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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●技法俳句043・比喩(直喩)=ごとく05・鷹羽狩行

2011-06-03 00:18:50 | 特集俳句

○技法俳句043・比喩(直喩)=ごとく05・鷹羽狩行

○「夜の新樹詩の行間をゆくごとし」(鷹羽狩行01)

○季語(新樹・初夏)

【鑑賞】:仕事帰りの初夏の夜、街路樹が両側に並んでいます。そこを通り抜けるとき、まるで詩の行間を歩いていくようです。

 

鷹羽狩行(たかはしゅぎょう)(1390~2024)

○好きな一句「摩天楼より新緑がパセリほど」02 

○季語(新緑・初夏)

【Profile】:山形県鶴岡市生まれ。15歳で俳句をはじめる。1946年、「青潮」(佐野まもる)に投句、のち同人となる。1948年より→山口誓子に師事、「天狼」に所属。1960年第11回「天狼」賞を受賞し天狼同人となる。1964年、→秋元不死男に師事。「氷海」に同人参加し編集担当。1965年、句集『誕生』により第5回俳人協会賞受賞。1968年、第9回「スバル」賞受賞。1978年「」創刊、主宰。『平遠』で芸術選奨文部大臣新人賞。2008年『十五峯』で第42回蛇笏賞、第23回詩歌文学館賞受賞。

鷹羽狩行掲載句

03胡桃割る胡桃の中に使わぬ部屋(胡桃・晩秋)〈次元62・割る(空間)1〉2011/11/20

04母の日のてのひらの味塩むすび(母の日・初夏)〈五感128・味覚11塩味1〉2013/5/11

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