日々是好日?かささぎなくらし

筑紫平野→新潟平野→関東平野と旅を続けるかささぎが,「よく暮らす」に焦点を当てて 鳴いてみる。らしい。

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white day

2008-03-14 14:03:08 | おもうこと(コトバ)
かいてかいてかきまくり
かいてかいてかきなぐる

なきながら
くちびるをかみしめながら
かけないとさけび

まだまだかきたいのにかけないのがくやしいとなきながら
かいてはけしかいてはけし

うたってうたってうたいまくり
うたってうたってうたいすてる

いかりながら
あたまをかきむしりながら
うたえないとつぶやき

まだまだうたいたいのにうたえないのがくるしいといかりながら
うたってはやめうたってはやめ


あたまのなかですべてがはれつしていて
ことばたちがもどかしくて
おもいがかたちどられずに
からだがついてきてくれなくて


それでも
どうぞわたしのゆびよくちびるよ
すこしでもうごきつづけてくれますように


どうか
いつまでも

かけますように
うたえますように


20080314 白の日に
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日記と私信(いずれ削除予定)

2008-01-11 11:11:11 | おもうこと(生活)
夏に自家用車で全ての荷を運んで、ひーこらやっとこさ転居した。
同じ区内だからできる技なのだが、自ら荷を積めた幾つもの段ボールを、車に押し込め新居に運び入れ使う物から荷を解く作業が、赤児と一緒ではなかなか苦痛であった。
なのに。
丁度その直前頃からPCが絶不調の上、時間的にも精神的にもゆとりのない暮らしに追われ、今でも到底恥ずかしくて言えぬ不義理をやらかしていたのではないかと思う。
本当に、申し訳ありませんでした。


書けない、読めないのはつらい。正直なところかなりつらかった。

そのつらい夏も何だか騒がしい秋もあっという間に過ぎ、ようやく寒くなったかという頃に年も無事に明け、元旦を家族四人で過ごした。
今月二日にはオットとムスコ1が凄い勢いで南北に離れ、東京ではわたしとムスコ2とねこたちだけの正月気分をしばし満喫した。


新潟を離れ東京に一年五ヶ月。

気が付けば、赤児を抱いて日本人の平均人生の半分とも言える大台を迎えてしまった。第三子が成人する頃、わたしは還暦目前……


新潟のムスメは元気らしい。
彼女には昨年夏と秋とに一回ずつ逢えるチャンスがあった。


わたしの愛する人々が元気でいてくれるのなら、わたしが感じる少しの不便さや寂しさなどはここに捨て置いておこう。そう思うことにする。


◆◆

・どこにいてだれのそばでもひとりでもあがままであれあのままであれ

 どうか いつでも わたしがわたしでいられますように


◆◆

私信

eiさん、メッセージを本当に、本当に有難う。ずっとずっと、個人的に連絡したかった。連絡が遅くなって申し訳ありません。
何度も何度もPCを開けて接触を試みようとしてはいたのです。
PCがおかしかったのは非常に腹立たしい事実ですが、それでも何とかしてわたしが連絡を取ればよかった。
わたしが連絡のための努力を怠っていたのも事実なのですから、あなたにどう思われていても仕方ないとは思います。もしも既に捨て去る気持ちがあなたにあるのなら、この気持ちが一方通行になってしまうのは寂しいけれど、ここから先は読み飛ばしておいて下さい。
本当に、連絡が遅くなって御免なさい。

そして連絡を残しておいて下さって、本当にありがとう。


eiさん。わたしはね、あなたがあなたのままでいられるならそれが一番だと思うし、それが本当のあなたのための生き方なのだと思う。
あなたが何者でもないあなたで居られるなら、そこが今のあなたの場所。
あなたのセクシュアリティやジェンダーや性指向は全く関係がないとわたしは考えるの。

ひとがひとを愛するのに理由はいりますか?

自分がリラックスして自分で居られる場所を求めるのに、誰が口を挟むことができるだろう。
居続ける限り自分で居られなくなるところからは、立ち去ってもよいし逃げてもよいのだ。居続けて自分で自分を殺し続けてしまうよりも、自分で自分を生きて活かし続けることを真に望み行動するべきだ。
それが、自分だけでなく自分の周りの人も生かすことになるだろうから。



ゑいさん、今、あなたはあなたのままでよいのだよね?

