乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『てんやわんや』監督:渋谷実 原作:獅子文六 1950年 97分 モノクロ 9★

2012年08月17日 | 映画



  『てんやわんや』


 9★/10



監督:渋谷実
原作:獅子文六
脚本:斎藤良輔 荒田正男
出演:佐野周二 淡島千景 桂木洋子 志村喬 藤原釜足 薄田研二
1950年
松竹
97分
モノクロ
敗戦後の世相を鋭く、ユーモラスに批判した風刺喜劇。 宝塚歌劇団出身である淡島千景の映画デビュー作(ブルーリボン賞主演女優賞) 気の弱い会社員・犬丸順吉は、ある日、社長の紹介状を渡され四国行きを命ぜられる。不審に思いながらも順吉は四国へ渡るが、なんと、そこでは四国独立運動が起こっていた・・・。



 先日見た映画の原作『女の一生』と同様、十代前半で読んだ『てんやわんや』を映画で見る。

 昔の映画って喜劇仕立ててこんな風に世の中をあらわせる映画が多かったんだねと感心する。

 その土地の風習などもてんこもりで、少し民俗学に興味のあるわたしには息つく暇もない。

 この映画は面白かったし、世の中や人びとや地域の表し方が好きだったな。

 わたしは生まれるずいぶん前の映画なんだけど、現在にも通じる部分があって、はっとさせられたよ。

 名前は知らないけれど、うまい役者さんたちがいっぱいだったよ☆


 きゃははは は

 ホントに『てんやわんや』だったよ…

 この映画は好きだな☆


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『義経千本桜~渡海屋・大物浦』2008年

2012年08月17日 | TVで 歌舞伎・能楽



  『義経千本桜~渡海屋・大物浦』

 衛星劇場HPより ▼

市川海老蔵 
大谷友右衛門 
河原崎権十郎
市川男女蔵 
坂東亀寿 
中村亀鶴 
尾上松也 
片岡市蔵 
市川團蔵 
中村魁春


2008年(全3話)
116分
カラー
能の「船弁慶」を題材とし、滅びたはずの平知盛が源氏への復讐を企むという大胆かつミステリアスな物語。「船弁慶」では知盛は亡霊として登場するが、本作は実は生きていた知盛が幽霊に扮して壇ノ浦の合戦を再現するという巧妙な筋立てとなっている。海老蔵の平知盛、友右衛門の義経、團蔵の弁慶、魁春の典侍の局。 壇ノ浦で討ち死にしたはずの平知盛だが、実は生き延びて大物浦の船問屋で復讐の機会を窺っていた。安徳帝も乳母典侍局(すけのつぼね)に守られ三人は親子として暮らしている。そこ源義経一行が現れた。知盛はわざと嵐の海へ義経を誘い出し、自ら銀装束に身を固め平家の怨霊を装って義経を討とうとする。 (2008年/平成20年5月・歌舞伎座)



 七月松竹座のこと。吉右衛門さんで大満足した『義経千本桜』「渡海屋」「大物浦」を市川海老蔵さんで見ました。

 海老蔵さんが多くのみなさんに人気があることを納得いたしました…。



 片岡市蔵さんは節回しが好きで以前から好きな役者さんですが、今回もお上手でとても男前に見えました。

 市川團蔵さんの武蔵坊弁慶☆最後花道の見得が上品で迫力がありすご~~~く男前に感じました☆

 魁春さんの台詞も今回心地よく感じ、やっぱりいいなと思いました。

 他の役者さんも良かったです。



 河原崎権十郎さんも出ておられました(^^)v

 関係ない話しですが、悲しいことに、今月テレビであった三世河原崎権十郎さん出演の『伽羅先代萩~対決・刃傷』を録画し忘れてしまいました。

 以前テレビで見た舞台とはいえ、とっても悲しい思いです。

 

 ……でしたましたと、小学校一年生の作文授業のように書いてみましたマル
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