俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句044・沖(空間)01・青木月斗

2011-06-05 00:45:02 | 次元俳句

次元俳句044・沖(空間)01・青木月斗

 

○「夕凪やに帰帆のつまりゐる」(青木月斗01)

季語(夕凪・夏)

まだ夕凪には早い季節です。「夕凪」は夕方の海風から陸風に変わる無風状態のことですが、沖には帰帆の船がひしめいています。

 

青木月斗(あおきげっと)(1879~1949)

代表句「元旦や暗き空より風が吹く」02

季語(元旦・新年)

大阪船場の薬舗に生まれ、大阪薬学校出身。若きより月兎と号して→正岡子規に師事し、→松瀬青々らとともに大阪満月会を起して活躍。1899年『車百合』、1916年『カラタチ』を創刊。1920年、その後身としての『同人』を主宰し関西を主として活動。戦争により廃刊。奈良県大宇陀町に疎開し、同地に没す。『同人』はその後東京にて→管裸馬により復刊。

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