乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『梶原平三誉石切』 平成18年2月・歌舞伎座  幸四郎 芝雀 秀調 歌六 彦三郎

2014年07月11日 | TVで 歌舞伎・能楽
  (イラン)



 『梶原平三誉石切』平成18年2月・歌舞伎座  幸四郎 芝雀 秀調 歌六 彦三郎




 何度見ても面白さが増す平成18年2月 松本幸四郎さん 中村芝雀さん 片岡愛之助さん 坂東亀寿さん 澤村由次郎さん 大谷桂三さん 尾上松也さん 坂東薪車さん 坂東秀調さん 中村歌六さん 坂東彦三郎さん出演 歌舞伎座の『梶原平三誉石切』
 今回は録画し(ていただき)ながら見ました。

 一つ一つに切れのある決めの幸四郎さんのかっこよさ。まるで浮世絵のようなお顔をなさる。
 歌六さんの、斬られてないと知った時の安堵感とと刀を見た瞬間の無念さ。すごいわと見入ってしまう。
 芝雀さんさんの気持ちのよい抑揚。
 秀調さんの酒づくしの面白さ。
 好きな演目の一つ『梶原平三誉石切』を見て、今日も満足するわたくしでした^^




 データーは衛生劇場
本編尺:78分
製作年:2006年
出演:松本幸四郎 中村芝雀 片岡愛之助 坂東亀寿 澤村由次郎 大谷桂三 尾上松也 坂東薪車 坂東秀調 中村歌六 坂東彦三郎

源氏ゆかりの青貝師(螺鈿細工師)六郎太夫は、娘の許嫁の源氏の武士に金を用立てるため、家伝の刀を平家の侍大庭三郎に買い上げてもらおうと、大庭のもとへやってくる。大庭は居合わせた梶原に刀の目利きを頼むが、さらに一度に二人の人間の胴を切ることができるので「二つ胴」の異名をとる刀ゆえ、試し切りを要求。そこで死罪の罪人が引き出されるがあいにく一人だけ。そこで六郎太夫は自分が試し切りに加わると申し出る。切り手は梶原。さてさて…。梶原平三景時は源氏の重臣として知られるが、一時は平家に仕えていたという。この作品は、梶原がその当時もひそかに源氏に心を寄せていたというエピソードとして描かれる。

(2006年/平成18年2月・歌舞伎座)








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庭の整理をしていたら ヤマボウシの枝にコアシナガバチの巣を見つけたので、一瞬 倒れそうに怖かった。

2014年07月11日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 庭の整理をしていたら ヤマボウシの枝にコアシナガバチの巣を見つけたので、一瞬 倒れそうに怖かった。






 木の葉が伸び、密度を増すので定期的に剪定をする。
 雑草がはびこってくるので、こちらもむしったりきってかき集める。
 来期の花を…と言っていると、色々な虫が発生する場合があるので、年に何度かの剪定は欠かせない。

 7月になってフキやシャガを減らし、シダを一旦刈る。
 ヤマボウシやブラシの木やトキワマンサクやナンテンや梅の木も風通しを良くしてあげた。
 来春の梅の花見は期待できなくなったが、元気そうな表情を見せた。
 ゴミ袋にして四個。
 相当量の刈り込みと雑草抜きと植物整理を行った。
 それにしても、毎回毎回なぜこんなに無駄な枝葉や雑草が伸びてくるのでしょうか…。
 これでもまだ、地下にはびこった笹は抜いてないし、とある植物の株分けと植え替えはできてないし、やるべき事が多くて時間が足りない^^

 5月には何ともなかったのに、白いガクが終わり、花が咲き実が目立ち始めた現在、ヤマボウシの枝に小さな蜂の巣ができていた。
 蜂は数匹。蜂の巣の入り口はいいろのような妙な色。それもそのはず、蜂が…☆
 蜂は足が長く適当にスマートな種類だったので、アシナガバチの様に思う。
 セグロアシナガバチか、キアシナガバチか、フタモンアシナガバチか、コアシナガバチか、キボシアシナガバチか、ヤマトアシナガバチか、レッドリストか、ヨーロッパアシナガバチかは知らないが、おそらくアシナガバチに間違いない事は確かだと思う。
 wikiで写真を見て、ヤマボウシにいたのはコアシナガバチでは無いだろうかと検討をつけた。
 突然コアシナガバチだと決めつけられ、蜂の巣まで奪われてしまった蜂にとって、屈辱の何者でもないかも知れない。

