跳箱

跳び箱でも飛箱でも飛び箱でもとびばこでもいいけどそこはそれ跳箱なんです。体育日和のお供にどうぞ。

ネグポンプロジェクトのその後のその後 おいおい。

2006-04-06 00:31:36 | 収集品
さっき、立命館の話を書いたところなんで、ネグポン計画のその後のその後もフォローしておきます。

例によってCNETによるとカネの問題っていつのまに片付いたのか、どーやって片付けたのかナゾがナゾを呼びますが、とりあえずネグポン氏の$100PC計画は2007年には初期価格$135で出荷して2010年には$50に値下げするとか。

例によって足し算が苦手らしいネグポン氏は、とある液晶パネルメーカーから冷たいお言葉を頂戴した際に、

『年間1億枚必要だったのに、それは残念だ』

と強がったとか。はあ、年間1億枚パネルが要るってことは年間1億台作るって事で、それって一台$100ちょっきりで作れたとして(流通費とか何にも考えないよ)100億ドルかかるってことすよ?日本円で100円=1ドルとして1兆円すよ?例によって財源が見えない話してるなぁ、ネグポン。

そもそも、自分たちで計画している、

2007年第1四半期に、500万~1000万台のノートPCをインド、中国、ブラジル、アルゼンチン、タイ、エジプト、ナイジェリアの各国の子どもたちに配布したい

って計画にしたところで、一台100ドルで作れたとしても1Qあたり5億ドルから10億ドル要るわけでしょ?どーすんすかね、財源。

ところで、そのPCの生産はどこの国でやるですか?クリティカルな部品は契約メーカーから供給するとして、組み立てその他は供与を受ける国(リストを見る限り十分中進国といえる)か、供与を受ける国の近隣のもうちょっと貧乏な国でやったら雇用確保もできるし、産業育成にもつながるし、いいんではないかと。てゆうか、設計仕様公開して使用目的を子供への配布、と証明できる事業主体を募って各地域で独自実装を考えてもらったほうがいいんではないかと。

なんていうか、どんどん話が支離滅裂な方向に進んでいる気がして、ある意味、目が離せません。参考まで元記事中言及されているplpcって組織のURLはこちら

他にも例によって突っ込みどころ満載ですが、まあいいや。