乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

テレビで歌舞伎: 『御摂勧進帳~色手綱恋の関札』『御摂勧進帳~芋洗い勧進帳』

2014-07-09 | TVで 歌舞伎・能楽
    (イランのタイル 加工)



 本日、テレビでま何度か見ている『御摂勧進帳~色手綱恋の関札』と『御摂勧進帳~芋洗い勧進帳』(観た順)を見た。
 昨日と一昨日は橋之助さんの『通し狂言 霧太郎天狗酒醼』があったのに、薮用があって見逃した。
 次回は7月23、24日。両日共に用事があるので、録画するべし☆

 今回も演目名の記録のみにて失礼申し上げます☆

 データーは全て衛生劇場公式HP
 





 『御摂勧進帳~色手綱恋の関札』

本編尺:53分
製作年:2012年
出演:尾上松緑 坂東亀三郎 中村梅枝 坂東亀寿 尾上菊之助

事触れが義経の恋の行方を占う道行の一幕。
「御摂勧進帳」は「義経記」の世界を大胆かつ奇抜な趣向で描き上げた大作で、その中から「色手綱恋の関札」の一幕をご覧いただく。

都を落ち行く義経は、道中で美しい女馬士に出会う。そこへやって来た鹿島の事触れが二人の恋仲を占い、皆が恋する嬉しさを踊る。実はこの男こそ義経の家臣お厩(うまや)の喜三太、また女馬士は義経の幼馴染の忍の前だった。義経は忍の前に代わって馬士になりすまし、奥州平泉へ落ちて行くのだった。お厩の喜三太に松緑、稲毛入道に亀三郎、忍の前に梅枝、源義経に菊之助で。

(2012年/平成24年12月・新橋演舞場)



 『御摂勧進帳~芋洗い勧進帳』

本編尺:57分
製作年:2012年
出演:坂東三津五郎 尾上菊之助 坂東亀寿 澤村宗之助 中村萬太郎 尾上右近 大谷廣太郎 松本錦吾 市川團蔵 尾上菊五郎

古風で大らかな味わいが魅力の、奇想天外なもうひとつの“勧進帳”。
「御摂勧進帳」は「義経記」の世界を大胆かつ奇抜な趣向で描き上げた大作で、その中から「芋洗い勧進帳」の一幕をご覧いただく。

山伏に姿を変えた義経一行は、安宅の関で富樫左衛門の詮議を受ける。武蔵坊弁慶が調べに答え勧進帳を読み上げるが、義経が疑われるのであえて主君を打ち据える。富樫は義経一行と知りながらも、弁慶の苦衷に心打たれ関の通過を許した。弁慶はなおも留められ縄を掛けられてしまうが、やがて縄をひきちぎり、番卒たちの首を天水桶に投げ込むと、金剛杖で芋を洗うように掻き回すのだった。
三津五郎の武蔵坊弁慶、菊之助の源義経、團蔵の斎藤次祐家、菊五郎の富樫左衛門で。

(2012年/平成24年12月・新橋演舞場)






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88:膝栗毛文芸集成『東海道中膝栗毛』、御頼堂分庫旧蔵本「仁勢物語」、『座敷芸忠臣蔵』『鳥辺山調綫』他

2014-07-09 | 十返舎一九


   88: 膝栗毛文芸集成『東海道中膝栗毛』、御頼堂分庫旧蔵本「仁勢物語」、江戸戯作文庫『座敷芸忠臣蔵』、『鳥辺山調綫』他 途中


 只今 数冊以上の本を併読中。
 なかなか先に進まず見通しの利かない本読みと相成っておりまする。
 あまりにも本の記録が進んでおりませんので途中報告がてら、その一例を^^;;記録致しまする。






 随分前から読んでいる『東海道中膝栗毛』 「発端」終わり、「初編」の途中
   二冊  岩波古典文学大系 赤
       膝栗毛文芸集成  第一巻  
 


「伊勢物語」と比較しながら岩波古典文学大系で読んだ「仁勢物語」
 今回は 御頼堂分庫旧蔵本「仁勢物語」
 
 
 江戸戯作文庫『座敷芸忠臣蔵』
 舞台を思い浮かべ、『名作歌舞伎全集』第二巻と比較し面白みを味わいながら読む
 


『鳥辺山調綫』(鳥辺山しらべのいとひき) 新岩波古典文学大系 緑  (図 印影も含む)
『名作歌舞伎全集』からあれこれの演目
『観世流謡曲百番集』『観世流謡曲続百番集』からあれこれの演目

 












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徒然 二度見るよ☆ 松竹座『七月大歌舞伎 夜の部』はとても満足したので、再度 予約したよ☆

2014-07-09 | 舞台・音楽 雑感メモ



 大阪松竹座
 関西・歌舞伎を愛する会 第二十三回
 七月大歌舞伎

   

 先日、関西・歌舞伎を愛する会 第二十三回 七月大歌舞伎の夜の部を楽しんだ。
 好きな演目。好きな役者さんたち。
 全ての役者さんたちが力を出し、おもしろおかしく、しめるところはしめられた満足感の大きい舞台の数々であった。

 七月大歌舞伎夜の部に満足した家族が
「今回は満足したよ。もう一度、いっしょに観てもいいよ。」
と、珍しい事を言う。
 終演後、酒を交わしながらの願っても夫の無い申し出に、うなずく。

 帰宅後すぐに伎の夜の席を探す。
 幸運な事に、今頃になって、一階○列の空席を見つける事ができた。
 席を押さえ、彼と相談の上、予約した。

 今月は家族と一緒に七月大歌舞伎の昼の部と夜の部を見る事ができる。
 場合によってはそれまでに目当ての演目を幕見で見る事も可能であろう。
 今月は通いたくなる演目と役者さんたちだ。

 それにしても、今年はついている。
 その月は来年の中村翫雀改め四代目 中村鴈治郎襲名披露「一月 壽初春大歌舞伎」「二月 大歌舞伎」といった福が舞い込む。
 いよいよ運が良くなってきた。
 

 

 七月大歌舞伎夜の部の感想は後日記録したいと思います。
 
    
 






平成26年7月3日(木)~27日(日)


夜の部

伊賀越道中双六
一、沼津(ぬまづ)
   
呉服屋十兵衛 藤十郎
お米 扇 雀
池添孫八 進之介
雲助平作 翫 雀

二、新古演劇十種の内 身替座禅
   
山蔭右京 仁左衛門
太郎冠者 橋之助
侍女千枝 梅 枝
同 小枝 児太郎
奥方玉の井 翫 雀

三、真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)
豊志賀の死
   
豊志賀 時 蔵
お久 梅 枝
噺家さん蝶 萬太郎
伊東春海 橘三郎
勘蔵 竹三郎
新吉 菊之助

四、女伊達(おんなだて)
   
女伊達木崎のお秀 孝太郎
男伊達淀川の千蔵 萬太郎
同  中之島鳴平 国 生












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中村翫雀改め 四代目 中村鴈治郎襲名披露  平成二十七年「一月 壽初春大歌舞伎」「二月 大歌舞伎」 

2014-07-09 | 舞台・音楽 雑感メモ



     


 中村翫雀改め
 四代目 中村鴈治郎襲名披露


     平成二十七年一月 壽初春大歌舞伎
           二月 大 歌 舞 伎



                大阪松竹座


     


 以前にもこのブログに書きましたが、今一度、
    翫雀さん、四代目 中村鴈治郎襲名 おめでとうございます。
 
    「四代目中村鴈治郎 襲名披露を発表」 翫雀さん、おめでとうございます。   4/18


 今月の七月大歌舞伎(夜の部…昼の部は後日を予定しています)は素晴らしいし、平成二十七年一月 壽初春大歌舞伎 & 二月大歌舞伎の中村鴈治郎襲名披露への期待は大きいよ^^
 翫雀さん、気品があって楽しくって知性的で男前でやる時はしっかり決めて下さる役者さんなので、この方の襲名披露なら二ヶ月昼夜行かせて頂きたいです。
 翫雀さん、関西に歌舞伎をありがとうございます☆本当にありがとうございます☆心からお礼申しあげたいと思います。
 わたくしが高校一年の頃のこと。南座で拝見させて頂いた二代目鴈治郎さん、後ろ向きに座られ、肩を落としておられました。
 その肩の表情で、その場の心情をあらわされている、舞台で大きく見える、そのような役者さんでした事を覚えています。

 まだ歌舞伎美人には公表されてない平成二十七年一月 壽初春大歌舞伎 & 二月大歌舞伎の中村鴈治郎襲名披露のチラシを頂戴すると、幸せ館は絶好調に達し、十代から歌舞伎を見続けていて良かったなと感じます。

 

     





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