乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

恋愛小説家  As good as it gets  ジャック・ニコルソン ヘレン・ハント 

2007-06-21 | 映画

 

 As good as it gets 恋愛小説家

 

 満足度 ★★★☆☆

 楽しめ度 ★★★★★

 話の展開 ★★★★☆

 (ある意味)ニコルソン度 ★★★★★

 ヘレン・ハントの美しさ ★★★★★

 犬 ★★★★★

 

 アメリカ 1999年  

 

 キャスト

 ジャック・ニコルソン

 ヘレン・ハント

 グレッグ・キニア

 モップのような小さなわんちゃん(犬)

 

 

 強迫神経症で皮肉屋、頑固な性格の(恋愛)小説家は実生活では他人とうまく付き合えない。

 そんな固執した彼が、行きつけレストランのウェイトレスを好きになるが、同表現すればよいかわからない。

 彼女や隣人の画家の飼い犬などを通じて、次第に 無意識に自分で縛り上げてきた決まりごと(強迫観念)から自分を解いていく。

 彼だけではなく、彼女や隣人の画家に関しても、心のどこかで空虚感を感じ、完璧な自分を見出せないジレンマに陥る。

 全ての人間の寂しさを、この映画は描く。

 人間の寂しさを受け止める、モップのような小さなわんちゃん(犬)

 

 人は犬に癒され、恋に心を開き、人間と友情関係を持って、満たされる。

 ニコルソン(偏屈で嫌なタイプ)とヘレン・ハント(とげとげしく、疑心暗鬼に満ちた視線)の初めの表情から、時を経てだんだんと キュートで和らいだ顔に変化させる演技力に 見入ってしまった。

 グレッグ・キニアの細やかな表現にも注目。

 モップのような小さなわんちゃん(犬)の演技力には拍手を送りたい。

 

 それにしても・・・

 原題 『As good as it gets』が ピンで『恋愛小説家』っていうタイトルになるのだな・・・

 

 

コメント (6)
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