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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句044・指04・五十嵐播水

2011-06-07 01:11:11 | 五体俳句

●五体俳句044・04・五十嵐播水

 

○「遠泳のねんごろに折りにけり」(五十嵐播水01)

○季語(遠泳・夏)

【鑑賞】:さあ、これから遠泳がはじまります。準備体操の終わりに、指をぽきぽきとねんごろに折りながら、気持ちの準備もしているところです。

 

五十嵐播水(いがらしばんすい)(1899~2000)

○代表句「山川のある日濁りぬ葛の花」02

○季語(葛の花・秋)

【Profile】:姫路市鍛冶町生まれ。京大医学部卒。内科医。俳句は1920年、→高浜虚子に師事し、同年、→日野草城鈴鹿野風呂と「京鹿子」同人となる。1930年、和歌山県の俳誌「九年母」の選者となり、1934年に「九年母」が神戸に移ってからは主宰となった。1932年「ホトトギス」同人。関西ホトトギス同人会会長。


五十嵐播水掲載句
03うすかりし春の虹なり消えにけり(春の虹・三春)〈色彩428・淡色2〉2019/4/23

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