(記録だけ)
ルパン
満足度 ★★★★★
楽しめ度 ★★★★★
色彩美 ★★★★★+おまけ★★★
画面の構成 ★★★★★
話の展開 ★★★★★
時代性(衣装や景色、室内装飾) ★★★★★
お勧め度 ★★★☆☆
フランス・イタリア・スペイン・イギリス合作
原作 モーリス・ルブラン
監督 ジャン・ポール・サロメ
キャスト
ロマン・デュリス
ルパンのイメージにぴったり
クリスティン・スコット・トーマス
美しい…
幼い頃、多少なりとも手にした『怪盗ルパン』シリーズ。
モーリス・ルブランだなんて、なんて懐かしいこと…
中・高生から現在に至るまでかなりの『ルパン三世』好きの私。
案の定 子どもが、
「先日の映画って、『ルパン三世』じゃなかったの?」
と、とぼけた声で質問してきたので、ここぞとばかり、
「色彩の美しい、普通の映画よ。」
な~んて、知ったかぶりをしたが、実際にはこんなに素晴らしい映画とは、想像もしていなかったんだ。
画面の1コマ1コマがまるで油の名画を見ているようで美しい。
映画を観ていると、何となく居心地が良くて、落ち着いた気分。
映画全体が品良く、重厚な雰囲気を漂わせている。
まるで美術館か図書館にいるようなリラックス度を味わうことができる。
この映画を観て、私の大好きなジェラール・フィリップの映画を、可能な限り、ねこぞぎ観てみたくなった。録画済みの何度も観た彼の映画を、近日中に見てみたいものだ…
この作品はルパン生誕100周年記念映画とのこと。
最後の実子に対する思いやる行動は見所…でも、あらすじはあえて省かせていただきましょう…