ラーメンズ小林と、バカリズム升野の大喜利ライヴの書籍化作品。
小林に対してはもはやなんの説明も要らないと思いますが、バカリズムも好きなコンビです。「森進一の物真似が止まらない」という設定のコント、多分人生で一番笑ったと思う。死の危険を感じた。
内容に関しては、二人とも芸人にしては無駄に絵心があるので(小林なんて商業漫画誌に連載持ってたし)、フリップそのまま収録で、絵ネタが多いのが新しいと思う。《" . . . 本文を読む
セレクションライヴのDVD。
奇抜な設定、キャラクタを用いず、あくまで日常的な状況下における「ズレ」や、言葉のチョイスに重きを置いたコントづくり。基本的には好感が持てる姿勢ですが、正直破壊力という点ではだいぶ物足りなさが残りました。
「MONSTER」や「ブラックジャックによろしく」といったマンガネタの取り込みなど、日常的な設定に持ち込むキャッチーなフックを板倉のコントの創造性として評価していたの . . . 本文を読む
CDです。
ラーメンズの代表ネタ、「日本語学校」からアフリカ編、中国編、フランス編、イタリア~バリ編と、『ALICE』の「不思議の国のニポン」を収録。
…まあ、コレクターズ・アイテムだと思いますが。DVD観れるならそっちのが全然良いと思います。しかし「うんこ!」の連発とか、「ムーブメント・滋賀。届いてないねー」ってあたり引っ張りまくりなど、やや危険に走ってる部分は面白かったです。「登記五輪」引っ張 . . . 本文を読む
いやしかし、すべらんなー。
メンツそれぞれ、ネタもそのもっていきかたもさすが。バッドボーイズ佐田あたりもこなせてる(出番が少ないのはそれなりにカットされてるからだろうけど)。
顔芸から動き、キャラ作成(ジュリーとか)まで幅広い宮川大輔の活躍が印象的。初めてこの元天然素材を面白いと思った。特に自分自身矯正治療をしていたこともあって、姉のアゴ矯正の話に腹よじれるほど笑った(帽子かぶってたよ帽子!)。あ . . . 本文を読む
待望のDVD化。
…とは言いながら、「study」が個人的にイマイチだったこと、小林の興味が徐々に舞台演劇にシフトしているように見えたこともあって、単独公演の内容に関してはちょっと心配していた部分もあったのですよね。
しかし…完全に杞憂でした。
これはもう、最高傑作と言ってしまっていいと思います。笑いました。
どのネタにもほぼ顔芸が含まれている過去最バカ。特に「後藤を待ちながら」の片桐ヤヴァす . . . 本文を読む
もはや通常放送をほとんど見なくなってしまったなあ…(遠い目)。なんかポケバイとかってとんねるずみたいなオナニー企画やりはじめた時に、ゴールデン進出に初めて危機感を覚えました。
もちろん番組としてステップアップしていくのは当然の上にも当然。「深夜のままでいてー」とか言ってるピュアなファンはアホです、はっきりと。
しかし。
コントの分量が減るのも仕方ない。しかしロケ企画を中心にやるにしては、番組と . . . 本文を読む
まだ「ポセイドン物語」とかやってた頃の「はねるのトびら」を目にした時、そこに現出していた「異形」に感じた期待感を考えると、現在の秋山竜次に関しては「停滞」と言う以外にないという印象はあります。
ですがしかし、このライヴ、危惧していたよりは面白かったです。でもコントの枠組みとして、取材パターンとか子供キャラ、あるいは大阪弁の違和感(「せやねん。大阪やねん」)など、引き出しの少なさを覗かせる部分も。
. . . 本文を読む
実は既にレンタルで観ているのですが、せっかくDVDも買ったことだし感想を。
ライバル店におされているケーキ屋の、新装開店に向けての悪戦苦闘の一週間を描いたコメディ。
小林賢太郎プロデュースの演劇作品の中では、これがダントツで好きです。単純に一番笑える。特に片桐と久ヶ沢徹のダメパティシエコンビのキャラクタが出色だと思います。
DVD化はなぜか順番が前後していたようですが、これが第二弾KKP(小林賢 . . . 本文を読む
ラーメンズ小林賢太郎プロデュースの舞台公演。
今回は椎名林檎の映像作品『百色眼鏡』を引き継ぐ(正確には前日譚)探偵物語。久ヶ沢徹(好き)らお馴染みのメンバーに加え、大森南朋が客演。
サブタイトルに「名探偵天城の事件簿 幽霊図書館篇」と。まあお分かりの通りミステリマニアですから、否が応にも期待は高まろうというもの。
ストーリーそのものは、図書館から本が消えるという事件、ならびにそこで目撃される老人 . . . 本文を読む
シモネタ注意。
昨年の二十七時間テレビは、めちゃイケ班のノウハウ総動員の下、自分テレビ史の中では最高クラスの番組でございました。
今季二十五時間テレビはしかし、その縮小再生産でしかない印象。今もTBSと同時中継とかやってるけど、去年もうやってるやん。しかもめちゃイケのパターンに落とし込めていないから(もうめちゃイケ班主導じゃないよね?)、どうも浮ついている。あととんねるず的なニオイを感じさせる「 . . . 本文を読む