おめでとう。
あなたがあなたで居られ続けますように、わたしもここで祈ります。

  かささぎより愛を込めて
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「今」

2007-03-15 13:00:00 | おもうこと(生活)

・ひととしていきてゆきたしこんじょうのたましいみがくひとときのつや


いつも おもう。
わたしはひとにめぐまれている と。

この半年(注)、この地でわたしと二人三脚で暮らしてくれたムスコ。小学三年生。
わたしはまったく母親としては至らぬ者。それを、身近に感じながら日々接してくれている。


わたしはムスコのお陰で助かっている。

彼は強い。
たとえどんなに機嫌の悪いわたしに怒鳴られても、しばらく経つとまた、声を掛けてくれる。
しかも笑顔で。

その彼の、晴れやかなつややかな笑顔を観るたびに、ああ、人間としてやることはいくらでもあるのだ、と深く恥じ入る。

ひとのたましいに年齢制限はないのだ。



※この半年…2006年1月~2006年7月

2006年07月14日SNSの日記より

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嬉しかった

2007-03-14 12:03:45 | おもうこと

前記事への御礼を兼ねて


赤ん坊とニット帽についてのあっきぃさんの言及が、嬉しかった。そのように捉えてくださるのか、と。
そして、eiさんが話をしたいと残して下さったことは、味方がいるように感じてとても勇気付けられ、嬉しかった。

わたしはわたしのことを評価できないでいる。自分でも気が付いてはいるのだが、自分のことについて掘り下げなくてはならないときに、他の人程にはわからないような気がしているのだ。
客観視が不足しているのか、それとも自分の感情をうまく宥められないからだろうか。

◆◆◆

書き残されたコメントに、込められたそのひとのこころが、堪らなく嬉しい。

書き残して下さると言うことは、そこにその人が来て下さった事の証明だけでなく、そのひとの、そのときのキモチの表明でもあるから。
「そのひとのそのときのキモチ」とは、まさしく、わたしがそこに置いていた文章を、読んで下さってから生まれたキモチということ。
置いておいた文章を介して、わたしと画面の前の(見知らぬ)ひととが、互いに持つ何かを遣り取りできるかもしれない、ということは、とても不思議でとても面白いことである。

「御縁」という言葉を感じる。
このような偶然はわたしにとっては必然であったのだ、とも考える。

だから、書き残して頂けるのはとても嬉しいことである。
なかなか巧みな言葉にして伝えることが出来ないでいるが、本当に嬉しいのだ。


みなさま、ほんとうにいつもありがとう。
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そうしてどきどきしながら右腕に熱さを感じて目を覚ました。4:18だった。

2006-05-09 02:22:22 | 夢の記録
気が付けば、わたしは誰かを待っていた。
誰かを待ちながら、椅子に腰掛けていた。

その椅子は、メリーゴーラウンドのように、幾つもがそれぞれ支柱に繋がっていて、その辺りをくるくる廻っていた。
どのような仕組みになっているのか、初めはわたしの座っている椅子一脚だけがぐるうりと廻っていたのだが、わたしが誰かを待っているうちに、次第にそこに若い女性が集まるようになり、いつしか家族連れも来て、各自思い思いに椅子に座りそれぞれの椅子もいつの間にか同じペースで廻るようになっていたのだ。

そうして、何度目かを周回しながら、椅子に座る人々は入れ替わり立ち代わりしていた。わたしの周りはその度ごとに賑やかだったが、笑いながら入れ替わる人々を座ったまま見上げるのも悪い気持ちはしなかった。

そんな何度目かの入れ替わりのどさくさに紛れて、どうしたことかわたしの膝には乳飲み子がちんまりと座っていた。
左隣には小学生くらいの女の子。少し離れた右側の席にはカップルが、そして向かい側の席にはやはり思い思いの格好をした女性やこどもたちが陣取っており、メリーゴーラウンドは満席だった。

満席だと廻り出すためのエネルギイが初めに相当必要なので誰かが廻す必要があります、廻して下さる方が必要ですがどなたかいらっしゃいませんか、とどこからかアナウンスがかかり、よしそれでは俺が押してやる と観衆からでてきた男は白髪交じりの少し太った老人だった。
向かい側の客席の後ろに手を掛けるその男性に、ふとわたしはわたしの父の面影を見、ああ父にそっくりなひとだ ご苦労様 有難う と想った。

ゆっくりとメリーゴーラウンドが廻り始める。
女も子供もきゃーきゃー言って笑っている。
わたしの膝の上の赤ん坊も、わたしの右手の人差し指をぎうっと握ってきゃっきゃと声を上げている。
わたしも微笑んでいた。

メリーゴーラウンドから降りて、乳飲み子の母親らしきひとを探すわたしに、誰かが後ろから声を掛けた。
思わず振り返ると声の主はかつての塾生だった。
彼女は弟だと思っていたきょうだいが、実はGIDの女の子であったのにも関わらず、家族の誰よりも最初にそのことに理解を示した子だった。家族は相変わらずだが、それでも彼女は自分の家族を彼女なりに愛しており、誰よりも一番に家族のことを考えた行動をとっている。
そんな彼女がわたしを呼びに来た。

そうか、わたしはこの子の兄が就職のために出立するのを見送りに来ていたのか。
でも、わたしの腕にはまだ見知らぬ赤ん坊が居る・・・

メリーゴーラウンドの周りにひとはもはやいない。
赤ん坊の親はどこに居る?

