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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句046・冷感04・京極杞陽

2011-06-20 00:48:39 | 五感俳句

●五感俳句046・冷感04・京極杞陽

 

○「麦茶よく冷えたる農事試験場」(京極杞陽01)

季語(麦茶・夏)

農事試験場で冷えた麦茶を飲んでいます。「冷感」を広くとって、触った冷たさと、見た目の冷たさ、等含めていきます。

 

京極杞陽(きょうごくきよう)(1908~1981)

代表句「打水の水の大きな塊よ」02

季語(打水・夏)

子爵の家の長男として東京市本所区亀沢町に生まれた。豊岡藩主14代当主。東京帝大文学部倫理学科卒。関東大震災で家族全員を失うという非運に見舞われた。1936年、ベルリンにて訪欧中の→高浜虚子に出合い、師弟となる。帰国して貴族院議員を経て、戦後は旧藩地豊岡に住み、「木兎」を主宰。「ホトトギス」同人。

 

京極杞陽掲載句

2011/10/27       03秋風の日本に平家物語(秋風)〈方法・歴史題材〉     

2011/10/27       04春風の日本に源氏物語(春風)〈例句〉  

2013/10/04       05野菊にも雨ふりがちの但馬住(野菊・秋)〈特集・気象(雨)〉

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