uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


今日から12月

2015-12-01 06:11:48 | 日記
昨日、20数年ぶりに東京ディズニーランドに行った。

本当に久しぶりだ。

園内はクリスマス一色。

クリスマスソングが終始流れ、

まだ気が早いと思っていた私でさえ

気分が一新された。


夜のパレードを見て帰ろうと思っていたが、

結局その後も『カリブの海賊』にはまり、

家に到着したのが午後11時になってしまった。



私はディズニーキャラには全く関心ない。

でも園内に一日いると、帰りはすっかり夢心地になる。


子供も大人も皆、笑顔の世界。

外の殺伐とした話題に漬かり切っていた自分が

洗われてゆくような気がした。



忘れていた20数年前の記憶がひとつひとつ蘇る度

足元にある夢や希望の大切さを思い出させてくれる。


当時も私の心は殺伐としていた。

でも夜のパレードを見終えた頃には

純粋な夢を馬鹿にしていた自分を恥じるようになっていた。


夢をひとつ捨てるごとに大人になる。

そんな思いが間違いであることに気づいた。


それからは、自分が感動したことや、

大事にしようと思ったことを、

決しておろそかにしまいと考える自分がいた。


そして、自分を育ててくれた両親や兄弟、

かけがえのない友たちが急に愛おしくなった事を覚えている。



今日から12月。

世の中は相変わらず殺伐としたニュースで溢れている。

そんな中、昨日園内にいるとき、

『水木しげる死去』のニュースが入ってきた。

彼もキャラクターの分野は異なるが、

自分の夢の世界を大切に、大切に温め、

茟一本で具現化してきた伝説の巨星だ。


ディズニーランドの名物お化け屋敷アトラクションにいる時も、

彼がこの施設を手掛けたら、一体どうなっていただろう?

などと一周しながら考えていた。


大往生ではあるが、「巨星落つ」の知らせに

日本の誇る惜しい人を亡くした一抹の寂しさを感じる。



それにしても、外国人もたくさん集まる東京ディズニーランド。

世界中の殺伐とした人たちにこそ来てほしいと心から思った。

そして世界中の希望を失った子供たちにも

この世界を体験してほしいとも。



全ての人たちがあの世界に触れたら

きっと戦争や醜い争いは無くなるだろう。



「戦争に明け暮れる明日」の来ない世界。


12月というクリスマスの季節が

宗教を超え、貧富の差を超え、

「ウォルト・ディズニーの夢」と「サンタクロースの意思と好意」を

世界中に広めてほしいと心から思う。

そして子供も大人も、夢を抱き、大切に生きる人生を歩んでほしい。


きっと世界平和って、そんなところから始まるのかもしれない。





ディズニーにすっかりはまり、

今日はディズニーシーに行ってくるオヤジが一句。




園内で おでんも食べたい この季節

(ディズニーランドに日本のB級グルメを呼び込む会事務局)




お粗末。