仕方なく、赤ん坊を抱いたまま、彼女の兄を見送る場所まで彼女に付いていった。彼女には歩きながら事情を説明した。

彼女の兄もかつての塾生だった。彼は家族の、おそらく父親のプレッシャーを常に受けているようで、どちらかと言えば静かな感じのする子だった。既に何人も見送りの人に囲まれ、人の輪の中に彼は居た。相変わらずひょろりとした身体つきの彼は、わたしが近づいて挨拶をしても相変わらず目を見て話ができないままだった。
どうか元気でがんばって と言い残して、わたしは赤ん坊の親を探しにそこを離れた。

どうする?
あの場所に戻っても親は居ないだろう、何しろ多くの人が楽しんでいるところでどさくさ紛れに他人の膝の上に赤ん坊を乗せるくらいだから。

赤ん坊の首が据わっていて助かったと思うが、何にしてもこのままではわたしも身動きが取れない。なら、警察にいくしかないな。

そう決めて歩き出し、建物から出たところに何故か丁度お誂え向きに白黒のパトカーが止まっていた。
外は真っ暗。
赤い点滅灯を消したパトカーの中には、四人の男が座っていた。みな私服で、薄いコートを着たまま乗っていた。
赤ん坊を抱いたまま、パトカーに近づいたが、ひとりもこちらに気が付かない。

運転席横の硝子をノックした。
あの、警察ですか? 運転席の男が窓を下げた。そうですよ。
あの、本物の警察官ですか? 
繰り返して尋ねるわたしに、重ねて そうですよ と運転席のその男は答え、思い出したようにようやく本物の警官の証拠を見せた。 ほら、ちゃんと手帳もありますよ。

そこでわたしは赤ん坊の話をしたのだが、誰も車中から出てこようとしない。運転席の男は、えーとね今、ここではなんともできかねますので本部と連絡取りますから。とか何とかわたしに言って、車の無線機様の機械を手に取り上げて、何やらを誰かと喋り始めた。

気が付いたら、パトカーのそばでわたしは眠っていた。
腕の中に赤ん坊も静かに眠っていた。
ふと見上げたパトカー内の四人も眠っていた。
パトカーの硝子越しにみる建物の中は、ヘンに色が抜けていた。

硝子越しに、わたしはそのまま建物の中の人の動きを目で追う。いい加減しゃがんでいるのも疲れる と思いながら。
建物のフロントに集まる人々を見続けていた。
建物のフロントで、突然男がこちらを指し、もうひとりの男を呼び止めたようだった。
振り返った男とパトカーを指した男は、何かを言い合い、一緒に慌てて建物の奥に走り去っていく。

わたしはパトカーの運転席を再びノックした、今度は強めに。運転席の男と同時に皆起き、慌てて外を見渡す。
今みた人の様子を手短に説明すると、助手席の男が即座に車外に出て近くのタクシーに何か連絡を取り始めた。
運転席の男も一旦後ろを向いて、助手席の後ろの男と共に車外に出て、建物へと走っていく。運転席の後ろの男が、わたしに何かを説明しながら、車外に出て運転席に入り込もうとした。

パトカーの男達がどたばたしている間、建物から歩いてくるひとりの男がわたしには妙に気になった。
ニット帽を被って前を向いたまま、わずかに猫背気味で歩いてくるのに、何故かとても気になって、わたしはその男をじっと眺めていた。
警官がわたしに何か話し掛けながら、運転席のドアを開ける。
わたしは妙に、ニット帽の男から目が離せない。
赤ん坊は、わたしの腕の中で目を開けてもぞもぞ動き始めた。


くるり と横を向いたニット帽の男と目が合った。
はずなのに。
目を合わせているのに、目が、視点が、合わない。

ぞくり

駄目だ、完全にイッちゃってる。
警官はひとり話に夢中。早く目を覚ませよ、この野郎。

怖い。
目がニット帽の男から離れない。
怖い 怖い こわいこわい


ニット帽の男はどんどん近づいてくる。
わたしの表情にようやく気が付いたのか、わたしの視線を追って警官は話をやめ、後ろを振り返る。
ニット帽の男は、パトカーのすぐ脇に来ていた。

