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山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

歌語りの支え

2024-10-16 20:19:04 | 万歳峠

分厚いレターパックが届いた。

開封前に手にしただけで、ドキドキする。

最初に、教頭先生のそれはそれは綺麗な文字のお手紙に内容が入ってこない...

落ち着いて、きっちり読み胸が熱くなりました。

3年間で三つの作品と向き合ってくれる明見中の取り組みは、5年続き本当に理想的。

1945年の日本にあった三つのストーリー

この企画のきっかけを作ってくださったのが、今の教頭先生なのです。

そして、毎年の感想文。

昨年を振り返り、その続きのような文面が、より子どもたちを近くに感じさせられる。

 

     

もちろん、戦争がもたらす残忍な歴史についての感想はある。

それ以上に嬉しいのが、今を生きることへの着眼。

そして、道しるべの歌詞を大事に思ってくれる気持ち。

私の体調への労りもたくさんあった。

 

     

子どもたちの歌声がよみがえる。

 

       

毎日毎日、幸せな私でも、自分のもどかしさにネガティブな気持ちに包まれ落ち込むことはある。

新作製作中は、孤独だし、表に立つ作業ばかりではないし、ごきげんもよろしくない。

新作が生まれるまで、こんな素敵な時間を忘れないように、感想文は机の上に常備することにした。

こんなにたくさんの励ましがあって、書けないわけがない。

リアルないい緊張感にもなる。

 

時間が足りないと思う気持ちに争うように最近ブログを再開した。

時間は取られるけれど、これまでもそうやって気日々の持ちを整理しながら、テーマを見つめてきた。

体力も落ちたから程々に...が大切だけれど、風向きは悪くはない。

こうやって、気にかけてくださる方々に報告できることが嬉しい。

 

明見中の皆さん、ありがとうございました。

 

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二日目の平和学習コンサート

2024-10-08 07:06:48 | 万歳峠

昨日の今日で気持ちはモヤモヤしているけれど、精一杯努めます。

今日は一宮中学校での平和学習コンサートです。

良いコンディションで迎えられる予定で入れた連日スケジュールが裏目に出て、不安でしかない声。

リハーサルでは昨日より音程のコントロールはできたが、息が続かない。

ブレスが咳を呼ぶ...... なんてこと。

全力集中。

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビドラマでないから、奇跡は起こらなかった。

変な顔になってしまうが、音程をとるポジションを変えながらいつもに近づけた。

もどかしい。

ワンフレーズに3回呼吸......またも敗北。

特攻人形の唄、校長先生に託したCDで聴いてほしいです。

 

全校生徒でも108名の小さな学校。

そこにいるのは13〜15歳。

当時は、同じ年齢でも死を覚悟して生き、家族を思い死んでいった。

時代が違えば、ここにいる若者だって同じ運命だったかもしれない。

失敗しないために、過去に学ぶことは大事です。

先を生きる人は若者の道しるべ

誰もが今を大切に自分を生きるよう

私の平和学習コンサートは戦争責任の追求や政治批判の時間ではないので、誰もが今を大切に自分を大切に生きる事ができるようにとメッセージを残しました。

『道しるべ』

一宮中学校でも響きわたりますように。

今日は市役所の方も参加くださいました。

校長先生、教頭先生、担当くださった先生、生徒の皆さん

ありがとうございました。

また会えますように。

 

人生どうにもならない事もある。

気持ちを切り替えて、今夜は回復に向け全力で寝ます!!

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明見中、感動サプライズ!

2024-10-07 00:46:16 | 万歳峠

富士吉田にある明見中学校は全校生徒対象に、毎年、作品を変えて、歌語りのプログラムを平和学習として取り入れてくれています。

卒業までの3年間で1945年の三つのストーリーを学んでもらえます。。

なんて理想的な企画なんだろう。

「生徒は毎年、本当に楽しみにしているんですよ」

「卒業生もまた聞きたいって言っています」

こんなふうに導いてくださった先生方には感謝でしかありません。

平和活動家をされている大人は、若い人たちが関心を持ってくれないというが、若い人たちもしっかりと学んでいます、ちゃんと考えています。

 

どんな一日だったかと言うと・・・

朝、薬も効いていて、声のかすれ以外は気にならなかった。

アドレナリンでなんとか乗り切れますように・・・神さま、政信さま、幸保さまお守りください・・・

マイクの音チェック、第一声からアウト。

滝汗。

何かの間違いであってほしいけれど。

奇跡は起こりませんでした。

 

体調管理も実力のうち...... 敗北です。

焦りから呼吸もできなくなり、ワンフレーズを3回くらい切ったわい。

ごめんなさい。

全力で外しながら歌いしゃべり通しました。

どんなふうに映ったのだろう...とほほ、撃沈。

 

私の本当の後悔は自分の敗北の時ではなく、用意されていたサプライズと、最後に感想を言ってくれたボーイの涙をみた時でした。

 

なんと・・・

明見中学校3年生、そして全校生徒から『道しるべ』の合唱が用意されていました。

昨年はリクエストをいただき、一緒に歌ったけれど、それでも歌えていたからびっくりなんだけれど、用意されていた『道しるべ』はこの世で戦争を支持する支配者全員に聞かせたいと思った。

『道しるべ』は言葉を声に出してほしい。

世界がそうなるようにと願い紡いだ歌だから。

学習会の最後に男の子が感想を言ってくれた。

用意された原稿ではない、自分の想いと共に涙を流してくれた。

『道しるべ』をどれだけ大切に歌ってくれたのだろうと思うと、今日の私は残念すぎて申し訳ない。

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

 

