uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


『海難1890』を観て

2015-12-26 04:50:16 | 日記
昨日は劇場で『海難1890』を観てきた。



2015年制作の映画。日本とトルコの友好125周年を記念して、

合作及び朝日放送創立65周年記念作品第2弾、

BSフジ開局15周年記念作品として制作された。

1890年に起きたエルトゥールル号遭難事件と、

1985年のイラン・イラク戦争勃発時に、

テヘランに取り残された日本人の救援のため、

トルコ政府が救援機を飛ばして救出した出来事の顛末を描く。


-ウィキペディア-



トエルトゥールル号海難事故編とテヘラン邦人救出劇編があり、

約100年の時を超えて互いに助け合った人と人、

国と国との友情を描いた歴史映画である。






1890年と云う世相は、

共に近代化を標榜し、国の立て直しを必死に図っていた時期。


オスマントルコは、最盛期の東ローマ帝国を凌ぐ大帝国であったが、

次第にヨーロッパ諸国の分割・解体に晒され、

国の存亡の危機感に襲われていた。

アブデュル=ハミト2世のもと、青年トルコ党が活発な政治改革を行っていたが、

バルカンの動揺や露土戦争などの列強の干渉、国内反動勢力妨害などで、

せっかく開設された国会や憲法も廃止され、極端な専制政治へと

逆戻りする過渡期であった。

エルトゥールル号のトルコ出発時の様子は

そんな世相を反映した、緊張感漂う場面が描かれていた。



一方の日本もご存じの通り、明治政府により近代化を急ぎ、

政治・軍事・産業の改革を進めていた時期。

海難の1年前に『大日本帝国憲法』が発布され、

4年後の1894年には日清戦争を戦い、国際舞台に登場した。


日の出の勢いの日本と、落日のトルコ。

その好対照な両国は、国旗に象徴され、

太陽(日の丸)と三日月(トルコ国旗)の図案を偶然あしらった、

日本の戦国武将の兜の飾りに投影されていた。



まだまだ貧しい暮らしを強いられている日本。

でも、その暮らしの中には、近代化の成功を予感させる

子供たちへの教育の跡や、人々の民度の高さが描かれていた。


同じ緊張感でも、お互いの国が背負う勢いの差を実感した映画だった。




1985年のテヘラン邦人救出劇編では、

孤立した日本人を助けるため、トルコ政府が2機の救援機を飛ばし、

邦人を救出した救世主となった。


イラン・イラク戦争による戦火の危険が及ぶテヘラン。

イランに駐在する外国人たちは、それぞれの国の救出機により

次々と退去できたが、最後に残ったのが日本人とトルコ人。

トルコではトルコ人用に救出機を準備していたが、

日本政府は必死の救助要請にも関わらず、

在留邦人を見捨てた。


そして、自らの邦人救出の責任を放棄し、

トルコ政府に救出の依頼を要請した。



戦火の迫るテヘラン空港で、追い詰められたトルコ人と日本人。

空港カウンターで航空チケットを要求していたトルコ人たちが、