パトカーの前を通って、運転席の前に。
わたしは いやだ と一言出して一歩後ずさった。
男の目はわたしを見たままなのにわたしをみていない。

いやだ いやだ
赤ん坊を抱えて、後ろに下がる。
警官はニット帽の男に向かって何かを言った。
ニット帽の男はわたしの方に顔を向けたまま、警官を見もせずなおも近づいてくる。

いやだいやだいやだいやだ
動きたいのに動けない、目が離れない あのイッちゃってる目から離せない、赤ん坊が泣き出した、あああ 足が動かん 動かせ いやだ動かない動け下がれ逃げろ逃げろ逃げろにげろ

じりじりと動くわたしに容赦なく近づく男。
警官がわたしと男の間に入ろうと右手を上げて動いた。
刹那 ニット帽がにたりと笑って右手に持っていた爪楊枝をぴんと弾いた。


わたしの右腕に弾かれた爪楊枝は派手な音を立てて
鮮やかに飛び散った。



初出:SNS日記2006年03月09日06:11
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「立夏」

2006-05-06 06:05:06 | コトノハ---詞&短歌&俳句
・浜離宮ざわわざわわと初夏の風


写真解説:20060504 浜離宮

連休中のためか流石に人出が多い。
多くの人のざわめきを通り越すように、爽やかな風が池面を撫でゆく。

涼やかさにふと気が付けば、既に風は初夏のにおい。


初出:SNS日記2006年05月05日13:17
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「晩春そして初夏へ」

2006-05-03 12:12:12 | コトノハ---詞&短歌&俳句
・目に青葉 山も平野も初夏を待つ (ぷよぱぱさんへ贈句) 

・薄雲の山の向こうの花や いさ

・やわらかに光る屋根撫で風誘う 藤を愛でむとこころ浮かれて

・はなをみるひとにあいつつはなもみるはなをみるひとひとをみるわれ

・このはるはわれをいざなうはなをおきなつにむかいてかけぬけてゆく
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「穀雨」

2006-04-20 06:04:20 | コトノハ---詞&短歌&俳句
・ここちよしこくうのかぜはあかるけり


初出:SNS日記2006年04月20日00:35
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「花」

2006-04-18 06:04:18 | コトノハ---詞&短歌&俳句
・さくらさくたけのこめしをたくごぜん

・さくらさくごぜんじゅうじのかぜつよし

・かぜにのりはくもくれんはにおいくるよるのまちからわをさそいだせ

・ただよいてさかのとちゅうのじんちょうげ

・はなぐもりはだのさむさもなんのそのかわむこうまでいよよまんかい

・まぜかおるはなのまどいもひとよあけしずかなるかぜにしばしまどろむ


初出:SNS日記2006年04月17日08:14
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「想」

2006-04-08 06:04:08 | コトノハ---詞&短歌&俳句
・ふときづくここにあらずのこころかなこころころころころがしてみたし

・ものおもうこのみになにがあるというこのおもいこそおもいげんじつ

・かのひとをおもうひとときこのおもいかろみにのせてふいととどけよ



初出:SNS日記2006年04月07日02:16
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「ひと」

2006-04-07 06:04:07 | コトノハ---詞&短歌&俳句
・さびしきはひとひとりではいきられぬこのよのなかのあたたかきえにし



己への注意書き 
 
・あることを考え始めると、取り留めもなく話が拡がってゆく。というような思考連鎖状態が心地よいときは、要注意。
現実生活が面倒臭く思えたりするときがあるから。

・お茶を飲み飲み活字に没頭してしまうときも、同じく要注意。ムスコさんの「お腹空いたーゴハン作って~~」が聞こえなくなるときが在るから。

・自分だけ胃がむかむかしていたり、ヘンな時間にこっそりと何か美味しいモノを食べたりするのは危険。食事を作ることそのものを忘れてしまうから。

・比較的一定周期で訪れるとても眠い時機はメンタル管理をしっかりと。
兎に角睡魔に負けそうになるのが、嫌。仕方ないのだけれども…何だか悔しい。オンナだけ損してる、という気になったりして寂しくなる。ふぅ
…あ、妊娠すればしばらくはその悩みからは離れられるが 
……って、いい歳こいてナニヲ考える? orz

