少林寺流空手道拳昇会

道場案内・活動記録・会員間出来事など

全国大会 於:東広島

2016-07-25 21:42:10 | 行事・稽古

H28,7,24 東広島運動公園体育館 20年ぶりの大会会場。  ~ 所感 ~

まず、神戸北支部からの参加選手は苦戦、呆気ない惨敗で、良くも2回戦止まりの結果となった。 今回感じたのは全般的な型の向上。特に小学生低学年でも内容は大人レベルの素晴らしい決勝戦。一般男子の決勝戦もフレッシュ対戦にもかかわらず、正当かつ勇猛果敢な「抜塞」が繰り広げられた。(少々つぶやき・・大会前日、お好み焼き「たまたま」でたまたま顔を合わせ楽しく語らったI選手が決勝戦に勝ち進み、応援にも力がこもったが、惜しくも準優勝に・・私には勝ちと見えましたが・・以上) また、副審として間近に見れた一般女子の、何者も寄せ付けない凛と研ぎ澄まされた立ち姿から、阿修羅のごとくに醸し出される演武。どれほどの質、量を極め鍛錬、精神性を高めて稽古してきたのだろうか。息を呑む美しさがそこにはあった。型の内容も含め、本当にいい勉強ができた大会であった。「型は生きている」まさしく型は演じ手の良心に掛けてこそ息を吹きかけられ大きく羽ばたくものであろう。 また、組手も参加選手それぞれに今後の課題を見出すべく、しっかり観戦することができた。全国大会が終われば、これからがまた一からの出発だ。初心を忘れず道場に立ちたい。

そして私事ですが、20年前のこの会場で行われた大会では、出場選手のお兄ちゃん達に混じり、道中、新幹線の中で遊んでもらっていたハナタレ小僧の4歳の息子(ブランクの方が多い)が、奇しくも今回選手として出場。時の流れと、不思議なご縁を感じる大会でもあった。