     

生徒の皆さん、先生方、本当にありがとうございました。

今日のことはずっと忘れません。

こんな私ですが、来年もお約束をいただきました。

セルフケアを徹底します。

1日も早く声を戻し、準備します。

来年は終戦から80年。

私たちはあの歴史を繰り返すわけにはいかないよね。

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初めてのPCR&インフル検査

2024-10-06 23:51:53 | 万歳峠

不覚にも昨日より体調が良くない。

これまでに人生では、体調が崩れるサインは喉の痛みだったけれど、全く痛くない。

けれど、熱もないし、ロキソニンで抑えられる頭痛とほんの時折のコンコン咳に痰が絡んできた。

時々、声がかすれる。

明日は、楽しみにしている明見中学校の平和学習コンサート。

どうしても神経質になったしまう、何か感染していたらと。

困った時の ホームドクターは、あいにく金沢へ出張です。休日の当番医に連絡を取り、インフルとコロナPCR検査をお願いしました ...... 電話で問診と検査にあたり色々な注意事項を伝えられた。

多分、違うと思うけれど、健康ではないのも間違いないし。

初めてのPCR検査。

病院の隅に、張られた白いかまぼこがたドームが待機場所の目印。

誰もいない、くすんだ白いドーム。

もしかしたら、宇宙服のような防御衣を着たドクターが現れるのだろうか・・・

だとしたら、症状がそんなになくて、困ったなぁ、と思いながら、10分ほど車の中で待っていたら......

当直の若いドクターがサンダルばきで院内着のまま、検査薬の入ったビニール袋を手に登場。

実際の鼻の奥への綿棒は恐怖ですねぇ....

インフルの結果は5分、PCRは1時間後です。

咳止めと、痰の除去薬、頭痛用の頓服に、それぞれの結果に合わせた薬が処方されます。

全て電話とドライブスルーで完結。

結果は両方とも陰性。

よかった。

院外薬局ですでに用意されていた薬をいただく。

田舎の休日の院外薬局は多分、時間に余裕があるのだろう。

私も安心、車の窓越しに薬剤師と会話が弾む。

弾まなくてもよかったのだが、今はコロナは弱毒化しているからむしろ怖いのはインフルですよ... こんな情報から、声のかすれ?何か...あぁ講演? 何についてお話しされるんですか?......こんな感じ。

和やかで、緊張感から放たれたのは良かったけれど、それも薬を受け取り「おだいじにぃ〜」と見送られるまで。

おしゃべりした事で気がついた声の不安。

気温の寒暖差かなぁ・・・でも、風邪症状といえばそうだけれど、喉が全く痛くないし、鼻にも違和感がないのが不思議。

何より、声のかすれ、なんか時間と共にひどくなる感じで、違う不安で落ち着かない。

帰宅し、早速、ピアノに合わせ、『道しるべ』をそっと歌ってみた。

、、、、??

、、、、、、、、、、、!!!???

えっ?

壊れたラッパ?

笑えなかった。

いつものポジションで声を出しても、その音にならない。

ちょっとではなく、初めてリコーダーを吹いた時のあの感じ。

喉も痛くないし、鼻も通っているのに・・・

焦りすぎて、原稿を読んでも頭に入らない。

夢であってほしい......

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帰るよ〜ん

2024-09-24 22:18:59 | 万歳峠
過ごしやすい朝、目覚めは良いです。
今日は一粒万倍日だけれど、どうもおとなしくしていた方が良い日らしい。
ジョイフルモーニングを食べて鹿児島空港に出発。
「Good inn 」お気に入り登録です。
 
 
    
 
早めに空港チェックイン、初めて宅空便を使ってみました。
 
ANAのサービスで1000円で明日、自宅までトランクを届けてくれるそうです。
羽田でトランスをピックアップしなければ、早い時間の高速バスに乗り夕方には身延につけます。
 
      
   
     
 
空港で飛び立つ飛行機を見ながら、11月のトークライブ「生きるちから」の企画を考えていた。
気分転換になったからか、イメージは固まりましたよ!
11月24日、県立図書館ですよ〜。
 
飛行機の出発が遅れている。
何度か変更のアナウンスが入る、羽田からの別のルートを考えておかないと・・・
 
40分遅れでやっと離陸。
 
    
 
 
    
 
結局、予定していた羽田発山梨行きのバスに乗り遅れ、代替案を考え新宿バスターミナルまでのバスチケットを買ったのだけど・・・
 
バスの出発直前にチケットを無くしたことに気づき、絶望。
が、きっぱり、今日は前進するのをやめました。
 
    
 
空港は、いろいろな使い勝手の良い便利なスペースがあり、滞在時間によって使い分けています。
 
疲れが出てきたので、移動しないですむ、空港の隅っこにあるフリースペースで3時間半を過ごすことに。ものすごく混んでいるメインロビーなのに、ひとりになれるスペース。
気が付かない人もいると思うけれど、PCも使えるし、椅子もある。
靴も脱げるが・・・
 
あ〜、早く帰りたい・・・29日の道の駅ライブの練習をしなきゃ・・・
 
ネガティブな気持ちを反転させるように、この旅を振り返ると、頭からはみ出るほど、感謝やチャンスやヒントがありました。
どれをどう活かすか、旅のお土産は来年の活動の種子なんです。
お会いできた皆さん、ありがとうございました。
 
羽田から竜王、そして身延へ、バスの中、よく寝ました。
早く猫たちに会いたいな。
そして、私の周りの皆さん、留守番をありがとう。
 
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