・共感。理解。と、自立。依存。
克服。制御。。。まず立たねば。

・敬愛。思慕。

・関係の中で育まれるもの、奪い盗られ行くもの。


考えろ考えろ考えろ考えろ
動け動け動け動け


初出:SNS日記2006年04月07日00:34
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「清明」

2006-04-06 06:04:06 | コトノハ---詞&短歌&俳句
・せいめいもあふれいづるよかぜそよぎじうふりそそぐあたたかなとき


初出:SNS日記2006年04月06日01:02
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「芯」

2006-04-03 06:04:03 | コトノハ---詞&短歌&俳句
・だいすきのひとことのなかどれほどのこころをこめてだいすきといおう

・そとがわのかたちのかわりゆこうともうちなるものはたえずあがまま

・わがうちのねむるおきびにかぜをあてほむらにしたはいずこのこちか


初出:SNS日記2006年04月03日05:19
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18時半就寝。22時起床。

2006-03-23 06:03:23 | おもうこと(生活)
本日午後、ハローワークへ行った。
生活保護受給者の自立支援に向けての就職相談、という名目である。
ムスコの小学校は終業式で午前中で終わりだったので、彼も一緒に連れて行った。

実はここ二日ほど二人してお腹の調子がおかしい。
ムスコは今朝珍しく「お腹痛くなったり治ったりする。ちょっと寒い」と言った。
しかし、彼の同級生と逢えるのも今日と明日の二日だけだよ? のわたしの問いに、「…じゃあ、やっぱり行く」と元気を出して、炊き立ての白米に卵をかけてお代わりをした。
バス停まで手をつないで送って、小学校に電話連絡。
帰宅したあと、昼に彼からの連絡があるまでは眠っていた。
すぐ外のベランダでは外装と手摺の工事をやっているらしく、とてもやかましい。グラインダーやチェンソーの音がひっきりなしに響いてくる。
カーテンをかけてあるだけの隣の部屋などは、室内まで細かい塵が侵入しているらしく、埃っぽく白く煙っているほどだ。
おまけに金属を細かく削った臭いまで立ち込めている。
掃除をする気も起きず、開けていたカーテンを閉め、扉まで閉じてしまった。

それでも胃の違和感、胃重と胃もたれ感はおさまらないため、やかましさの中でもしっかりと眠っていたようだった。

ムスコからの電話で起こされたのが12時少し前。
すぐに支度をしてバス停までのろのろと出向く。
バス停迄出たは良いが、立つことが苦痛で、ぽつんとおいてあるブロックに腰を下ろして待っていた。

朝も昼も、バイクや自転車が増えたなぁ、春だなとおもっていた。

程なく着いたバスから、ムスコが元気に挨拶をして降りてくる。その様子を見て、少しほっとした。
隣の部屋は工事でタイヘンな事になっているから、明日まで封印しておくことにした と、バス停からの帰りにムスコに話をしたら、彼は「封印」に少し受けていた。


結局、朝買えなかった胃薬を買いに、大型スーパー内の薬局に寄る。
薬剤師に相談し、消化酵素も数種類はいったものと、整腸剤と水を選んで買い、薬局隣、エレベータ脇のソファに座って、薬を飲んだ。ムスコにはビオフェルミン錠を二粒渡した。

ふたりで、半時間以上そこに座ってぼんやりしていた。時折話をしたが、二人とも元気がなかったためか、内容は余り覚えて居ない。

小一時間経ち、買い物をして帰宅して万代まで出ようとようやく決心。苺、練乳ポーション、ほうれん草、じゃが芋、玉葱、なめこ、豚挽肉を買う。1105円也。

「苺が一番高いね」
「うん、本来この時季だけのものだからね。それに、美味しく育てるのも大変で手間がかかっているからねぇ。だから高いのよ」
「そうなのかー」

なんとか二人でよっこらよっこらと坂を上がり、自宅で一息ついた。そうしてまた、出掛ける準備をするうちにすぐに外出予定時刻が迫った。
「もう二時だよ」「二時五分だよ」「後三分」「後二分」「あといっぷん!」ピピピピピピピピ…
セットしていたキッチンタイマーと、ムスコの声に押されるように準備を終える。
降り出しそうな空模様に、傘を手にして玄関に鍵を掛け、再び家を出た。

バス停でバスを待つ間も、ふたりでブロックに腰を下ろし、バスの座席にもぐったり座る。
しかし、駅へと行くのは確かだが、いつも利用している路線ではなかったため、ムスコは外の景色を見て楽しむことができたようだった。
「どこで降りるの?どこで押す?」と二度訊かれたが、二度とも「いつも通る道じゃないから、バス停の名前はわからない。でも降りるのは万代だよ」と答えた。