日本人の窮状に対し、次第に理解を示し、

救出用旅客機に搭乗する権利を自ら日本人に譲った。


危険を承知の上で、テヘランに救出に向かうパイロットやクルーたち。



そして、自分たちは自動車による陸路での脱出と云う

犠牲をを選択したトルコの避難民。


彼らに迫る身の危険をも顧みず、

日本人に対する命がけの友情。


正直、感動の涙が溢れそうになった。



そして映画のエンドタイトルが流れた後

びっくりするサプライズが用意さてれいた。


それは劇場に足を運んだ人にしか見られない権利なので

ここで明かすわけにはいかないが、

観に行って良かったと心から思った。

物語のストーリーは、歴史の事実として承知していたので、

わざわざ観に行く必要があるのか疑問だったのだ。


出演者たちの熱演もさることながら、

国と国、人と人との友情に心が熱くなる映画だった。


純粋にたくさんの人たちに観て貰いたいという感情が沸き起こったが、

偶然この日、12月25日は、

トルコ国内での公開初日だという。



公開前日の12月24日。

約2,000人以上の観客を迎えた壮大なプレミアイベントが

イスタンブール・ヨーロッパサイドにそびえ立つ

“Zorlu center”(ゾルルセンター)で行われた。


上映中は拍手や笑い声など、日本ではないような反応が各所で起こり、

テヘラン編での日本人を助けるためのトルコのパイロット全員が立候補するシーンでは

歓声がわき起こった。

エンドロールにおいても観客から拍手が起こり、

内野さんと忽那さんは観客から手を握られたり

「よかった」と感想を投げかけられたりと、会場内は絶賛の空気に包まれた。


-cinemacafe.net 12月25日(金)配信-



この映画を契機に、更なる日本・トルコの友好・発展を願うものである。



この映画を観て、改めて歴史に感動したオヤジが一句。




友達を 選ぶと良い事 あるものね





お粗末。


































































































































今日はクリスマス。赤鼻のトナカイ・ルドルフの感動秘話に触れて

2015-12-25 03:24:14 | 日記
昨日のイブは楽しく過ごせましたか?



毎年この時期になると、「革命的非モテ同盟」(革非同)

が呼びかけて行われているクリスマス粉砕デモ。

『クリスマス粉砕デモ?』それは、

日本国内で行われているデモ活動の 一つ。

クリスマス・イヴとクリスマスの両日は

カップルがデートをする日となっていることに 抗議をすることを目的に、

「革命的非モテ同盟』が呼びかけて行われている。



『平和な国、日本』だからこそできる

微笑ましいパフォーマンスと認識している。




でも、心が少し貧しくなるような行動にも思える。

どうせならもうひと捻りして、万人の共感を得られるようにはできないか?

