urt's nest

ミステリとかロックとかお笑いとかサッカーのこと。

prrrrreeego!

2006年02月28日 | other
帰宅しました。 某日本航空がトラブりやがって、帰国が一日遅れる事態に。あてがわれたのはまさかのシェラトン、五つ星(多分)。しかし朝食には期待しすぎた。 業務連絡は消そうと思ってたんだけど、見てない間にいろいろコメントいただいてるみたいなのでそのままにしときます。いまさらながら簡単にレスつけとくと、さくらんぼテレビについて俺が教えられることなんて昔いた丹舞子ってアナウンサがかわいかったってことぐら . . . 本文を読む

業務連絡

2006年02月14日 | other
今日から二週間ばかり卒業旅行で日本を離れます。 その間連絡がつかなくなります。ブログの更新も止まります。何本かバトンも渡されましたがしばらくお待ちください。 まあ帰ってきたらなんの挨拶もなく、いきなり女囮捜査官のレヴューから更新再開してるかと思いますので、それで生存確認してください。 同窓会の話が進展していることを期待しています。 では。 以下私信。 25日よろしく☆ . . . 本文を読む

東野圭吾『眠りの森』講談社文庫

2006年02月12日 | reading
ネタバレ一応注意。 バレエ団(レトロな語感だね)で起きた殺人事件と、東野の重用キャラ、刑事・加賀恭一郎とバレリーナの恋情を二本柱にした長編です。 うーん、犯人すぐ分かるな。ニューヨークと日本の複線的プロットを立てたミステリ部分も正直インパクトに欠け、恋愛小説としても心理・描写の装飾がなくあまりにストイックで、あっさりし過ぎているように思いました。そういう書き方が効果的な場合もあるでしょうが、俺に . . . 本文を読む

山田正紀『女囮捜査官①触覚』幻冬舎文庫

2006年02月10日 | reading
ネタバレ一応注意。 なんか本人が書け書け言うので書きますが、昨日神奈川から京都経由できーちこと社長がやって来ました。朝からスロット行って今はなんか団地ともお読んで笑ってますが。今から東京行って同窓会の打ち合わせです。うさぎくんはまたの機会に。 で、小説の感想。本格作家としての山田正紀が本格的に始動したシリーズです。全五巻でドラマにもなってますね。松下由樹は違うんじゃねぇかとの思いを抱きつつ…。 . . . 本文を読む

筒井康隆『おれに関する噂』新潮文庫

2006年02月09日 | reading
ネタバレ一応注意。 たまに読みたくなるんだよね…。 いつも通りのバラエティ豊かな作品集。なかなか高品質揃いだと思います。主題も、素材も、その取り扱いも多彩。 驚いたのは「通いの軍隊」で、『となり町戦争』は既に筒井によって書かれていたんだなあ、と。有栖川や東野が書くような「作家小説」が、筒井の二番煎じであることは「養豚の実際」(しかしすげえタイトルだ)を読むまでもなく分かっていたことですが。 特に . . . 本文を読む

nujabes 『modal soul』

2006年02月09日 | listening
かねてより推薦をいただいていましたnujabes、やっとこ買いました。 どオシャレ。ぱっと聴いて日本人の作だと思う人少ないんじゃないすかね。それとも俺が知らないだけで、トラックメイキングのシーンはこういうのがスタンダードなのかしら。 美しい序盤からちょっと黒っぽい「ダサかっこよさ」を見せる中盤、シリアスな音色の終盤へと起伏の見事な作品だと思います。民族楽器の使い方もセンス良。rapは英語で理解の . . . 本文を読む

佐々木俊介『繭の夏』創元推理文庫

2006年02月08日 | reading
ネタバレ一応注意。 近作『模像殺人事件』が好評なようなので、デビュー作を引っ張り出してみました。十年で二作ってもはや寡作とかじゃねえな。 で、デビュー作はスリーピング・マーダーものです。「長い間ひとに知られずにが、ささいなできごと、多くは事件当時幼かった子供が成長して後鮮明に思い出す記憶などによって光をあてられ、やがて事件の真実が掘り起こされる、といったタイプのミステリ」(解説/若竹七海より)を . . . 本文を読む

