うさとmother-pearl

目指せ道楽三昧高等遊民的日常

ペルルでトニー滝谷

2005年05月12日 | お出かけ
昨日はお休みだったんで、ペルルでトニー滝谷を見ました。本当に久しぶりの映画。ポイントカードを出したら、「お客様、期限が切れておりますから、新規でおつくりしますね」と言われてしまいました。1年以上見てなかったてことですね。映画も見ず、いったい何をしてたんでしょ。
「トニー滝谷」は、イッセイ尾形と宮沢りえの出てる映画です。村上春樹(実はあまり好きではありません。邦訳した「心臓を貫かれて」はすごかったけど)の原作を市川準監督が撮ったものです。凍てつくような「孤独」の寓話でした。小劇場でこのお芝居を見たら帰りのお酒がしみるだろうなって感じの。孤独であることより、自分が孤独であると気づき、孤独を恐れる方が、孤独なんでしょうというような。
宮沢りえちゃんはやっぱり、とってもとってもきれいでした。新しいりえちゃんの写真集『STYLE BOOK』(講談社)も、ほんとにおしゃれで可愛い。(サンタフェってのもありましたね。そういえば)一度見てください。いろんなイマジネーションを書きたててくれる写真集です。いろいろあったけど、あのお相撲さんなんかと婚約解消して本当によかったよね。Adult children(私にはUTADAと彼女はそう見える。)を上手に抜けた感じですよね。

この映画は結構前から見たかったんですが、都会でないと上映しないだろうとあきらめていました。そんな映画をやってくれるペルルはえらい!!単館上映の映画を岐阜でもちゃんとやってくれる心意気のある映画館です。しかも、共通駐車券もいただきました。その上、ロビーに無料コーヒーがおいてある!!(決して無料コーヒーの狙い撃ちをしているわけではありません。)
柳ヶ瀬に行ったのも久しぶりでした。寂しくはなったけど、かえって歩きやすくて今までとは違った意味で「いい街だな」って思いました。

今日のノリタケは、オーストラリア輸出用のトレイです。オーストラリア向けには、やっぱしカンガルーが多い。今日の記事とは、村上春樹とのカンガルー繋がりってことで。
コメント (9)
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