どうにも勿体ない気がする。


そんな時、心が温かくなるような秘話を見つけた。


『赤鼻のトナカイ・ルドルフの感動秘話』だ。


ロバートは、妻エヴリンと娘のバーバラの3人家族。

その娘が2歳になったころ、最愛の妻が病に倒れてしまいます。

コピーライターとして働くロバートの収入は治療費と薬代に消え、

生活は苦しくなるばかり……。

やがて、4歳になった娘がロバートに尋ねます。


「どうして私のママは、みんなと違うの?」

“みんなと違う”ということ。

それは、ロバート本人が身にしみて感じていること。

自分自身、小さい頃から体が小さくていじめられ、

貧しくて進学することもでず、良い仕事にもつけなかった。

おまけに安月給で、治療費のために借金だらけ……そんなロバートは、

娘の質問にどう答えたらいいのかわかりませんでした。

そこで、娘を喜ばせたいという一心で、

「真っ赤なお鼻のルドルフ」の話を即興で語り始めたのです。

自分自身のコンプレックスを赤鼻のルドルフに託し、

神様に創られた生き物はいつかきっと幸せになることを、

幼い娘、病と闘う妻、そして自分自身に言い聞かせたかったからだといいます。


「真っ赤なお鼻のルドルフ」のストーリー

生まれつき真っ赤な鼻をしていたルドルフは、

その鼻の所為でいつもみんなに馬鹿にされ、

悲しくて自信の無い日々を送っていました。

ところがあるクリスマス・イブのこと、

8頭のトナカイ(既にトナカイの英雄として毎年世界中を駆け巡っていました)が

サンタクロースを乗せて出発しようとしたところ、突然深い霧が立ち込めてきました。


「こんなに暗くては煙突を探すこともできない……」


サンタクロースは暗闇の中で出発することもできず、困り果ててしまいます。

その時、8頭のトナカイを一目見ようと集まっていたギャラリーが、

なにやら騒いでいるのに気付きます。

注目の的はギャラリーの中に居たルドルフ。

その赤い鼻がピカピカ光っていたからです。

これだ!と思ったサンタクロースがルドルフに近づいていくと、

赤鼻を笑われていると思ったルドルフは泣いていたそうです。


そこでサンタはルドルフにお願いします。

 
「君はみんなとは違う。でも、だからすごいんだ。

君のピカピカの赤鼻はみんなとは違うけれど、

暗い夜道を照らすことができる。だから役に立つんだよ!」

その夜、先頭を走るルドルフの活躍によって無事にプレゼントが届けられ、

一躍みんなが一番憧れるトナカイになりました。

あんなに嫌だった赤い鼻、コンプレックスでしかなかった赤い鼻のお陰で、

世界中の人気者になったルドルフ。

この年以来9頭でソリをひくようになり、

その先頭で世界中に夢を運ぶお手伝いをしています。


-暮らしの歳時記ガイド 三浦 康子-





クリスマス粉砕デモに参加する、「革命的非モテ同盟」の皆さん、


僅か20人足らずで毎年デモに参加するあなたたちは、

素晴らしいと思います。


私は決して茶化して云っているのではありません。


人と違うあなたたちの勇気を称えているのです。


あなたたちは素敵です。


その証拠に、デモの参加者同士がひかれ合い、

新たなカップルができる事もあるというではありませんか。

警察の先導の元、粛々と行われるデモ行進。

拡声器を使い、正々堂々と主張し、シュプレヒコールを叫ぶ姿は、

何もせず、ただ悶々と過ごす沿道の通行人なんかより

余程輝いていますよ。




私はあなた方を応援します。


つきましては、来年以降のデモからは、

もう一歩、発展させてみてはいかがでしょう?


恵まれない人々を照らす『希望の光』になる事です。

革命的非モテ同盟の理念を一歩進め、

救済を旗印にする事です。

昔の学生運動の過激派の特徴を真似たパフォーマンスも

社会規範や人の道をベースにする行動なら、

批判の対象とはならないはず。


デモと云うのは、何かを達成する事を目的として行われるべきもの。


デモをする事自体を目的にするのでは、

あまりに勿体ないと思います。




来年以降のあなたたちの行動に注目し、期待します。



それから全国に散らばる「真っ赤なお鼻のルドルフ」さんたち。

この国を支えてきたのは、「自分は他の人と違う」と思い込みながらも、

懸命に生きてきたあなたたちの力があったからです。


今日こそは、誰にも平等にやってきたクリスマスの日です。

楽しく過ごすのも、辛く寂しく過ごすのもあなた次第。

どうか今日くらいは、隣の人に何か親切な気持ちで接してみてください。

あなたが人に与えるプレゼントはその優しい気持ちです。

相手に伝わるかどうかは問題ではない。

そんな気持ちを持つことが重要なのです。




いつもガミガミ人の欠点を追及してばかりいるこの私も、

せめて今日くらいはそんな気持ちで暮らしてみようと思います。



昨日初めて幸せなクリスマスイブを過ごせたように思えたオヤジが一句。



クリスマス マッチ一本 愛のもと





あ”あ”、お粗末すぎる!!
















































































































































































