天気が悪く冬囲いが出来そうになく、思い立ったら即実行で山形県大石田町にある
「大石田町新作物研究会」が作付している圃場だけでも見られたらと思い出掛けてみました。
前に研究会の会長さんに電話して、尋ねてみたいとお願いしたところ、見せるほどでないと言われ電話で質問に答えてくれました。それでもどんな風なのか実際に見てみないと納得出来ないのでとにかく出かけてみました。
会長さん宅周辺に行けば分かるかなと言う大雑把な気持ちで行ったのですが、全然分かりませんでした。(ネットを外し、ツルを片づけたので当然)しかし無線家、当然上の方も見ていたのです。20mくらいのタワーにアンテナが上がっているではないですか。大石田町には40年来の無線仲間でTさんが居るのを知っていたので、家は知らなかったのですがもしかと思い尋ねてみました。ピンポーン 正解でした。
訪問の意図をお話ししたところ、知人を紹介するとの事で連れて行ってもらいました。何と、そこは会長さんの家でした。奥さんだけしかおらず、会長さんを呼んでくれました。突然の訪問を詫び、圃場を見たいとお願いしました。
車で5分位の所に圃場があり、すでにネットは片づけていました。そこには6000本程の自然薯が植え付けられており、少しづつ掘り出しているとの事。実際掘ってもらったところ、私の植え付けたものより細いが、形は真っすぐ変形無しで素晴らしいものでした。そして、芋を育てるパイプは細身で入れる無機質の砂は少なくてよい、植え付け角度も浅く、畝は広いが高くない物でした。ここが私との違いで畝を高く取っている為に、周りが地盤より下がりそこに雨水がたまり排水不良になると言う事が良く分かりました。又、今から堆肥など入れ土作りをするとの事。そして春には軽く堆肥を追加し植え付けをするとの事。種芋は切り出し種芋を作り作付をするとの事。来春に種芋を分けてくれるとの事で、私作製の一本種と比べて見たいと思います。
私の頭の中で既に来春の構想は出来上がっているのですが、まだまだ分からない事があるので、来春になったら再び訪ねて見たいと思います。
Tさんの車、さすが無線家。7388でした。