 だが、わたくしとて、蜂に刺されるのは嫌だ。
 剪定ばさみを持った両手をできるだけ遠くにかまえ、ヤマボウシの枝と格闘する。
 切り落とすや否や、蜂が数匹出てきた。
 だが、比翼のコースから逃げ外れたわたくしを追う蜂など一匹もおらず、助かった。
 蜂の巣の無くなったヤマボウシの枝に蜂が待機する。
 仕方が無いので、蜂・退散の儀(アースジェットなんとか)
 悪魔払いならず蜂払いをする。
 アシナガバチもしぶとく、ヤマボウシがダメとあらばキンモクセイの枝に身を寄せる。
 キンモクセイにも退散の儀の呪文をとなえる(?)と、アシナガバチはあっけらかんとした表情で、元気に旅立った。
 私は今日を持って、蜂は元気だゲンキンだと知る。

 でもねデモね☆
 突然巣を取っ払ってしまって、コアシナガバチさんたち、ごめんね!

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『祇園祭礼信仰記~金閣寺』雀右衛門 幸四郎 我當 信二郎(現・錦之助) 時蔵 田之助 菊五郎 2003年

2014年07月11日 | TVで 歌舞伎・能楽
   (イラン ケルマンシャーで  なるくラクダ)



 『祇園祭礼信仰記~金閣寺』


 中村雀右衛門さん 松本幸四郎さん 片岡我當さん 中村信二郎(現・錦之助)さん 中村時蔵さん 澤村田之助さん 尾上菊五郎さんといったわたくしの好きな役者さんばかりが出演されておられる、平成15年10月・歌舞伎座の『祇園祭礼信仰記~金閣寺』を見た。
 この舞台もテレビで何度も見てはうっとりとして、歌舞伎っていいなぁ~と感じている名舞台の一つ。
 松本幸四郎さんの衣装と鬘と見得がきれいすぎて、思わず「きゃぁ~」って言ってしまう大人げない私

 遠くから見ていても、幸四郎さん
 アップを見ても、幸四郎さん
 蔭だけでも、幸四郎さん
 こういう存在感の大きな役者さんって、歌舞伎役者の中には結構多くいらっしゃるのですが、幸四郎さんもそのお一人です。

 幸四郎さんと我當さんの見得の切り方は全く違います。
 そして我當さんの見得もカッコいいのです。
 我當さんの決めでも、思わず「きゃぁ~」って言ってしまう大人げない私です。

 時蔵さんが立ち役です。素敵です。
 端正なお顔立ちでで品のある背の高い時蔵さんは立ち役もカッコいいのです。

 菊五郎さんも2003年頃はお痩せになっておられました。
 菊五郎さんって、実はこういったお役柄の方がわたくしとしては惹かれてしまいます。

 田之助さんも出演されておりました。好きな役者さんです。
 田之助さんが出ておられますと、なんだか楽しい気分になります。

 この頃の中村信二郎(現・錦之助)さんは回りを見ながら、演じておられます。
 一生懸命に演じてこられ、現在のような立派な錦之助さんの舞台が見られるのだな、お芝居って面白いなと感じます。

 そしてそして
 今は亡き中村雀右衛門さん
 中村雀右衛門さんは今も生きておられるような気が致します。

 テレビでは今はもう見る事ができない役者さんたちの舞台を見る事ができます。
 今も生きておられるような気がする、いや、わたくしの中で永遠に生き続けるであろう役者さんは案外多いものです。
 古いから良い、新しいから良いではなく、良いものは良い☆好きなものは好き☆という言葉が適切かもしれません。
 好きな舞台や芝居は面白いと感じます。

 



本編尺:97分
製作年:2003年
出演:中村雀右衛門 松本幸四郎 片岡我當 中村信二郎(現・錦之助) 中村時蔵 澤村田之助 尾上菊五郎

絵の大家・雪舟が幼い日に木に縛り付けられ、こぼした涙と足で書いた鼠の姿が真に迫っていて周囲を驚かせたとの逸話を題材にした作品。「金閣寺」は雪舟の孫である雪姫の物語。

満開の桜の大樹に縛り付けられた美しい雪姫が、舞い散る花びらを集めて鼠を描くと、絵が本物の鼠となって縄をくいちぎり、鼠が姫の危機を救うという、歌舞伎らしい絵画美あふれた趣向の時代物だ。
この雪姫は、「十種香」の八重垣姫、「鎌倉三代記」の時姫とならぶ『歌舞伎三姫』の一つとして女方の至難の役とされている。雀右衛門の雪姫、幸四郎の大膳、時蔵の直信、田之助の慶寿院、菊五郎の東吉で。

(2003年/平成15年10月・歌舞伎座)












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