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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五体俳句657「甚平や雪駄の踵浮かせきし」(脇坂啓子)

2024-07-17 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句657・踵3・脇坂啓子01・2024-07-17(水)
○「甚平や雪駄の踵浮かせきし」(脇坂啓子01)
○季語(甚平・晩夏)(「→俳句季語一覧ナビ>雪駄を使用した俳句」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「踵」の読みは「かかと」「きびす」「くびす」などであるが敢えて句にルビがなければ特定はできない。甚平を着て雪駄を履いた、いなせな出で立ちの掲句。敢えて「かかと」と読んでア音の多い明るさを際立たせたい。


脇坂啓子(わきさかけいこ)
○好きな一句「天領の名残ぞ匂ふ古ひひな」02
○季語(古ひひな・仲春)(「→シルバーふれあい短歌・俳句・川柳展入選作品」より引用)

【Profile】:1934年東京都出身。「」代表。大分県杵築市在住。


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