父→高浜年尾に俳句を学ぶ。1977年「ホトトギス」雑詠選者に。同年、父の死去により主宰を継承。1982年より朝日俳壇選者に、1994年~96年、NHK俳壇の講師・選者となる。1987年、日本伝統俳句協会を設立し、会長に就任。2000年、虚子記念文学館を芦屋に開館、理事長に就任。2013年「ホトトギス」主宰を息子の→稲畑廣太郎に譲り名誉主宰に就任。
↓
稲畑汀子掲載句
03一枚の障子明りに伎芸天(障子・冬)〈特集110・家屋(障子)〉2013/1/4