アニメ『ハチミツとクローバー⑤⑥』

2006年02月07日 | movie
キモいです。注意。 二巻ぶっ続けで鑑賞。 まず5巻。このジャケット…最高傑作やな。これと同じ図案のポスタ貰っちゃったんだけど、どこに飾れと…? この巻はレギュラ放送の二話分と、ローマイヤ先輩の伝説の回が収められています。さすがにテレビ放送はキツかったか…。で、レギュラの回もいきなりシノブのズンドコ節から始まったり、ギャグ過多の巻だな、と思ってたら… 「浴衣、似合うな」 キタ。 てかかつて送 . . . 本文を読む

note "しがみついたまま時は流れる"

2006年02月06日 | other
OPBF東洋太平洋タイトルマッチ マルコム・ツニャカオ(フィリピン) v.s 大場浩平(WBC世界Sフライ級13位) 結果はドローにより、ツニャカオの防衛が果たされました。チャンピオンはその結果に憤っていましたが、確かにチャンピオン優勢と見えた試合でしたね。以下テレビ観戦でのレポート。 名古屋では「弱気なアーティスト」なんて特集番組もやってましたが、大場は試合前から、「今度は自分が噛ませ犬」「 . . . 本文を読む

R・ダール/田村隆一訳『あなたに似た人』ハヤカワ・ミステリ文庫

2006年02月05日 | reading
ネタバレ注意。 最近はチョコレート工場が有名です。「奇妙な味」の系譜の代表的作家、ダールの短編集。 賭け、をメインの題材として、それぞれ独特のダール節が楽しめる作品になっていると思います。しかし『王女マメーリア』みたいに、「コレ!」って感興のある作品には出会えなかったようにも。多分最も世評の高い「南から来た男」も、荒木飛呂彦に対する影響を感じさせて面白かったし(《「よし」とするどく言って、「賭け . . . 本文を読む

大場つぐみ/小畑健『DEATHNOTE⑩』集英社ジャンプコミックス

2006年02月04日 | comic
十巻目。表紙ええ色やー。 新キャラ魅上、復活キャラ清楚高田登場。そいつらをどう動かすか、って部分に主眼が移って、ここ数巻の風呂敷広げた展開よりは緊迫感・駆け引きの面白さが出てきているように思いました。 清楚高田には一片たりとも魅力を感じませんが、まあそれはそれでいいや。 DEATH NOTE 10 (10)大場 つぐみ 小畑 健 集英社 2006-02-03売り上げランキング : Amazo . . . 本文を読む

伊坂幸太郎『死神の精度』文藝春秋

2006年02月02日 | reading
ネタバレ注意。 近く死を迎える「予定の」人間の周囲に出没し、その死が「可」か「見送り」かの判断を下す「死神」を主人公にした連作短編集。 ドライでクールで端から見たら天然な死神の視線が、物語に独特のオフビート感を演出。それは特長。しかし、各話の題材も豊富ではあるが目を見張るようなプロットの妙もなく、連作としての面白みも感じられなかった。せいぜいBってとこだな…と思っていた。ラストの一編、「死神対老 . . . 本文を読む

note "could you bring me some lively air here?"

2006年02月01日 | other
うん。眠れないんでブログ書くわ。 キャロくんのとこから拾ってきたバトンです。 前書いたミュージカルバトンとカブらないように。 【Q1】とりあえず無条件に好きな3曲は? NAHT 「either way you want」(アルバム『the spelling of my solution』) ・ひさびさに聴いたら「マジかっけー!!!」ってなってずっと聴いてる。エモコアの文脈でここまでかっこいい . . . 本文を読む

柳田久美子 『リトル・バイ・リトル』

2006年02月01日 | listening
chemさんに貸していただきました。ありがとうございます。 曽我部恵一プロデュースによるミニアルバム。 なんかインストアの時にも書いた気がするけど、俺この人の前のシングル「観覧車」て曲がすごく名曲だと思っていて、高野寛はいい仕事してると思っていたのです。その意味で、このミニアルバムでのややローファイなアレンジには違和感があったりするのでした。メロディラインに独特のセンスを持ってるシンガーソングラ . . . 本文を読む