結局早めに家を出たお陰で、遠回りの路線でも待ち合わせの時刻に間に合って助かった。市街地までは普段のバス路線のほぼ二倍の時間が掛かることがわかって収穫だった。また、学校町あたりの店などもバスの窓からチェックできて楽しかった。


就職相談は、正味一時間ほどだった。相談員はわたしの経歴や就職に対する考え、条件などを聞き出した結果、塾講師としての経験が活かせるであろうとおもわれる一件の求人先へ、紹介状を出してくれた。話をしている間ムスコは、おやつを食べたりしていたが、そのうち静かに机に突っ伏して眠ってしまった。静かに待っていてくれた彼には、いくら感謝してもし足りないくらいだと、ふとおもった。

結局、16時半にハローワークを出た。
バス停へ向かい、ムスコと一緒に歩道橋を渡るうちに、なんだかほっとしてきた。
「かあちゃん、ほっとしてちょっとお腹が空いたみたい。ムスコさん、何か食べない?」
「えー?ぼくは余り空いてないけど」
「そっか…じゃあバス停に行くか」

でも歩道橋を降りると、そこにバーガーショップが在ることに気付いたムスコ、「かあちゃん、疲れちゃった、モスに行こうよ」

二人で入って注文してカウンターに座る。
待つ間、ムスコはトイレに行った。どうもまだ本調子ではない様子。それはわたしも同じだったが、取り敢えず何か食べたかった。
彼の注文した抹茶シェイクと、わたしの頼んだ温かい抹茶ラテが来た。そうしてゆっくりと飲み始めるうちに他の注文品も揃った。少しずつ飲み、食べ始めたが、ムスコも、そしてわたしも少しずつ残した。
「かあちゃん、ちょっと寒い」
「どれ?」
おでこを出してごっつんすると、彼の額は幾分熱いように感じた。
急いで残したものを包み紙に畳んで中に入れ、トレイにまとめて指定の棚に置いて店を出、バス停までゆっくりと歩いた。


バス停直前の信号が青のとき、目的方面のバスが止まるのが目に入った。
「あのバスに乗れるよ?ちょっと走れる?」
「え、待ってよかあちゃん」
「あ、今、何人か人が乗り込んでいるから間に合うかな」
「よし、急げ」
「走らなくても、急ぎ足でいいから」

バスは時刻合わせのためか、わたしたちが乗り込んだ後も少し待っていた。
「よかったねぇ、乗れて」
「間に合ったね^^ ほっとしちゃった」
一番後部の長い座席に、二人で座る。すぐ前の二人掛けの席に、若いカップルが乗り込んで、バスは出発した。

前のカップル、なんだか穏やかだな。女性は化粧して働いている、男の子は少し若くてお洒落、まだ学生さんかな と勝手に後ろから想像していた。
カップルの女性が男性の手にしているものを指して「何買って来たの」
「コロッケ」
「え~、なんで」
「美味しそうだよ、食べる?」
「あ、ほかほかだ」
「うん、揚げたてみたいだよ、食べてみない?」
「幾つ買ったの」
「ふたつ」
そうして彼らは仲良くコロッケを食べ始めた。始終ふたりはにこやかだった。
彼らのやさしい雰囲気が、とても微笑ましかった。


わたしたちがバスから降りるときも、カップルの穏やかな空気は変わらないままだった。
ムスコの元気な「ありがとうございました!」の挨拶に負けないようにと声を出して挨拶をし、バスのドアが閉まるのを横で聞きながら、あの穏やかなカップルが長続きするといいな、と密かにおもって家路を急いだ。



初出:SNSの日記2006年03月22日23:53
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春の気候の如く

2006-03-21 16:46:56 | おもうこと(生活)
世間のガッコウは春休みが近い。

月曜日は天候に似た、冷たい風と暖かな空気の混じった週の幕開けとなった。

ムスコの通う小学校も、今週は全て午前中で終わりである。
水曜日に終業式、木曜日に卒業式(…普通、順序が逆ではないのか?)と予定が進んで春休みに突入する。

ムスコの転校手続きの書類を受け取る関係で、今日(03/20)は小学校に出掛けた。学校に昼頃ムスコを迎えに行くから、給食もないことだし一緒に食事をしないかと、昨晩ムスメに打診をしておいた。
ムスメは「うん、解った♪○○(元オット)に聞いておくね~」と言っていたので、わたしは、おそらくなんの差し支えも在るまいと楽観をしていた。

