goo blog サービス終了のお知らせ 

山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

記憶

2007-07-09 22:47:31 | ここで愛ましょう

どこかで・・・
   この感じ・・・
      体験している。


この瞬間を過去に体験している気がする。

      

そんなはずはないけれど・・・
 いつの記憶だろうか?

   夢?
      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しい

2007-07-07 20:55:54 | ここで愛ましょう
教室に通われている姉妹のお母様が突然、お坊様になられた。
もちろん、お考えがあり深く悩まれその道を選ばれたのだろうが。
「明日からしばらく留守にします」とひと月前のレッスンの後ににこやかにおっしゃった。
お体の不調では?と心配したのだけれどそうではないと。

そして昨日、レッスン後のお迎えにいらした。
その姿にあたしの胸は熱くなった。
作務衣を着て、きれいに頭をまるめられ笑顔で「お久しぶりです」と。


       美しい。


それだけだった。
約一ヶ月間、信行道場で修業され、やっとその道の入り口に立たれたのだと言う。
何かが吹っ切れたようなその姿は静かだ。


あたしも自分の生き方について考える機会も多くなる年齢。
励まされ、信じ、喜びにつつまれる日もたくさん。
悲しい思いをして、迷い、心もクタクタになって、眠りにつく夜。
自分じゃどうにもならないこと。
きっと人も傷つけています、小さなウソもつきます、秘密もあります。
喜怒哀楽があるのも人生の醍醐味だと言われたけれど、それもしんどく「存在放棄じゃ~」とひとりふてくされる日もあるしね。
浄化されたいと心から思うよ。




でもね、最近は心静かだよ。
「人の心のありかは確かめてはいけない、自分を信じる事」
今はこれでよし!

明日は早起きしてあの場所に「音」を見つけに行こう。
犬に吠えられなければいいけれど。。

今日の山日新聞の「峡南」に昨日の学校での「歌語り」載せてもらいました。
聞いてなかったからびっくり。
見ましたよメールありがとうございました。

静かに過ごしています、七夕の夜。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大河内小学校

2007-07-05 19:33:07 | うた♪と音のライブ

母校の大河内小学校の平和集会に「おばぁちゃんの手紙」でよんでいただきました。
29/100ライブです!!
子どもたちも知っている顔が多く、少し照れます。
今日はとき子ばぁちゃん(94)と小笠原のおばぁちゃん(83)もゲストで来ていただきました。

会場は3階にあるホール。
雨上がり後で気温が上昇してきているのでみんなが座っていられるか少し心配でしたが午前中ということもあり、快適。
夏の学校は暑いです。
映像もあるので閉め切らなければなりませんし・・・。


とき子おばぁちゃんは相変わらず元気でした。
質問コーナー
   ・・・。
答えは「わすれちまった。」でした。
94歳の幸せそうな笑顔です。
小笠原のおばあちゃんからはこの地域の当時の貴重なお話しをうかがいました。

厳しい時代を生き抜いてきた強さは優しさに
たくましさは極上の笑顔に
あたしもいつかあんないい顔になれるだろうか?

子どもたちには、空襲警報の音、B29の音
「手紙じゃなくて、おとうさんをかえして」のさけび・・・
何かひとつでも心にとまり、平和について考えるきっかけになったらいいと願っています。

最後は「君へ」
あたしの活動のすべてはこの歌に込めた想いが原点であるという事に気づきました。
とらわれず、健やかにゆっくりと大きくなって下さい。
私たち大人はみんなあなたたちを愛しています。
大河内小学校の先生方ありがとうございました。



今日のライブに学生の頃、教育実習でお世話になった音楽の先生が訪ねてきて下さいました。
何年ぶりの再会でしょうか。
風の吹きぬける中学校の音楽室を思い出しました。
「歌語り」、日程が合わず、残念。
I先生、頑張ります、また声をかけて下さい。


