※これは、2006年11月18日04:18 に綴られた記事です。
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もう余力がなくなりつつあるけれど、
(というのは、この前に怒涛のように文章を書いたからだ)
とりあえず。今日、じいとふたりで、
どんだけハッピーに過ごしただけ、残しておきたい。
病院から帰ってきて、じい宅と我が家の中間点にあるカフェで待ち合わせ。
マイミクさんからリアル友へと変わっていく方や、
親しい友人、大切なお客様にお運びいただいたときに
わたしがいつも使う、そのお店で。
15分送れてやってきた、じい。
彼を一人で歩かせるのは心配だったけれど、
誰かをこうやって待っている時間がわたしは大好きだ。
そしてやっと会えたじい。
数日会えなかっただけなのに、本当にうれしくて。
じいとぎゅっと手を握り合う。
じいは、足の悪い私を、さりげなくエスコートしようと
自分も少し足が悪いのに、がんばってくれる。
じいはどこまでも、「正しい男性」なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/97/1a177c5f5217e6a6cd0c244ff7dede86.jpg)
そんなじいと、ゆったり話しながら食べたら、お皿はからっぽ!
そして、色々なことを話す。
大阪行きのことやら、進路のことやら、色々。
じいはただこういった。
「お前さんのやることは、おじいさんは信頼している。
おばあさんと過ごすようにね。
のびのびと やりなさい。 お前ならできる。」
そしてわたしたちは、色んな話をした後、
ツリーの前で写真を撮った。
だって、来年があるかどうかなんてわからない。
それはお互いに、わかっていることだから。
やっと、じいと、ふたりきりで、デートを楽しめる
そんなところまで 来れたんだ
好きだよ、じい。 って遠慮なく言える
そんな間柄に。
食事のあと、お店の中のツリーの前で、
携帯カメラで写真を撮ってもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/7c/1557398965a859b6e7aacf4cf20037bc.jpg)
最初はちょっとだけ照れていた、じい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/0e/5c6099b8401f4d884cf6f9930a5d457a.jpg)
だけど、こそばゆそうに、とってもうれしそうにじいは笑った。
そしてわたしも、とても幸せだった。
だから、いつもどおり、じいにチュウをした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/92/6de06b8ae94292857084beb9a90c598c.jpg)
目をとじて、リラックスしてくれているのが肌から伝わる。
いとしいいとしい、じいたん。
わたしの、祖父。
祖父だけど
気難しいしへそ曲がりだし理屈っぽいし
わが道を突っ走るし 年寄りの冷や水なんて解さないし
だけど
ここというところでは、必ず、優しさを発揮してくれる。
言葉でも、言葉ではない部分でも。
じいは、言葉で表現することを全く怖れないひと。
あの時代に、妻に短大の先生を、70さいまでさせていた人。
本当に、自由で繊細で優しいひと。
介護でうとうとしている私に、黙って毛布をかけてくれる人。
わたしはわたしで、気づかないふりをしながらこっそり泣いたりして。
ああ、どうかかみさま、来年も
じいとクリスマスを過ごせますように!
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もう余力がなくなりつつあるけれど、
(というのは、この前に怒涛のように文章を書いたからだ)
とりあえず。今日、じいとふたりで、
どんだけハッピーに過ごしただけ、残しておきたい。
病院から帰ってきて、じい宅と我が家の中間点にあるカフェで待ち合わせ。
マイミクさんからリアル友へと変わっていく方や、
親しい友人、大切なお客様にお運びいただいたときに
わたしがいつも使う、そのお店で。
15分送れてやってきた、じい。
彼を一人で歩かせるのは心配だったけれど、
誰かをこうやって待っている時間がわたしは大好きだ。
そしてやっと会えたじい。
数日会えなかっただけなのに、本当にうれしくて。
じいとぎゅっと手を握り合う。
じいは、足の悪い私を、さりげなくエスコートしようと
自分も少し足が悪いのに、がんばってくれる。
じいはどこまでも、「正しい男性」なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/97/1a177c5f5217e6a6cd0c244ff7dede86.jpg)
そんなじいと、ゆったり話しながら食べたら、お皿はからっぽ!
そして、色々なことを話す。
大阪行きのことやら、進路のことやら、色々。
じいはただこういった。
「お前さんのやることは、おじいさんは信頼している。
おばあさんと過ごすようにね。
のびのびと やりなさい。 お前ならできる。」
そしてわたしたちは、色んな話をした後、
ツリーの前で写真を撮った。
だって、来年があるかどうかなんてわからない。
それはお互いに、わかっていることだから。
やっと、じいと、ふたりきりで、デートを楽しめる
そんなところまで 来れたんだ
好きだよ、じい。 って遠慮なく言える
そんな間柄に。
食事のあと、お店の中のツリーの前で、
携帯カメラで写真を撮ってもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/7c/1557398965a859b6e7aacf4cf20037bc.jpg)
最初はちょっとだけ照れていた、じい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/0e/5c6099b8401f4d884cf6f9930a5d457a.jpg)
だけど、こそばゆそうに、とってもうれしそうにじいは笑った。
そしてわたしも、とても幸せだった。
だから、いつもどおり、じいにチュウをした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/92/6de06b8ae94292857084beb9a90c598c.jpg)
目をとじて、リラックスしてくれているのが肌から伝わる。
いとしいいとしい、じいたん。
わたしの、祖父。
祖父だけど
気難しいしへそ曲がりだし理屈っぽいし
わが道を突っ走るし 年寄りの冷や水なんて解さないし
だけど
ここというところでは、必ず、優しさを発揮してくれる。
言葉でも、言葉ではない部分でも。
じいは、言葉で表現することを全く怖れないひと。
あの時代に、妻に短大の先生を、70さいまでさせていた人。
本当に、自由で繊細で優しいひと。
介護でうとうとしている私に、黙って毛布をかけてくれる人。
わたしはわたしで、気づかないふりをしながらこっそり泣いたりして。
ああ、どうかかみさま、来年も
じいとクリスマスを過ごせますように!