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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句047・幻聴02・松瀬青々

2011-06-30 00:42:11 | 方法俳句

●方法俳句047・幻聴02・松瀬青々

 

○「日盛りに蝶のふれ合ふ音すなり」(松瀬青々01)

季語(日盛り・夏)

夏の日盛りのなかを蝶が数匹まつわり飛んでいます。たがいに触れあう音が聞こえるようです。「幻聴」は沈没した戦艦からの打電を聞いたという→川崎展宏の→「『大和』よりヨモツヒラサカスミレサク」に続いて2回目です。

 

松瀬青々(まつせせいせい)(1869~1937)

代表句「貝寄せや愚かな貝も寄せて来る」02

季語(貝寄せ・春)

大阪市東区大川町の出身。ホトトギスに投句。→高浜虚子、ついで→正岡子規にも激賞される。ホトトギスの編集に従事し、大阪朝日新聞社に入り、「朝日俳壇」の選に終生当たった。1901年「宝船」を創刊、1915年「倦鳥」と改題、関西俳壇の大御所として活躍した。

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