ただで食べられるレストラン

2015-12-24 00:18:31 | 日記
「ただで食べられるレストランがあるんだ。

ママも料理作らなくて楽だから行こう」

「家が貧乏だと思われたくない」から、ごまかした。

子どもたちは、食堂の和室に「レストランじゃないじゃん」と口をそろえた。

でも、ミンチカツの載ったカレーライスとナシが運ばれると、

「すごーい、ナシだよ。カレーだよ」と声を上ずらせた。

無言でカレーをかき込み、スプーンが皿に当たる音が響いた。

元気な声で「おかわり!」。

美雪は3杯、直樹も2杯をたいらげた。

「おなか、ぺこぺこで来たんです」と梓は涙声になった。

-西日本新聞 配信-


そこは貧困などの事情を抱える子どもたちに食事を提供する「子ども食堂」。

「子ども食堂」と、食品を届ける「フードバンク」の取り組みを紹介した

西日本新聞の記事を受け、九州各地で食材の提供や寄付の申し出が相次いでいる。

「子どもたちに、おなかいっぱい食べてほしい」と米や野菜を届ける農家。

「わずかな額だけど」と蓄えを持ってくる夫婦。

子どもを助ける善意の輪が広がっている。


「たくさんの善意が活動を支えてくれている。

格差社会が進み、苦しんでいる子どもたちを少しでも助けたい」。






サンタさんは本当にいるの?



ザ・サン紙の社説として1897年9月21日に掲載された

バージニアちゃんへの質問の返事を思い出す。

人々の心を打つ名回答として

120年近く経った今でも世界中で語り継がれている。




「そう、バージニア。愛や寛容、深い思いやりの心があるように、

サンタさんは確かにいる。

それは人生を最高に美しく、喜びに満ちたものにしてくれるんだ。」

「サンタさんがいないだって?!

サンタさんがいない世界はバージニアみたいな子がいない、さみしい世界。

人生を楽しいものにしてくれる、

何かを信じる純粋な心、風流を解する心、

人を愛する心がなくなった世界のようなものなんだ。」

「サンタさんを見た人がいなくても、

サンタさんがいないというわけではないんだよ。

この世界の真実の中の真実は、大人にも子供にも見えないんだ。」

「目に見えない世界を覆うベールは、

世界中の強い強い男たちが束になってかかったって引き裂けやしない。

何かを信じる心、風流を解する心、誰かを愛する気持ち、

ロマンスだけがそのカーテンを開き、

その向こう側にある、

この世のものとは思えない素晴らしく美しい世界を見せてくれるんだ。」

「サンタさんはずっとずっと、永遠に生きるんだ。

千年経っても、いや、十万年経っても、

サンタさんは子供達の心を喜ばせ続けてくれるんだよ。」




サンタさんが永遠に生き続ける世界でありますように




4世紀頃の東ローマ帝国・小アジアのミラの司教(主教)、

教父聖ニコラオス(ニコラウス)の伝説が起源のサンタクロース。

「ある日ニコラウスは、貧しさのあまり、

三人の娘を嫁がせることになる家の存在を知った。

ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、金貨を投げ入れる。

このとき暖炉には靴下が下げられていたため、

金貨は靴下の中に入っていたという。

この金貨のおかげで娘の身売りを避けられた」という逸話が残されている。


-ウィキペディア-



年末が押し迫ってくると、

決まっていつも貧困のもたらす話題が目に入る。

そしていつも子供たちにとって

サンタの存在を疑ってしまうような過酷な状況に身を晒し

挑むような眼で訴える。

「サンタクロースなんていない!!」と。



そういう自分はいくつの歳まで

サンタを信じていたのだろう?

もう、遠い遠い昔でよく覚えていないが、

同級生の悪友に馬鹿にされるまで信じていたように記憶する。



それまで確かに私の中でサンタは存在した。


サンタクロースを信じられる子供は幸せ。

本気で信じていたからって、

決して恥ずかしい事ではないよ。


昔の自分にそう言ってあげたい。



そして世界中の子供たちに

サンタさんを信じてほしいと思う。

そういう幸せを少しでも長く持ち続けてくれることを願う。


枕元に靴下を置いて

ドキドキしながら朝を迎えた経験のない大人たち。


たとえそんな人でも

あなたのそばにいる子供たちに

サンタの存在を伝える事ができるのですよ。


え、どうやって?

変装するの?


