いる？いらない？

昨日に引き続き、Booじーちゃ。の食卓風景の一コマ。

おかずは各自が好きな物を好きなだけ取り分けて食べるバイキング形式っぽい我が家。
それは、Booじーちゃ。すらも例外ではない。
塩分や蛋白質など、摂取量に気を付けなければならないものはあるが、好きな物を食べられるようにとおかんさまは気を使う。

らっきょや沢庵はBooじーちゃ。の大好物ではあるが。
「いる？」と、おかんさまが尋ねると。
「いらん！」と拒絶する。
じゃあ、いらないのかと。脇に下げておくと。

箸がのびてくるのである。
箸を流しに下げてしまっている時には、人の箸までひったくろうとしたり、指を突っ込もうとすることもある。
いらないと言ったのは数秒前のことだ。

おかんさま「Booじーちゃ！無駄食いするんでないの！さっきいらんって言っとったのに」


Booじーちゃ。「ほかにたべものんがないんけん。しかたないがね！」


そりゃ、食べ終われば食べ物は皿からなくなるわな。
記憶はますます揮発性に。そして食い意地だけが残っていくBooじーちゃであった。




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