今日のPA&映像はMarikoさんでした。
いつも力になって下さりありがとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水恋鳥

2007-07-04 21:56:38 | ここで愛ましょう
水恋鳥。
正確には「アカショウビン」と言うらしい。

数日前、遠くからかすかに聞こえるその声に、ハッと山を見つめたのだが・・・それは遠くとおく・・・すぐに消えてしまった。

昨年の同じ時期、家の前の山から突然、聞いたことない美しい鳴き声がした。

「ヒューー ルルルルルル~~~~」
        「ヒューー ルルルルルル~~~~」
忘れられない。
幻想の世界の鳥のようなイメージ。
姿をひと目見ようと目をこらしたが主は見つからない。
とても近い。
近くなっては遠くなり、幾度とくり返し行ってしまった。


昨晩のMJの練習の時に、今年から身延のホールにいらっしゃる鳥の写真を得意とされるMさんにひょんな事からうかがう事が出来た。
忘れられない鳴き声にすぐ返事が。

「水恋鳥」っていうだよ。

名前と鳴き声がぴったりすぎる。
「赤い鳥」なんだって!
県内にはいないとされているがMさんも聞いたことがあると言う。とても珍しいらしい。

目の前の山の、美しい鳥の声の共演のピークはもうすぐ終わってしまうが、「水恋鳥」の声が二度も聞けたのがとても嬉しい。





朝が気持よい季節。
今年は草取りさぼっているから、家のまわりは草ボウボウ。
手強いスギナもビッチリだぁ~。
朝一番に遠くの空におはよう、そして深呼吸。
足元には、こんな朝の風景がありました。

結局、降り出して梅雨らしい1日でしたね。

さぁ、明日は29/100 歌語り「おばぁちゃんの手紙」。
10:45スタート。
久々の午前中ライブです。
小学校の平和学習会だよ。

明日の朝は「青い鳥」がこないかなぁ。
だいじょうぶだから・・・って。

・・・こないかなぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007-07-03 21:50:17 | ここで愛ましょう

午前中はリトミックワークでした。
今日は湿気が多くて驚きでした。
ピアノの鍵盤にさわると手がぬれるほど!!
何度ふき取っても、効果なし。
エアコン入れて、扇風機回して。
でも子ども自体がピチピチで水分。

今日・・・
今までしゃべらなかった、Aちゃんんが声を出した!
はじめて聞いたAちゃんの声。
少しろれつのまわらない個性的な声だった。
長いまつげのくりくりした目の笑顔でお菓子を差し出し

「これ、ろうろ・・・」

理由はわからないけれど今日まで貝のように口をとじたまま。
彼女についておとなしい以外に特別な事情は聞いていない。
あの手、この手できっかけは作ってきたのだけれどね。

「Aちゃんステキな声、もっと聞きたいな。」

うれしそうに笑っていた。
ここ数日急に声をだすようになったと担任も驚いている。
すごい目力のある子で
今まで「目」でわかりあって来たつもり。
彼女の心のどこかのお部屋が開いたのであろう。
待っていてよかった。


      



夜はMJ。

子どもの声。
昼間のAちゃんの声を耳に残したまま教室を終わらせ、夜のMJへと向かった。
いつもはレッスン室で練習しているのだが、急きょ、ホールの反響版が設営されていた事から少しだけステージをお借りして歌える事になった。
ピアノはないから、アカペラで。
今日の最後に想像していなかった、いい時間を過ごせた。
いかに力を抜いて楽しめるか(自分の事は棚に上げて)年齢も性格も声質も違うそれぞれが喜びにつつまれる時間を共有出来るか、あたしにとってテクニックより大事。
その結果、聞いて下さる方たちと共鳴しあうステージが出来上がると思っているから。

混ざり合う、ひびきあう、つながる、めぐる、分かり合う・・・。
あたしにはステージに弧を描くように喜んでいる音がみえた。
愛おしい生命のひびきだった。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする