乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『丹下左膳 こけ猿の壺』1954年 大映 監督:三隅研次 大河内傳次郎 高峰三枝子

2013-12-13 | 映画

    (イラン
     ペルセポリスの左側のところ。
     壊れた柱みたいなのが色々横たわっていたのですが、数年前、立ち入り禁止になってしまいました。
     丁寧に見ていくと、崖に小さな二重の四角(長方形)が掘られていたり、なんだか不思議な場所でした。
     わたくしが一人で見て回っています間、ずっと警官が見張って下さってました。
     監視されているとはいえ、わたくしにとってはガードマンのようでした。
     警官に尋ねてみますと、policeman曰く、
    「イェス☆ここもペルセpoliceだよ…^^;;」 お見苦しい点は、お許しを願います



   


  『丹下左膳 こけ猿の壺』

監督:三隅研次
原作:林不忘
脚本:衣笠貞之助
出演:大河内傳次郎 高峰三枝子 三田登喜子 坂東好太郎 柳永二郎 蔵方しげる 橘公子
1954年
大映
87分
モノクロ

 

 わお!!!
 大映の映画やわぁ^^v

 

 近年知った映画『鞍馬天狗』(嵐寛寿郎さん)の 決め台詞と 裾さばきがとっても素敵だった^^
 なので、胸を膨らませて大河内傳次郎さんの『丹下左膳 こけ猿の壺』を見てみた……。

 台詞が全て同じ調子に思えた。
 知人に尋ねてみると、「大河内傳次郎節と言われたらしい…?」と教えて頂いた。
 
 当時はたいへん人気のあった大河内傳次郎さんの『丹下左膳』
 カッコ良かったのだろうなと頭で思い描き、想像した。

 後でウィキペディアで調べてみたら、なな!なんと☆
 伊藤大輔監督『忠次旅日記』出演だったらしい☆

 出演者の女性の皆さんが皆さん美しかった。
 まぁ、そんな感じでございました^^
 
 

 みなさま
 いつも見て下さいまして、ありがとうございます☆
 感謝感謝でございます☆



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『ワンドゥギ』韓国映画 監督:イ・ハン 原作:キム・リョリョン 2011年  8☆/10

2013-12-13 | 映画
(東大寺大仏池   奈良 2013年11月)  



  『ワンドゥギ』韓国映画 8/10



 映画『ワンドゥギ』を観る。
 映画の文法に従ってつくられ、観客を満足させて終わる。
 個性的役作りに徹した演技派の俳優を多く起用。
 安心して観ていられる。

 筋書きの展開も良い。

 キックボクシングの
     KO 負け

 このKO負けが有る意味一種の「 通過儀礼 」の役目を果たし、話は一転する。
 従って、この場面が非常に重要では無いでしょうか。
 見事な脚本だとわたくしは思う。



監督:イ・ハン
原作:キム・リョリョン
出演:ユ・アイン キム・ユンソク パク・スヨン イ・ジャスミン キム・サンホ キム・ヨンジェ パク・ヒョジュ カン・ビョル
2011年
108分
カラー
夢も希望もない高校生と荒くれ教師との不器用な交流を描くヒューマンドラマ


 


 みなさま
 拙ブログにお越しいただき、ありがとうございます☆
 今日も楽しい時間をつなぎ合わせて下さいますように…

 雪国のみなさま、
 たいへんな季節に入って参りました。
 お身体、どうぞご自愛下さいませ




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『~忠臣蔵関連作品~元禄忠臣蔵~仙石屋敷』 2009年・歌舞伎座 真山青果 /『鶴寿千歳』 2006年 歌舞伎座

2013-12-13 | TVで 歌舞伎・能楽


 特選歌舞伎『~忠臣蔵関連作品~元禄忠臣蔵~仙石屋敷』
  仁左衛門 彌十郎 染五郎 高麗蔵 男女蔵 亀鶴 巳之助 錦吾 由次郎 市蔵 右之助 家橘 梅玉
 特選歌舞伎『鶴寿千歳』
  梅玉 時蔵




