少林寺流空手道拳昇会

道場案内・活動記録・会員間出来事など

 温故知新とは(歌舞伎を観て)

2015-02-23 15:54:08 | 日記

 

人生初、歌舞伎鑑賞 すごくカンゲキ! 感動!の一言。

頑なに守るべき芸と新しい取り組み。この融和が古典芸能を今に息づかせている。あろう事か、三津五郎さんが亡くなった翌々日。

息子の巳之助さんが「父の芸は、誰にでもできるような小さな努力を、誰にも真似できないほど膨大に積み重ねた先にある、一つの究極の形だったのではないかなと思います」と語ったいぶし銀の芸を見てみたかった。 が、若手も凄い。四代目市川猿之助、お見事でした。

余談ですがちょっとつぶやきます。~その後、大塚家具の経営を巡る親子対決を見て、ジャンルはまったく違うものの歌舞伎の伝統を重んじつつも新風を吹かせた相乗効果的な方策を編み出せばいいのにと思った。いがみ合っても何も生まれない。古い手法だけに固執しても世の流れに取り残され、また今更、ニトリやイケアの真似をしても二番煎じである。高級感や接客の丁寧さを売りに、新しい客層も掴めるアイデアを生み出すことが大事かと。まったくの野次馬根性ながら、歌舞伎の見事なまでの融和に比べ、そんなことを思う。温故知新。古きを訪ねて新しきを知る。言い換えれば、古いやり方を否定せず、更なるものを生み出す足がかりにする。人とて同じ。お年寄りを大事にせずに平和な未来は訪れないだろう。

「道頓堀 今井」の幕間弁当も美味でした

コメント
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