As good as it gets 恋愛小説家
満足度 ★★★☆☆
楽しめ度 ★★★★★
話の展開 ★★★★☆
(ある意味)ニコルソン度 ★★★★★
ヘレン・ハントの美しさ ★★★★★
犬 ★★★★★
アメリカ 1999年
キャスト
ジャック・ニコルソン
ヘレン・ハント
グレッグ・キニア
モップのような小さなわんちゃん(犬)
強迫神経症で皮肉屋、頑固な性格の(恋愛)小説家は実生活では他人とうまく付き合えない。
そんな固執した彼が、行きつけレストランのウェイトレスを好きになるが、同表現すればよいかわからない。
彼女や隣人の画家の飼い犬などを通じて、次第に 無意識に自分で縛り上げてきた決まりごと(強迫観念)から自分を解いていく。
彼だけではなく、彼女や隣人の画家に関しても、心のどこかで空虚感を感じ、完璧な自分を見出せないジレンマに陥る。
全ての人間の寂しさを、この映画は描く。
人間の寂しさを受け止める、モップのような小さなわんちゃん(犬)
人は犬に癒され、恋に心を開き、人間と友情関係を持って、満たされる。
ニコルソン(偏屈で嫌なタイプ)とヘレン・ハント(とげとげしく、疑心暗鬼に満ちた視線)の初めの表情から、時を経てだんだんと キュートで和らいだ顔に変化させる演技力に 見入ってしまった。
グレッグ・キニアの細やかな表現にも注目。
モップのような小さなわんちゃん(犬)の演技力には拍手を送りたい。
それにしても・・・
原題 『As good as it gets』が ピンで『恋愛小説家』っていうタイトルになるのだな・・・