いいや、ちがうでしょ。


ちゃんと分かっているくせに。



今日は誰もが例外なく過ごすクリスマスイブ。


信じることを忘れた大人たちに、私からのプレゼント。

有難いかどうかは知らないけれど、つたない一句を。




靴下に 不安いっぱい 夢いっぱい



お粗末。
















































































安保法案で志願者激減! 貧困を人質に若者を自衛官にさせる「経済的徴兵制」が現実に…

2015-12-23 04:50:38 | 日記
安倍政権の掲げる積極的平和主義の下、今年9月には集団的自衛権の行使を容認する

「安全保障関連法」が成立。

これにより、専守防衛が前提だった自衛隊の役割も大きく変わろうとしている。

そこで、にわかに注目を浴びるようになったのが「経済的徴兵制」という言葉だ。

海外派遣のリスクが高まる中、

必要な自衛官を確保するために格差拡大で貧困にあえぐ若者たちが

「金」や「進学」と引き換えに戦場へと駆り出される時代は本当にやって来るのか?

そもそも、命をかけて国を守るという大きな「責任」を誰が、どのように負うべきなのか?

アメリカやドイツで進む経済的徴兵制の現状や自衛隊の求人に関する資料などを示しながら、

この問題に現実的な視点で鋭く切り込んだのが

布施祐仁(ふせ ゆうじん)氏の『経済的徴兵制』だ。



布施 この問題に興味を持つきっかけとなったのはイラク戦争です。

以前、イラクから帰還した元アメリカ海兵隊員の方にインタビューしたことがあるのですが、

その彼が軍隊に志願したのも、やはり貧困が原因でした。

貧しい母子家庭に育ち、高校卒業後にエンジニアを目指したものの

大学に進学する資金がない…。

その夢を叶(かな)える唯一の手段が軍隊に志願して「奨学金」を得ることでした。



その結果、彼はイラクの戦場に送られ、

現地の検問所で誤って罪もない子供たちを撃ち殺してしまったために

帰還後もPTSDに苦しみ続けています。


海兵隊でリクルーターを務めた経験もある彼は、

「貧しい若者たちを軍に勧誘するのは簡単だった。

なぜなら彼らには他に貧しさから脱する方法がなかったから…」と語りました。

それを聞いて、アメリカの戦争が社会的に選択肢を奪われた

貧しい若者たちによって支えられているという現実を実感したのです。


―近い将来、日本でも現実のものとなるのか、

あるいはすでに始まっているのか……というのが、この本のテーマですね。


布施 今の日本にはその可能性を高めるふたつの要因があると思っています。

まずひとつは自衛隊に求められる役割の変化が人員確保に与える影響です。


ただでさえ、少子高齢化で自衛隊が「募集適齢」と呼ぶ

18歳から26歳までの男子の人口が減り続けています。

そこに今回の安保法制成立によって、集団的自衛権の行使をはじめ、

自衛隊の海外での活動が大幅に拡大されました。


今後は自衛隊員が海外で米軍と一緒に武力行使を行なったり、

「殺し、殺される」危険な任務に就く可能性も出てきたわけで、

志願者が大幅に減少することも考えられます。

実際、集団的自衛権行使の容認に踏み込んだ昨年の「閣議決定」の後、

退職者が増え、また志願者も大きく減少しています。


現時点で自衛官の採用試験が「高倍率」であることを理由に

「徴兵制などはあり得ない」と言う人もいますが、

他ならぬ自衛隊自身が強い危機感を持っている。

陸上自衛隊東部方面総監部の将来施策グループ・募集分科会は

自衛隊の部内誌に寄せた論文の中で、

「このまま対象となる若者の数が減ってゆくと近い将来、

人材を必要数確保することができなくなるのではないかという危惧がある」としています。



―もうひとつの要因は?

