HP10購入から3年が経ち、初めての車検も終えると、いろいろやってみたくなります。
HP10をいじるにあったって、明確な方向性があり、
○外観には手を加えない。
○ネガをなくす方向でのライトチューニング
というものです。
まずはホイール。
最初の3年間は、冬タイヤのホイールはスチールホイールで我慢し、
純正ホイールを冬タイヤ用に回すことは最初から考えていました。
さすがに14インチではしょぼいので、インチアップの予定でしたが、
16インチにしてしまうと少々オーバーサイズと思えたので、
1インチアップの15インチにすることに。
HP10は、4穴でPCDが114.3mmとちょっと変わったハブだったので、
オフセットの適合も考えるとなかなか合うホイールがなくて悩んでいましたが、
ふと車雑誌の広告を見るとBBSでRGⅡ/openという新製品が。
15インチもラインナップにあり、HP10にぴったり適合するではありませんか!
即決です。
BBSです。もちろん鍛造です。
色も車の色が黒なので、なるべく明るいシルバーが希望だったので、これもまたぴったり。
ただBBSです。値段も1級でした。
タイヤは、OEがダンロップだったので、引き続きダンロップにすることにしました。
本当はPerforma2000が良かったのですが、生産終了で在庫がないということなので、
当時のフラッグシップモデルであるPerforma8000になってしまいました。
実際履かせてみると、これがバッチリはまりました。
インチアップしているにもかかわらず、重さはむしろ14インチの純正より軽いくらい。
ただし、タイヤが問題。
いや、グリップは最高なんですよ。
自分の腕では、このPerforma8000を鳴らして走るなんて到底無理。
めいっぱいのコーナリングをしてもキュルリともいわない。
ただ、サイドウォールの剛性が異常に高く、乗り心地は最悪。
特に、橋の継ぎ目とかでは突き上げがガンガンきます。
かなり高いタイヤだったのですが、あまりの乗り心地の辛さに2年で交換してしまいました。
そしてBSのGグリッド→ダンロップのルマンとかなり軟弱な方向に転がってしまいました。
まあ、車の性格を考えると、Gグリッドぐらいがちょうどよかったかなと思います。
エンジン周りは、ほんとにライトチューンです。
プラグをチャンピオンに、ハイテンションコードをウルトラシリコンにしました。
これは、トルクが太くなったのが多少ですが実感できました。
問題のがさついたエンジンフィーリングは、もうケミカルチューンしかないということで、
オイル添加剤をいろいろ使いました。
SX8000、スリック50などなど。
効果はテキメンでした。
特にテフロン系のものは、エンジンを載せ換えたのかと思うほどの効きっぷり。
エンジンノイズと振動が激減し、キレイに高回転まで吹き上がるようになって大満足。
ただし、問題もあって、オイル交換をしてしまうとその効果が3000kmぐらいしかもたいないこと。
また、エンジン音が静かになりすぎてコーナーへの進入速度が気づかないうちに速くなっていて、
何度かガードレールとフレンチキスしそうになりました。
非テフロン系のものは、効果自体はテフロン系に劣るものの、効果の持続が長く、
一長一短でしたが、テフロン系はあまりエンジンに良くないということなので、
非テフロン系のものを時々使うことで落ち着きました。
エンジンルームの中では、フロントにニスモ製のタワーバーを装着。
ステアリングの遊びがなくなり、かなりがっちりとした手ごたえになりましたが、
よく言われているとおり、轍でステアリングを取られやすくなったのは事実です。
あとアーシングも試してみましたが、これは失敗。
まったく効果が体感できず。車にもよるんでしょうね。
最終的にはこんな感じ。
次は排気系。
マフラーとエグゾーストマニホールドを同時に交換。
爆音派ではなく、吹け上がりとサウンドチューンが目的だったので、
適合するものからメインパイプの径の一番小さいものということで、
フジツボのレガリスRとレガリスEXを選択。
狙い通り吹け上がりは軽くなり、サウンドも整ったいい音になりましたが、
アイドリングでのトルクが格段に細くなり、発進にかなり気を使わなくてはいけない車に。
他の人に運転させると50%以上の確率でエンストしてました。
また、ストレート構造のマフラーの宿命で経年劣化により5年もすると近所迷惑な爆音車に・・・
ええ、戻してやりましたよ。純正マフラーに。
とっても静かに、そしてトルクが復活しました(苦笑)。
とどめは足回り。
晩秋のワインディングで270度(推定)単独スピンをやらかしたのを期に、
ショックアブソーバーを換えることにしました。
これ以上バネを硬くするつもりはなかったので、車高調はパス。
バネは換えずに純正形状のショックアブソーバーを探しました。
それで選んだのは金色に光り輝くオーリンズの20段階調整式です。
近所のカーショップに並んでいたのをずっと目を付けていたのですが、
なかなか買うところまでは至らず、ようやく3年ぐらい売れずに飾ってあったものを安く買いました。
純正のショックアブソーバーはユニシアジェックス製でそんなに悪いものではありませんでしたが、
実際オーリンズに替えてみると、その差は歴然。
走行性能は犠牲にすることなく、乗り心地がかなり良くなりました。
久々にHP10に乗せた車好き友人が、すぐに気づくぐらいの差はありました。
足回りの車なだけに、これは大正解でしたね。
いろいろといじったおかげで、そんなに車自体の古さを感じることもなく、
結局約13年もHP10に乗り続けました。
それだけ気に入っていたということです。
(つづく。噂は本当でした。)
HP10をいじるにあったって、明確な方向性があり、
○外観には手を加えない。
○ネガをなくす方向でのライトチューニング
というものです。
まずはホイール。
最初の3年間は、冬タイヤのホイールはスチールホイールで我慢し、
純正ホイールを冬タイヤ用に回すことは最初から考えていました。
さすがに14インチではしょぼいので、インチアップの予定でしたが、
16インチにしてしまうと少々オーバーサイズと思えたので、
1インチアップの15インチにすることに。
HP10は、4穴でPCDが114.3mmとちょっと変わったハブだったので、
オフセットの適合も考えるとなかなか合うホイールがなくて悩んでいましたが、
ふと車雑誌の広告を見るとBBSでRGⅡ/openという新製品が。
15インチもラインナップにあり、HP10にぴったり適合するではありませんか!