ところが、今朝になって元オットから電話が入った。
曰く「家に昼頃寄られるのは困る。仕事の関係者が今日は出入りする時刻なので、お前(わたし)が居るのはたとえ顔を見せなくても不都合だ」とのこと。
その話す手順や口調や本筋に付随した話やその他の些細なことから、わたしはついかっとなって咎め口調で大きな声を出し始めていた。

そこをムスコが一言。「かあちゃん、けんかはやめてよ!」

釘を刺されて一瞬冷静さを取り戻し、「これから食事を採ってバス停まで行かなくてはならないので、時間はないから電話を切ります、昼は寄らないであなたの言うとおり二時過ぎまでなんとかします」と伝えて電話を終えた。

色々本筋以外の話で悔しい気分になっていたが、食卓の上に残った三粒の苺に手を伸ばしながら「ムスコさん、苺、食べない?」と何とか取り戻して訊いてみた。

「ううん、ぼくはいらないよ。昨日食べたから、もう充分。かあちゃん食べたいでしょ、かあちゃんがどうぞ」

あ、ありがとね・・・
一言だけ御礼を言って、もむもむと全ての苺を口にした。


その後、ムスコをバス停まで送り、小学校に電話連絡を入れ、一旦帰宅してのそのそと出掛ける準備をし、三時間差でバスに乗ってムスコの小学校へと出掛けた。

到着したのは、丁度掃除の時間が終わり、これから終学活という時間帯だった。
ムスメの教室にまず出向き、彼女と連絡を取った。
「2-1に居るからね^^ 終わったら来てね、頼むね」
嬉しそうな明るい彼女の顔を見て、ほっとしつつ、ムスコの教室へ向かう。

ムスコの教室では、この終業式を終えたら転校する同じクラスの児童三名の、お別れ会が催されていた。担任教諭の計らいで、教室内のうしろでそっと見学させていただいた。
ムスコが照れくさそうに寄せ書きの色紙を受け取っていた。
同じように、他の二名の女の子も、受け取っていた。
拍手と先生のコメントでその簡単な式は締めくくられた。
担任の「じゃあ、椅子を戻しましょう。みんな、机を前に持ってきてー」の声を合図に、わたしも教室外の廊下に出た。

その後、皆が帰ってがらんとした教室内で、担任と簡単な挨拶をし、少し世間話をし、ムスコが持ち帰る物の準備を手伝っている間に、ムスメが教室に入ってきたので、三人揃って挨拶をして教室を出た。

玄関を出る直前に、通り雪がぱらぱらと降り出した。
「傘持ってこなかったよー、冷たいけれど、すぐ近くのお店だから、がんばっていけるね」
と、ちいさいひと二人を励まし、
「ひゃー、冷たいねー、通り雨?通り雪もだねえ」と三人で歩く。

小学校近くの商店街の、割烹居酒屋兼食堂に入る。
肉じゃがセット(ムスメ)、カルビ焼きセット(ムスコ)、蕎麦セットをそれぞれ頼んだ。
平日のランチのピーク時を過ぎた店内は、単独の男性客が三組残って居て、わたしたちのあとからはビジネスマン二人組の一組だけが入店した。

自然な感じで滞りなく待ち、やがて順に来た注文の品を滞りなく笑顔で食べ、しばらくお喋りをした。楽しかった。


外が明るい今のうちに動くか、とムスメに頼んで元オットに電話をしてもらう。頃合も良く、13時半過ぎた。
三人で、時折雪交じりの通り雨の中、急ぎ足で元四人で住んでいたかつての我が家に向かう。

あと少し、というところで突風。雨交じりの横風に、大荷物を持っていた三人共が煽られる。目の前に、いつも昼間の早い時刻に終わってしまう小さなパン屋が開いていたので、中に入る。
入った途端ムスコが「あのー、おトイレありますか?おトイレ貸してください!」と叫ぶ。
あー我慢してたんだね、と苦笑する我々オンナ二人を尻目に、奥から出てきたばかりのパン屋の奥さんが「あ、じゃあそこに荷物置いて、こっちにおいで」とムスコに言って下さった。

わたしが「すみません、お世話かけます、有難うございます」と挨拶をすると、「あら、みんな小学生のお友達だと思っちゃった、ごめんなさい」と返事が返ってきたので、ムスメと目を見合わせちょっぴり苦笑した。「あ、あたしの弟がうるさくしてすみません」とムスメもフォロー。
ここはムスメのお気に入りのパン屋であった。