布施 格差拡大です。

日本の雇用は改善しているといわれますが、実際に増えているのは「非正規」の雇用です。

正規雇用は減っているというのが実情で、

多くの若者は不安定で先が見えない生活に直面しています。
また、学費の高騰も深刻な問題で、

今や四年制大学に通う学生のうち奨学金を受けている割合は

52・5%(日本学生支援機構2012年度学生生活調査による)と、

全体の半数を超えています。20年前の倍以上です。

その奨学生たちが卒業時に背負う借金は平均300万円で、

社会に出ても安定した雇用が保障されているわけではありません。

昨年、経済同友会の前原金一(かねいち)専務理事(当時)が、

文部科学省による学生の経済的支援に関する検討会で、

無職の奨学金滞納者に自衛隊でインターンをさせてはどうかと提案をして話題になりました。

奨学金の返済困難者を自衛隊の求人と結びつけようという動きが出始めていますし、

それ以前に経済的な理由で学びたくても学べないという人たちも増えている。

今後、非正規雇用がさらに増えて、若者の貧困が進めば、

アメリカと同じように学ぶ機会や資格の取得と引き換えに

自衛隊を選ばざるを得ないという傾向が強まるのではないかと思います。


―ただ、日本人の多くは自衛隊が国を守る上で「必要だ」と考えていて、

その自衛官が将来、不足する可能性があるのなら、

それはなんとかしなければならないというのも現実です。

また、自衛官という、時には「命を賭(と)して」国を守る仕事を担ってくれる人たちには

それなりの待遇やメリットを用意するのは当然で、

決して「餌で釣る」ということではないのだという考え方もありますが…。

布施 もちろん、実際には自衛官の方々の多くが

「経済的な理由」だけで自衛隊を選んだわけではなく、

命をかけて国を守るという自分たちの仕事に誇りと責任感を感じています。

実際、東日本大震災の被災地で活躍する自衛官の姿を見て、

自分もあのように誰かを守りたいと感じて、

世の中の役に立ちたいと感動して入隊した人たちも大勢いました。


ただ、そうした自衛官の方々が危険を冒して、

自分の命までを賭しても「守りたい」と思っているのは日本という国であり、

その日本に暮らす人たちの命や生活です。

遠い海の向こうで同盟国アメリカの戦争に

付き合わされて戦うことに命をかけるということではない。

ところが、自衛官の方々が命をかけて守るべき「大義」がいつの間にかすり替えられてしまった。

日本経団連や経済同友会といった経済団体も「国益を守る」ために

集団的自衛権の行使容認が必要だと明言していますが、

つまり、自衛隊を海外での国益追求ツールとして活用しようとしているのです。

今後、格差がさらに拡大すれば、貧困で「選択肢」を奪われた若者たちの命が

「自国の防衛」ではなくアメリカのために、

あるいは「国益」を守るという名の下に行なわれる海外での戦争で

「消費される」ことになりかねない。

僕はそうした「不正義」こそ、経済的徴兵制の本質的な問題点だと考えています。


-週プレnews 連載コラム-







引用にかなりのスペースを割いてしまった。



今回は引用による誤解を生じさせないよう、

内容を割愛しないで、全文載せることにした。

もちろん本のPRのためではない。




意図してか、しないでか

政府による無能な経済政策の結果、格差の広がりが深刻化している。

持てる者と持たざる者の固定化と

貧困の連鎖を断つ道が閉ざされつつある。



日本経団連や経済同友会などのいう

「国益を守る」ための集団的自衛権の行使容認とは

国益ではなく、自分の社益であろう。

1000兆円以上も内部留保と云う貯金を貯め込んでおけるほど

世界中で荒稼ぎしておきながら、

更に法人税の減税を要求し、いとも簡単に実現している。

政府と一体どんな取引をしたのか?

政治献金の表と裏を徹底的に暴くべきだ。



それだけでも問題なのに、貧困層の若者を使って

自分たちの儲けのための生贄にしようというのか?



