うさとmother-pearl

目指せ道楽三昧高等遊民的日常

WANTED大ちゃんたこ焼き

2005年05月09日 | 食う・着る・住む
♪ひとつ人より力持ちぃ ふたつ故郷あとにしてぇ♪
何年も何年も前のお話です。毎週一度、夕方5時になると、よしみちゃんの大ちゃん音頭をとどろかせながら、ワンボックスがやってきます。
わがマンションの住民はこぞって窓から顔を出し、ダッシュで階段を駆け下りて、列に並ぶのです。
夫婦でやってくる、その名も  「大ちゃんたこ焼き」
親父は言う!
「5分以内に食べてねっ」
大阪ではきっと許されないであろう醤油味、外はカリカリ、中はとろっとろ
たっぷりのキャベツと、おっきな蛸をじっくり、最後に食用油をかけて転がすように焼き上げる。日本人を根底から転覆させる香ばしい醤油のにおい。
確かに、職人のたこ焼きは待ち時間も長いし、発泡スチロールの舟はちょっと溶けちゃってるけど、うまいことこの上なし。
辻本さんちはたこ焼きをおかずにすると言って買っていった。
たこ焼きが夕飯のおかず!!  ご飯一口、たこ焼き一口?  それとも、たこ焼きどんぶり??
   はっきり言ってカルチャーショックでした。
何でも、夫婦の師匠は市民病院の近くで屋台を出していたとか。夫婦の屋台は初詣の神社で店を開いているとか。そのうち、週に1度が、月に2度、1度と減り、私はそのマンションから越してしまって、何年も何年も再会していない。どこへ行ったのさ、「大ちゃんたこ焼き」
どなたか、ご存知ありませんか。また、アツアツ、カリカリを、あっちっちでハフハフしたいぞ。

上の画像はオールドノリタケのオイルビネガーボトルです。たこ焼き2個分ではありません。

コメント (7)
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