中学のころ、俳句を読む授業があった。私は一生懸命、学校帰りに考えて、「なり」だの「たり」だのを使って、こいのぼりの句を作った。授業で、国語教師が選んだ秀句は拍子抜けするような、子供の独り言のような句だった。私のプライドは大きく傷ついた。国語では何があろうと我が一番と思い上がっておりましたから。でも、落ち着いて我が句を見れば、ひねくり回しているうちに、中身のない空々しいものがそこにあった。それ以来、私は、ずうっと、句も歌も作っていない。そんな私が歌をつくってみようと思ったのは、かささぎさんのブログを拝見するようになってからだ。歌で書かれた記事に返しの歌を詠んでみたいという気持ちが素直に湧き上がってきた。コメント欄に自作を投稿してみた。うまく作らねばという気持ちを脱いでみた。
そんなわけで、宣言してみたい。少しずつ、歌を詠もうと。
逃げ惑い 振り返り見る 楼閣は バベルの塔か 富める国びと
正義という 名に押し込めて ひたすらに おさなき命 貧しき民びと
天上の 黄泉つ国の わたつみの いづこよりくる こゑの悦楽
懐中の言葉一つを頼りにし 果ては知らねどこの道を行く
暴風に晒されなおも香を放つその小さき草に導かれ行く
有中の無 無中の有と説く(梳く）神(髪)の 無より始まる 美もありて好し
花火咲く下で いま 手を つないでる
はぐるれば 二度と会えぬか 夏祭り
幼き人 産毛光りて 夏が来た
これらは、今まで自他のブログコメント欄に詠んだ句・歌です。宣言記念に おいておきたいと思います。
そんなわけで、宣言してみたい。少しずつ、歌を詠もうと。
逃げ惑い 振り返り見る 楼閣は バベルの塔か 富める国びと
正義という 名に押し込めて ひたすらに おさなき命 貧しき民びと
天上の 黄泉つ国の わたつみの いづこよりくる こゑの悦楽
懐中の言葉一つを頼りにし 果ては知らねどこの道を行く
暴風に晒されなおも香を放つその小さき草に導かれ行く
有中の無 無中の有と説く(梳く）神(髪)の 無より始まる 美もありて好し
花火咲く下で いま 手を つないでる
はぐるれば 二度と会えぬか 夏祭り
幼き人 産毛光りて 夏が来た
これらは、今まで自他のブログコメント欄に詠んだ句・歌です。宣言記念に おいておきたいと思います。
こんなにすらすら最初から歌や俳句が詠めるなんてすごいですね。
私なんか今ではささやかな短歌教室などやっておりますが、最初は自信なげにおそるおそる、という感じでした。
これを文語体に直したもの私の結社に出して下さい。今度お目にかかるとき、小型の歌集プレゼントします。
というわけで歌会のお誘いです。
どうぞいらしてくださいな。
>うまく作らねばという気持ちを脱いでみた。
「これ、これ、これなのよぉ！」と画面の前で興奮。
（ああごめんなさい、逃げないで。タダの変態なんで^^;）
あのね、芭蕉の「奥のほそ道」のなかの「立石寺」の段にのっていた歌。
あれは何度も書き換えられているんです。
でもね、でもね、うさとさん。
芭蕉がこの句に推敲を重ねていったその目的は、「よりよく"見せる"ため」じゃない。
「より、自分の感じたことに沿うように」改稿していったというのが多分、事実。
すごいや、やっぱりうさとさんは本物の文系人なんんだー…と感動。
（いなかったのよね大学には）
似非文系人からメッセージでした^^
ようこそ、いらっしゃいませ。
歌集も出版されているmatsubara様にそういっていただけると、本当にうれしいです。
文語ですか？
どこを、どう直せば、文語になるのでしょうか。どうぞ、ご教授くださいね。
うーん、どんな歌を作りましょうか。
準備を整え伺いますね。お待ちくださいね。
脱ぐことって、大事ですね。それに「脱ぐ」快感を知ると、だんだん、やみつきになります。ふふ。
芭蕉の推敲、蝉の句、ですね。
＞「より、自分の感じたことに沿うように」
一歩ずつ、「沿うように」歌えるように、作って行きたいと思います。
歌の命は、贈り、返すことかなっとも思っています。そんな世界に入って行きたいなって。
たまさん。
たまさんの投稿、十分、文系です。
って私は思って拝見してますよ。
タンカレイ ドライジン飲む うさとさん 単価知らされ 担架のお世話
すーーごい良い出来！！
けんちゃんのブログ歴の中で、
5本の指に入る傑作やし。
饒舌な言葉の裏に何思う 駄洒落王は今日も 一人わが道
世の中の 皆様に お詫びと釈明を 本とはいい奴 駄洒落の弟は
ってことか。