憲法改正の自民党案は現憲法に比べ、

国民の権利を縮小・制限する内容になっている。


現状の国際危機(中国・朝鮮の侵略)に対応するためなら

憲法9条の改正だけでこと足りるはず。


私もそんな周辺国の脅威に対抗する手段を持つことには反対しない。

ただし、自分たちの子供を、儲け主義の企業の人身御供に差し出すつもりもない。


勿論自分自身も、そんな企業のためなんかに死にたくはない。



そんな企業たちが自分の『自由な経済活動の補償』と云う

安全保障を手に入れたいなら、相応の身銭をきるべきなのでは?

些細な献金で利権を貪り、国民を貧困に追いやり

戦争に供出させるような政策は承服できない。


まずは企業内留保を全て吐き出し、国庫に納め、

法人税の増税を承諾すべきだ。

自分たちの貢献で国力を増強させてから初めて国防云々語る資格を得るのだ。


だからそれだけの身を切る努力を国民に示し、

理解を得てから画策すべきなのではないかい?

ねぇ、経済団体のお偉いさんたち。

今のあなたたちは、あまりにも強欲過ぎると思いますよ。



国家財政の破綻と、国民の貧困を憂うオヤジが一句。



非正規や 派遣が増えたの 誰のせい?




お粗末。

































































































































































































































































































「生活保護者が朝からパチンコはよくない」

2015-12-22 08:02:10 | 日記
≪「生活保護者が朝からパチンコはよくない」 別府市の「巡回」「支給停止」にネットで称賛相次ぐ≫



大分県別府市がパチンコ店など市内の遊技施設に

「生活保護受給者」がいないか巡回調査し、

見つけた受給者の支給額を減額していた。

ネット上では「どんどんやれ」「当然ですな」と称賛の声が巻き起こっている。

今から2年前にも、生活保護費の不正受給やギャンブルへの使用を禁止した

「小野市福祉給付制度適正化条例」が兵庫県小野市で施行されたことで、

多くの賛辞が寄せられた。


■「市民感覚からすると、受け入れられないでしょう」

 別府市の調査は、2015年10月の計5日間、

市職員35人が市内にある13のパチンコ店と市営別府競輪場を巡回。

見つけた生活保護受給者25人を一人ずつ市役所に呼び出して注意し、

次の巡回で再び見つけた場合は1か月分支給額を大幅に減らした。


市によると、こうした調査は少なくとも25年前から年1回のペースで実施されていた。

巡回する時間帯は10時頃から16時頃まで。

3回以上見つけた受給者については、2か月にわたって支給額を減らした。


-J-CASTニュース 12月17日(木)18時22分配信-





一日中パチンコができる人が

何故仕事もせず生活保護を受給しているのか?


市民の怒りを買い、通報されるのは当然だ。

「パチンコができるくらいなら働けよ!!」

誰もがそう思うだろう。


生活保護の本来の趣旨を蹂躙し

悪意を持って不正受給しているとの批判は免れない。


でも本当に問題視するべきは他にある。


そういうのが一人だけでなく、

無視できないほどの複数の人間が、遊興にふけっているのが問題なのだ。



依頼心が強く、人に何でもやってもらうのが当然と思っている

心の病の『大人子供』が存在しているのは承知している。

そんな人は、いくら就職を斡旋しても働かせるのは無理だろう。

その種の人間の扱いはどうすべきか?

私には全く分からない。



ただ、ひとつの地域に無視できないほど

その手の人間が集中して存在するとは思えない。


生活保護を受けている人たちは、

何かしらの事情を抱え、実質的に仕事ができないでいるから保護されているのだ。

前述の特殊な人間の他に、仕事もせず

パチンコ屋に入り浸っているのは、何か他の事情があるのではないか?




今日のネットニュースに

≪「年越せない」アメ横でスリ、無職男を逮捕≫

年の瀬の買い物客でにぎわう東京・上野のアメ横で、

女性から財布を盗んだとして

無職の66歳の男がスリの現行犯で逮捕された。(日本テレビ系(NNN))

-日本テレビ系(NNN) 12月21日(月)14時35分配信-



と云うのも目に入った。

 



スリという犯罪と、パチンコ屋に入り浸る不正受給と

どちらが悪質か?




