ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

桜と林檎。

2009-03-02 | Weblog
我が家の庭には桜の木が一本ある。
正確には、「さくらんぼのなる木」だ。
「佐藤錦」というふれこみで買ってきた苗木だが、ほんとうかどうか。
以前植えていた林檎の木は、「スターキング」のはずだったのに、なぜか途中で「ふじ」になっていたという前科があるので油断がならぬ。

冬の間、まれまれ桜の枝にも雪が積もるのだが、そうすると、その一角だけ花が咲いたように明るくなる。
窓の近くなので、眺めながらお茶を飲むのも悪くない。


本日もお茶をしながらのんびりまったり。


あねうえどの「この林檎の木ってさあ、いつ花がつくんだっけ」


……もしもし?

桜と林檎はバラ科の植物である。
そういう意味では、同属といえなくもないが。
いくら葉がないとはいえ、桜と林檎を間違えるとは。
あいもかわらずつっこみどころ満載なあねうえどのである。


かつて、ししょーのお一方に言われたことがある。
「人は、木に目を向けることはない。花に目を向ける。
 若いうちは、自分自身に華があるから、自然物に目が向かない。
 自分自身の華に囚われることがなくなって、ようやく、自然に目が向く」


…華、まだあるんでしょーか、あねうえどの。
外界に意識が向かないから季節感もない。
松を椿といったこともあるというあねうえどの。
ワタクシメ、かなりあなたさまの一般常識が心配です。