ムスコがレジの奥から戻って、三人でパンを選んだ。
ノンスライスの食パン一斤、チョココロネ、UFOチョコ、小豆ホイップ、アップルホイップ。
「調理パンもあるよ?いいの?ソーセージも美味しそうだよ?」と聞くと
「あ、いいのいいの。今はお昼食べたばっかりだから、しょっぱい系はいらないの」とムスメ。

そうして賑やかに会計を済ませて小降りの中を家路に着く。かつての我が家へ。


元オット宅で時間を過ごす間、ちょっとした喧嘩に発展しそうなことがあったが、何とかとりあえずクリア。
要件を二つ終え、バスの時刻に合わせてムスコと二人引き取った。


バスの運転手は感じのいい女性。この方の運転するバスにわたしたち二人揃って乗るのは数回目だが、乗るたびに何となく嬉しい気持ちになる。
今回も幾分ほっとして別々の席に座り、わたしは当該バス停までの短い時間をぼんやりと外を眺めて過ごした。

降りるとき、ムスコは大きな声で「ありがとうございました!」と料金箱にバス代を入れる。運転手がにっこりと微笑んで「はい、ありがとう」と応えてくれる。
「有難うございました、お世話様でした」と続いてバス代金を入れるわたしに「元気が良くていいですね^^」と、また彼女は一声を掛けて下さった。
本当に有難く感じ入りながら、そっとバスを降りる。

ムスコは何かが嬉しかったのだろう、信号待ちでのろのろと発信するバスを振り返り、運転手に手を振った。手を振り返してくれる彼女に改めて会釈をし、わたしはムスコを可愛らしいとおもった。

その時、ムスコが突然前につんのめり、両手をアスファルトに着いたにも関わらず、更に前転をするかのような格好で頭を路面にぶつけてしまった。
あっという間の出来事だった。

年度末特有の、道具やら何やらが詰まってとても重いランドセル。そのせいで、手では支えきれなかったらしい。
帽子も被っていて、頭髪の生えていた部分だったから怪我も大したことはなかったのだが、余程驚いたのだろう、「うわー、いたかったよおー」
ムスコが珍しく声を上げて泣き出した。

正直に言えば、ムスコの転がる様子は面白かったのだが、彼の痛さと驚きと疲労度を思うとあからさまに笑うわけにもいかず、すぐに歩道に膝を着いて彼の顔を覗き込み見上げた。
「うん、痛かったよね。どこが痛い?」
「ここー、いたいよー」
「うん、痛いね、ちゃんと手を着いたのにね…」
「ひどいよー、ぼくあるいてたのに」
「…疲れたのかもなぁ、ちょっと冷えてきたし」
「いたいよ…」
「うん。毛が生えてるところだし、帽子被ってたし、血は出ていないよ。よかったよ。あと少し…さ、歩けるね」
「うん…いたかったな…」
「痛かったね。よしよし、大丈夫だよ」

帽子を拾い上げて手渡すと、気丈にもぐいぐい歩き出して、「かあちゃん、ここ渡ろう」と信号待ちに合わせるように急ぎ足で歩き出す。ムスコよ、がんばれ。こけたくらいで泣いてる暇は、これからどんどんなくなるのだから と胸の内でエールを送って彼の後ろをついて行った。


また雨交じりの雪が降り始めたので、冷たさをしのぐために大型スーパーの店内を通ることにした。そうして、賑やかな店内を直線で通り過ぎ、角のとんかつ屋のお弁当をひとつだけ買って急ぎ足で帰る。ムスコとふたりの、小さな我が家へ。

夕飯を軽く、それでも笑いながら楽しく済ませ、残った家事をした。
洗濯機を三回まわしてムスコの濡らしたシーツも洗い終え、全てを干し終え、食卓にお茶を飲もうとして、ふと目に付いた物。

水色、桃色、黄色の薄いコメント用紙を貼り付けてまとめてある、ムスコがお別れ会で頂いた色紙。
担任を含めて27名分の言葉が書き込まれている。

なわとびをおしえてくれてありがとう。
話しかけてくれてありがとう。
おにごっこにさそってくれてありがとう。
にこにこあいさつしてくれてうれしかったよ。
いつもげんきだったよね!
たくさんがんばったよね。
わたしもがんばります。
たまにおこることもあったけどいろいろ楽しかったです。
おにごっこをいっぱいしてたのしかったね。
なかよくしてくれてありがとう。
あっちの学校にいってもがんばってね^^
また○○小学校にきてね。
わすれないよ。
わすれないでね。
元気でね。


八歳なりの、精一杯の言葉。
あたたかな、愛の詰まったことば。

字を追うごとに視界が涙でぼやけてしまう。
一通り読み終えて口にしたお茶は、冷めてしまっていた。
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