俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句044・沖(空間)01・青木月斗
○「夕凪や沖に帰帆のつまりゐる」(青木月斗01)
季語(夕凪・夏)
まだ夕凪には早い季節です。「夕凪」は夕方の海風から陸風に変わる無風状態のことですが、沖には帰帆の船がひしめいています。
○青木月斗(あおきげっと)(1879~1949)
代表句「元旦や暗き空より風が吹く」02
季語(元旦・新年)
大阪船場の薬舗に生まれ、大阪薬学校出身。若きより月兎と号して→正岡子規に師事し、→松瀬青々らとともに大阪満月会を起して活躍。1899年『車百合』、1916年『カラタチ』を創刊。1920年、その後身としての『同人』を主宰し関西を主として活動。戦争により廃刊。奈良県大宇陀町に疎開し、同地に没す。『同人』はその後東京にて→管裸馬により復刊。