以前イベントで観て掴まれたのでその場で買ったベーコンのアルバム。レヴュー書くの忘れてたよ…。
さて、分かった。こいつらライヴバンドだな。正直ライヴの方が数倍かっこいい。いや、キャラはよく出てると思うよ。切迫感とキュートさを併せ持つパワーポップで、ムーグの音色もよく主張してる。まあだけど、ライヴで踊ってナンボだろうな、って気がした。「welcome to paradise」なんて音源で聴いても意味 . . . 本文を読む
ネタバレ注意。
最近コメンテータとしてテレビに出演してらっしゃるのを拝見して、そのファッションセンスに作家としての彼に抱いていたイメージが崩壊していくのを感じています、石田衣良の直木賞受賞作。月島の中学生四人組を描いた連作です。
うーん。これに直木賞か。IWGPシリーズとか『娼年』とか、他にいくらでも評価すべき作品があると思うけどな…これはちょっといただけない。ヌル過ぎるよ。
《NHKの「中学 . . . 本文を読む
楽しみに待ってましたよ6巻目。
うーん、しかしなんとも批評し難いマンガですな…。小学生を中心とする団地のひとびとの姿を描いたコメディなのですが。今回は結構文学性・寓話性の高い話が多かったように思いました。カラスの話は前にも出てたけど、あと間さんの話とかね。
基本的にはのほほんとした話で小田扉一流の「含み笑い」を堪能するのが好きなんだけど、でも玉川さんネタとか、ちよっと不条理な「雨が降り止まない」話 . . . 本文を読む
ネタバレ注意。
犬上さんに焼いて…いや、貸していただきました。ありがとうございます。
さて…原作のメインを成すトリックが捨象されてしまっているのは仕方がない。でもその代わりに取り入れたのがこの家族ネタとトラウマネタってなに…? 考えうる限り最もダサい脚色がされていると思うのですが。殊能センセは多分大してこだわりなくOKを出されたのではないかと想像しますが。医師の役割が変わってて、その意味でサイ . . . 本文を読む
ニューアルバム。
路線としては『a water color』に近い。ハイクオリティなポップスコレクション。今回はセルフプロデュースにこだわらず、池ちゃんとか根岸孝旨とかと組んで、音色のバラエティも豊かな作品になってます。余談だけど俺根岸のサウンドプロダクツ凄い好きなんだよね…バインとかCoccoとかあとshameとかね。くるりもやってたかな。参加ミュージシャンもあらきゆうことか松下敦、100s玉田 . . . 本文を読む
はあ、マジで胃に穴開くんだけど。
発売日に買って、最初の二、三話でついていけなくなって止めて、やっと読みきったのが二週間前ぐらいで、レヴューを書いてるのが今日。
だってつまんないんだもん。
俺のこのマンガに対するスタンスは既刊のレヴューで述べているので、繰り返しませんが、ここに至ってノートのルール自体が恣意的に操作されはじめ(作り手からね)、各人の立場もますます錯綜し、もはやなにがなんだか分 . . . 本文を読む
卒論のプレッシャーの中でブログが清涼剤です。
で、浅野いにおの最新刊。一週間ばかり前に読んで、寝る前とかに再読したりしてるけど、これ、いいよ。今までの作品よりも文学的なクサみがない。のっけからいかにもなモラトリアムの閉塞が描かれてて、「またこのパターンか」と思ったけど、それ以上に、楽しくて切ないラブコメとしての存在感が際立ってる。そこに彼のリリカルな文学性がほどよくミックスされて、俺には今までの . . . 本文を読む
深夜にテレビ放送。ありがとう中京テレビ。
恩田陸の原作は既読ながらほとんど忘れていたのですが、いや、面白い話ですね(謎解きは恣意的ですが)。見終わった後ちょっと原作さらってみましたが、結末がさらにツイストされてます。俺は映画版の方が好きだなあ。原作に手入れて良くなった例を初めて見たかもしれません。
で、それにはこの豪華女優陣の演技が不可欠なわけで。浅岡ルリ子はエグい感じがするので好きではなかったの . . . 本文を読む
ネタバレ注意。
こういうのも読むのよ、俺。読みたいと思ってたので文庫化早くて嬉しいっす。
前向性健忘ってのはミステリでもよく扱われるネタだけど(黒田研二『今日を忘れた明日の僕へ』とか北川歩実『透明な一日』とか)、ミステリにしないとこうなるのか、って新鮮な驚きがありました。静謐な雰囲気とか、記憶が失われていくなかで登場人物たちを繋ぐ「数学」の普遍の美しさとか、あまり掘り下げて描写されないからこそ . . . 本文を読む
JBお前容赦ねえな…ということで恋愛バトン。
1:お名前と性別を教えてください
urtはオトコノコです。
♪2:現在、恋人または好きな人いますか?
います。
♪3:今まで一目惚れをした事はありますか?よろしければ詳しく教えてください。
芸能人とかアイドルの類ならいっぱいいるんですけどね…。
♪4:恋人に求める条件を3つあげてください。
1.一緒にいて幸せなこと(当たり前だ) . . . 本文を読む
ネタバレ特になし。
山形市立図書館というパトロンを失ってからというもの、めっきり新刊に疎くなっています。今回もランクされた三十冊のうち既読は二冊という体たらく(しかもうち一冊は慌てて買いに走ったものだし、もう一冊は帰省時に偶然元パトロン様の所蔵に見つけたものだし)。皆様これからも当ブログに新刊情報は期待しないでくださいませ…一応メインコンテンツはミステリの書評のハズなんだけどなあ…。
で、石持浅 . . . 本文を読む
バトンいただきましたー。
まずはJBから受け継いだバトンから。
■回してくれた方に対しての印象をドゾ☆
高校一年の時同じクラスになり、二つ隣の席で『本当は怖いグリム童話』 かなんかの本を読んでいた彼は、絶対二、三年ダブってる方だと思われました。その後仲良くなってからも、映画館でばったり会って声を掛けられた時はヤクザに絡まれたと思いました。実際後ろの席の中学生たちがなんかヒソヒソ喋ってました . . . 本文を読む
ネタバレ大注意。森博嗣『探偵伯爵と僕』のネタバレも含んでいます。
買おう買おうとは思ってたんだけど、『本格ミステリベスト10』(原書房)のランクイン作品を石持作品一冊しか読んでいないというミステリ読みの沽券に関わる事態に直面、慌てて買ってきました(長い)。
で、寄せられた言葉でひたすらダークだとか、子供に読ませるものじゃないとか散々言われていた(褒め言葉としてでしょうが)ので、ある程度プロット . . . 本文を読む
んー。いいアルバムだー。
そういう賢しいことすんなって言ってましたが、ACTだのRESTだの言ってシングル切ってた理由が分かりました。どの曲切っても通用する、ロック・アンセムの連打です。今までのアルバムはアンセム的な曲と実験的な曲がせめぎ合ってる印象があったんだけど、今回はそのようなともすれば「乖離」として捉えられる構成でなく、AメロがあってBメロでアゲて美しいサビに突入、というロックアンセムのフ . . . 本文を読む
2005.12.10@名古屋ell.FITS ALL
ellに行く前に、栄のHMVで柳田久美子のインストアライヴを観ました。
ちっさいね。唄もギターも上手だったよ。なんか客層があまりよろしくない感じで気になったところではありましたが(お前が言うなってか)。
「観覧車」がやっぱ名曲だと思う。曽我部プロデュースでやるより、もっと分かりやすくポップな方が生きると思うんだけどなあ、などと。つかごめん、俺 . . . 本文を読む