 特選歌舞伎 『~忠臣蔵関連作品~元禄忠臣蔵~仙石屋敷』

出演:片岡仁左衛門 坂東彌十郎 市川染五郎 市川高麗蔵 市川男女蔵 中村亀鶴 坂東巳之助 松本錦吾 澤村由次郎 片岡市蔵 市川右之助 市村家橘 中村梅玉
2009年
82分
カラー
11月に引き続き12月は忠臣蔵関連作品を特集。 本懐を遂げた大石内蔵助は、吉田忠左衛門、磯貝十郎左衛門らに口上書を持たせて仙石伯耆守の屋敷へ向かわせる。伯耆守は忠左衛門たちに仇討ちの仔細を尋ね、聞き取り書きを記すと、幕閣にこれを知らすべく登城する。その日の夜、仙石屋敷に内蔵助を始めとした赤穂浪士が集い、伯耆守の尋問に答えていく。やがて浪士たちは諸家へお預けとなり、伯耆守は内蔵助の働きを褒め称えて、これを見送るのだった。仙石伯耆守の詰め開きから、思慮深い内蔵助の姿を描き出す名篇。仁左衛門の大石内蔵助、彌十郎の吉田忠左衛門、染五郎の磯貝十郎左衛門、梅玉の仙石伯耆守で。(2009年/平成21年3月・歌舞伎座)



 特選歌舞伎 『~忠臣蔵関連作品~元禄忠臣蔵~仙石屋敷』を見る。
 もうしっかりと十二月なのね。
 そして毎年毎年何の疑問も持たずに恒例となり、あきもせで、忠臣蔵や元禄忠臣蔵を拝見させて頂いております。

 梅玉演じる仙石伯耆守能登の質問に堂々と答える15歳の大石主税の受け答えを親心として心配したり安堵する、大石内蔵助(仁左衛門さまの表現がすばらしい! こんなの、かぶり付き と 二階席の前列真正面 と 三階席複数通いの全部で見たいわ!!!)。
 目力からや身体表現のリアルさは見事。 
 こちらまで蔵之介の気持ちが伝わり、しばらくすると大石内蔵助になりきり、涙を流していた。

 仙石伯耆守能登曰く
「300人も超えていたが…今では……」

 大石内蔵助、絞り出すような声で、
「一人減り、ふたり減り、一ヶ月二ヶ月と立つ内にだんだん…。親があり子がおり、妻がいる…、それが人というものでしょう。」

    松嶋屋!

 流石、やはり仁左衛門さま。
 出てこられるだけで後光がさして華やぐが、演じて下さると、それは見事で美しい。
 力強い噛み締めたような美しき涙!

      仁左衛門様、早く良くなられますように!


『~忠臣蔵関連作品~元禄忠臣蔵~仙石屋敷』は何度も見ているけれど、暮れの寒い日、まさに雪が降りそうな夜に見たい演目のひとつだなぁ。


  


 特選歌舞伎『鶴寿千歳』

出演:中村梅玉 中村時蔵
2006年
16分
カラー
天から舞い降りた二羽の鶴が舞う。初春の幕開きを飾るにふさわしい格調高い筝曲の御祝儀舞踊。 甲州鶴峠の山中。そこへ番(つがい)の鶴が現れて、万歳楽を奏でて舞い始める。純白の小袖に、緋色の長袴。鶴の姿を連想させる平安調の衣裳が美しく、雅で清々しい趣きの舞台。作品の外題は「鶴は千年の齢を保つ」という伝説によるもので、その長寿を祝福して二羽の鶴が目出度く舞い納める。(2006年/平成18年1月・歌舞伎座)


 品よく何もかもがおうつくしい『鶴寿千歳』は、新年目出たく縁起が良く新春に素晴らしい舞踊だなと痛感した。






 みなさま、
 いつもお越し下さいまして、乱鳥心より感謝感謝でございます。
 昨日は454人の方にご来場いただいておりました。
 毎日たくさんのみなさまに見て頂き、本当にありがとうございます。

 2013.12.11(水) 2543 PV 454 IP 1505 位 / 1962813ブログ




 データーは全て衛生劇場様より拝借させて頂きました。

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