鎌倉で新しい生活を送るはずであった、はるちゃん・・・
脱走しました。
猫が活発に活動するのは朝4時から9時くらい、そして夜。
みんな心配。
探しに行こう。
makotoさんの運転で身延を3時半出発です。
すでに鎌倉の猫ボランティアさんがチラシを用意し、捜索は開始していました。
北鎌倉の古いお寺近くは、猫の好みそうな場所だらけ。
自然界を生きていくスキルは持ち合わせている美猫です。
この環境に、なんか、少しほっとしました。
「はるちゃん 来たよ おはよー」
いつもはるちゃんがいた場所での声かけを繰り返します。
くりかえし
くりかえし・・・
ご近所の方も親身に声をかけてくださいます。
この殿方は、一度、降った道を戻り「何をお探しですか?」と聞いてくれます。
みんなよい人。
ここならしばらく冒険できるね、はるちゃん。
だんだん声も出なくなったけれど、今しかないチャンス。
「はるちゃん 来たよー おはよう」
探しているときの目線は、建物じゃねいけれど、鎌倉観光に来るエリア。
半日歩き、いつぴきの茶トラさんに会えただけでした。
山道を入り、獣道を通り、弁財天さんまで抜けました。
出てきて・・という気持ちから、「鎌倉の神様、はるちゃんの冒険を見守ってください」
と変わってきました。
専門の方のコメントによると1〜2ヶ月かかるそうです。
鎌倉の迷子猫の発見率は90%ですって。
環境と住われる方達のお人柄に触れて、気持ちを切り替えました。
知らない土地を冒険しているはるちゃん
気が済むまで冒険したら、人間さんの前に出ておいで。
みんな待っているよ。