スリが犯罪なのは私も理解しているが、

その上で敢えて言いたい。


犯罪とは言え、スリと云う仕事をしている無職の66歳の男の方が

まだ偉いと思ってしまう。


私の持っている、そんな感覚の方がおかしいのだろうか?



生活できないほどの貧困の中にあり、

どうにかしたいと思うのは人間の本能だ。



無職の66歳の男は、本来なら年金受給の資格があるはず。


でも年を越せないの云う事は、

年金を掛けていなかったか、受給額が少ないか?

単なる浪費家か?

私にはその人の事情はうかがい知れないが

なにがしかのサポートが必要だったと思う。


その対策って、就職斡旋で解決できるのでは?



同じことはパチンコにも言える。

生活保護のケースワーカーの絶対数が足りないという。


何か他の態勢を創出し、受給者の状況把握と

就職斡旋の仕組みを造れないものか。



日本の年金の受給額は、決して多くは無い。

特に国民年金のみで暮らすのは非常に困難である。



はっきり言って貧困状態だ。


その問題を解決するには、

少ない年金の収入の他に、新たな収入の手段を与える事だと思う。

高齢者でもできる軽度で単純な労働の供給。

場合によっては、自宅でもできる作業を創出し斡旋する。


そういう努力が本来のお役所の仕事だと思う。




今の日本に、そんな余力は無い。


確かにそうだ。


でもそんな状況に追い込んだのも、無能な政策のせいではないのか?



今の製造業の苦境の原因は、中国・韓国の台頭にある。


わざわざ反日国家に手取り足取り、技術を教え、

起業の資金を与え、一人前に育てる。

その結果、敵の攻撃力をアップさせ

日本の市場を蹂躙したことが原因ではなかったのか。


未だにその苦境から脱する事が出来ない現状を真摯に受け止め

反撃にでるべきだ。




反日国家の反日行動に対し、強硬な姿勢に転じ、

制裁処置ととるべきだ。


具体的には、中国・韓国からの輸入を禁止し

日本の市場から締め出すことが

現在まで続く失政のツケを補い、解決する手段だと信じる。


日本の基幹産業は製造業だ。

その製造業を復活させるのは、市場の確保にある。



TPPは何故強引に締結されたのか?

農業の崩壊の危機を孕んでいるのに妥結を強硬したのは、

製造業の復活させる意図があったのでは?


蹂躙され続けた国内需要を取り戻し、

TPP加盟国に輸出する。


その図式の中に中国・韓国の出番はないのだ。





まずは国内の製造業を復活させ、雇用の創出を図り、

景気の浮揚を実現させるのが、

自分たちの一番の仕事であると自覚してほしい。

政治屋さんも役人さんも。






パチンコ屋の実質的な経営者は何処も在日朝鮮人。

そこに生活保護のお金を落とさせない。


まずはその対策を始めることは間違っていない。


ただやり方が間違っているのだ。

パチンコ屋に行くことを禁じることは、

人権蹂躙の疑いが濃厚だ。


見回りをすることで犯人を見つけるやり方は、

まるで中学校の生活指導員みたいだ。

あまりに稚拙な方法だと思わないか?


禁止するのではなく、実質的に行かなくなるような対策を取るべきだ。


例えば景品の換金を全面禁止にして

取り締まりの強化を図るとか。



本来法律で賭博は禁止されているはず。

今まで目を瞑っていたのが異常な事だとは思わないのか?



もしかして、パチンコ業界と行政は裏でつながっている?


そんな疑いを晴らすためにも

直ちに動け!と云いたい。




パチンコは若いころ、何度かやったことがあるが、

一度も勝ったことのないオヤジが一句。





スリの手の 器用さ生かし 就職を




お粗末。