父が退院しました。
90歳と1日という日に、5回目の骨折。
人工関節を繋いであるところをポキッ。
地元の病院で手術後、入院。片道1時間の静岡にあるリハビリ病院でリハビリを続けてきて3ヶ月、これ以上は回復の見込みなしの判断で自宅にもどりました。
本人の状況、家族の負担を考えると施設への入所を勧められましたが、家族としてはまだイケます。
福祉サービスをうまく使わせていただき、本人念願の自宅で生活をします。
病院は富士山が見えて手厚いリハビリが人気で、予約は難しいけれど、タイミングよく入院出来ました。コロナ禍でも面会が週に2回出来て、リハビリは一日2回、1時間づつ。
職員の皆さんもコミュニケーションを上手に取りながら、本当にあたたかな時間を過ごさせていただきました。
そうは言ってもやっぱり自宅です。
父の骨折入院は、私が『忘っつぃんのぉ』に取り掛かるきっかけにもなりました。
父の事や家族の負担を思うと一週間も自宅を留守にするには忍びない。
でも、感染症対策で面会も出来ない、ならば迷っている場合ではなく、航空券をとりました。
それが昨年の1月。
2度目の人工関節の手術の時でした。
今回は、完全見守りの診断ですが...。
午後には担当者会議で福祉関係者5名と話し合いました。
私は皆さんのお力を借りたら大変な時間も慈しむことができると確信しています。
歌語りもじゃんじゃん伺います。
困難や挫折を楽しみなさいの心境です。
これからの時間の覚悟ありで終えた茨城での2つのコンサート。
おかげで父の退院を心から喜ぶことができます。
ありがとうございました。