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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句046・幽体離脱06・中原道夫

2011-06-23 00:30:28 | 方法俳句

●方法俳句046・幽体離脱06・中原道夫

○「飛込の途中たましひ遅れけり」(中原道夫01)

○季語(飛込・晩夏)

【鑑賞】:敢然と身体は飛び込みをしましたが、精神がやや気後れをしてしまいました。飛び込みの身体から魂が離脱したようです。コンマ数秒ほど。

 

中原道夫(なかはらみちお)

○好きな一句:「白魚のさかなたること略しけり」02

○季語(白魚・初春)

【Profile】:1951年新潟県生まれ。1982年より→能村登四郎に師事。1985年「」新人賞。同人。1990第1句集「蕩児」にて第13回俳人協会新人賞。1994年「顱頂」にて第33回俳人協会賞。「銀化」主宰。日本文芸家協会会員。


中原道夫掲載句
03番傘を開きしにほひ螢闇(螢闇・仲夏)〈五感482・嗅覚101〉2020/6/11

04胛のデルタ一對野分過ぐ(野分・仲秋)〈五体550・胛(かいがね)1〉2021/9/22

05干草にゆふべの星の紛れ入る(干草・晩夏)〈特集659・天体俳句2-3星〉2024/8/2

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