俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句044・聴覚010・廣瀬直人

2011-06-06 12:19:11 | 五感俳句

●五感俳句044・聴覚010・廣瀬直人

 

○「雨音を野の音として夏座敷」(廣瀬直人01)

季語(夏座敷)

この夏の座敷は周囲を野にかこまれているのでしょうか。聴覚が野の雨の音と、内の座敷の音を聴き分けています。

 

廣瀬直人(ひろせなおと)(1929~2018)

代表句「正月の雪真清水の中に落つ」02

季語(正月・新年)

【Profile】:山梨県一宮町生まれ。東京高等師範(現筑波大)卒。郷里で高校教師を勤める。1947年「雲母」入会。→飯田蛇笏・→飯田龍太に師事。1961年同誌同人。1992年「雲母」終刊後、1993年、「白露」創刊主宰。『風の空』(平成20年角川書店)により第43回蛇笏賞受賞。

廣瀬直人掲載句

2013/12/08          03十二月八日ごつごつ石ばかり(十二月・冬)〈次元・月〉

2014/02/04          04立春の顔呆けたる仰臥かな(立春)〈五体・顔〉

コメント