即決です。
BBSです。もちろん鍛造です。
色も車の色が黒なので、なるべく明るいシルバーが希望だったので、これもまたぴったり。
ただBBSです。値段も1級でした。
タイヤは、OEがダンロップだったので、引き続きダンロップにすることにしました。
本当はPerforma2000が良かったのですが、生産終了で在庫がないということなので、
当時のフラッグシップモデルであるPerforma8000になってしまいました。
実際履かせてみると、これがバッチリはまりました。
インチアップしているにもかかわらず、重さはむしろ14インチの純正より軽いくらい。
ただし、タイヤが問題。
いや、グリップは最高なんですよ。
自分の腕では、このPerforma8000を鳴らして走るなんて到底無理。
めいっぱいのコーナリングをしてもキュルリともいわない。
ただ、サイドウォールの剛性が異常に高く、乗り心地は最悪。
特に、橋の継ぎ目とかでは突き上げがガンガンきます。
かなり高いタイヤだったのですが、あまりの乗り心地の辛さに2年で交換してしまいました。
そしてBSのGグリッド→ダンロップのルマンとかなり軟弱な方向に転がってしまいました。
まあ、車の性格を考えると、Gグリッドぐらいがちょうどよかったかなと思います。
エンジン周りは、ほんとにライトチューンです。
プラグをチャンピオンに、ハイテンションコードをウルトラシリコンにしました。
これは、トルクが太くなったのが多少ですが実感できました。
問題のがさついたエンジンフィーリングは、もうケミカルチューンしかないということで、
オイル添加剤をいろいろ使いました。
SX8000、スリック50などなど。
効果はテキメンでした。
特にテフロン系のものは、エンジンを載せ換えたのかと思うほどの効きっぷり。
エンジンノイズと振動が激減し、キレイに高回転まで吹き上がるようになって大満足。
ただし、問題もあって、オイル交換をしてしまうとその効果が3000kmぐらいしかもたいないこと。
また、エンジン音が静かになりすぎてコーナーへの進入速度が気づかないうちに速くなっていて、
何度かガードレールとフレンチキスしそうになりました。
非テフロン系のものは、効果自体はテフロン系に劣るものの、効果の持続が長く、
一長一短でしたが、テフロン系はあまりエンジンに良くないということなので、
非テフロン系のものを時々使うことで落ち着きました。
エンジンルームの中では、フロントにニスモ製のタワーバーを装着。
ステアリングの遊びがなくなり、かなりがっちりとした手ごたえになりましたが、
よく言われているとおり、轍でステアリングを取られやすくなったのは事実です。
あとアーシングも試してみましたが、これは失敗。
まったく効果が体感できず。車にもよるんでしょうね。
最終的にはこんな感じ。
次は排気系。
マフラーとエグゾーストマニホールドを同時に交換。
爆音派ではなく、吹け上がりとサウンドチューンが目的だったので、
適合するものからメインパイプの径の一番小さいものということで、
フジツボのレガリスRとレガリスEXを選択。
狙い通り吹け上がりは軽くなり、サウンドも整ったいい音になりましたが、
アイドリングでのトルクが格段に細くなり、発進にかなり気を使わなくてはいけない車に。
他の人に運転させると50%以上の確率でエンストしてました。
また、ストレート構造のマフラーの宿命で経年劣化により5年もすると近所迷惑な爆音車に・・・
ええ、戻してやりましたよ。純正マフラーに。
とっても静かに、そしてトルクが復活しました(苦笑)。
とどめは足回り。
晩秋のワインディングで270度(推定)単独スピンをやらかしたのを期に、
ショックアブソーバーを換えることにしました。
これ以上バネを硬くするつもりはなかったので、車高調はパス。
バネは換えずに純正形状のショックアブソーバーを探しました。
それで選んだのは金色に光り輝くオーリンズの20段階調整式です。
近所のカーショップに並んでいたのをずっと目を付けていたのですが、
なかなか買うところまでは至らず、ようやく3年ぐらい売れずに飾ってあったものを安く買いました。
純正のショックアブソーバーはユニシアジェックス製でそんなに悪いものではありませんでしたが、
実際オーリンズに替えてみると、その差は歴然。
走行性能は犠牲にすることなく、乗り心地がかなり良くなりました。
久々にHP10に乗せた車好き友人が、すぐに気づくぐらいの差はありました。
足回りの車なだけに、これは大正解でしたね。
いろいろといじったおかげで、そんなに車自体の古さを感じることもなく、
結局約13年もHP10に乗り続けました。
それだけ気に入っていたということです。
(つづく。噂は本当でした。)
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