乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

レ・ミゼラブル  リーアム・ニーソン ジェフェリー・ラッシュ  ビクトル・ユーゴー作

2007年06月06日 | 映画

(写真は『渦巻論法』。はまりこんで、渦の中へ中へと引き込まれざるを得ない状況下におかれても、あるときふと抜け出せることがある。高校生の頃、安部公房全集を読み、ふと感じた『渦巻論法』が、この『レ・ミゼラブル』は具体的で写実的に当てはまる。いずれ児童書ではなく、原作も読んでみたい。) 

 

記録だけ 

   レ・ミゼラブル

 

 満足度 ★★★★★+★★★

 感動度 ★★★★★

 色彩 ★★★★★

 重厚さ ★★★★★

 時代性 ★★★★★

 お勧め度★★★★★

 

 

 原作 『レ・ミゼラブル』1862年刊

   ロマンティシズムと共和主義とが、主人公の博愛主義野なかに混然と融合した大作。

                               (ブリタニカ国際大百科事典引用 ) 

 著者 ビクトル・ユーゴー

 

 

 1998年 アメリカ・デンマーク 133分

 監督 ビレ・アウグスト

 

キャスト 

 リーアム・ニーソン    

 ジェフェリー・ラッシュ    

 ユマ・サーマン    

 クレア・デインズ

 

 

 良かった。大変満足させられる映画の一つ。

 楽しめる家、質も良く、もう一度みてみたいと思わせる作品だ。

 

 当時のフランスの時代背景をさらりと描く中、人間本来の生き様や信念、愛、善、信仰 そして葛藤などをも巧み且つ見事に描き上げた秀作の一つ。

 

 観ながら、ことあるごとに、

『ああ、無情・・・』

と内心つぶやく私。

 

 観終わったあと、家族は『レ・ミゼラブル』三冊と児童書を読んだとのことで、

「懐かしい、懐かしい・・・」

と連発。

 私は児童書を読んだことはあるが、前半に力が入ったもので、今回の映画は後半部分が真新しく感じた。はたまた、後半を忘れていたのだろうか・・・

 いずれにせよ、私にとってはとても好きな映画の一つでした。

 

 

コメント (4)
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