uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


クリスマスキャロル ~スクルージ(財務省)に捧ぐ~追記ありバージョン

2020-04-25 20:56:45 | 日記
イギリスの文豪チャールズ・ディケンズが
1843年に発表・出版した小説。
『クリスマス・キャロル』


守銭奴のスクルージがクリスマスイブに
超常的な体験から、過去・現在・未来の旅をした結果
改心をする物語。


主人公の初老の商人エベネーザ・スクルージ。
無慈悲・冷酷・エゴイスト・守銭奴であり
人間の心の温かみや愛情とは
無縁の生き方をしてきた人物である。
ロンドンの下町にスクルージ&マーレイ商会を構え
薄給の雇人ボブ・クラチットをこき使い
血も涙もない、強欲で金儲け一筋の商売を続けていた。

商売に関わる取引相手や、
生活に困窮し借金を申し込む客などから
その姿勢や考えにより嫌われていた。

彼は7年前、
共同経営者ジェイコブ・マーレイの葬儀の時でさえ
彼への布施を渋り、香典を持ち去るほど
徹底した金の亡者だった。

あるクリスマスイブの日。

仕事を終え自宅に帰ったスクルージは、
7年前に亡くなったはずのマーレイ老人の亡霊が
突然現れ、たちまち取り憑かれてしまった。

亡霊になり果てたマーレイは、
己の死後に待っているお金や物欲の取り憑かれた者の最後を、
無慈悲・非道な行いを続けてきた者の最後を、
自分の身をもって、自身が地獄で鎖に繋がれ、
罪の大きさにとって決められる悲惨な罰
を受けている姿を示し諭した。

そしてスクルージに対し、
昔共同経営者として働いていたよしみで、
スクルージが自分のような苦しみを味わう運命を
回避するよう、自分の行いを悔い改め、
新たな人生を歩むよう
3人の精霊を登場させ導いてゆく物語。

『第一の霊』は過去、『第二の霊』は現在、『第三の霊』は未来。

スクルージの少年時代、現在、未来の姿を示し、
素朴で純粋な心を持っていた自分自身の幼少期や、
善良な雇人のクラチットとその家族の様子、
自分の悲惨な死後の世界を目の当たりにする。

スクルージは激しい衝撃を受け、
自分にはまだ、悔い改め未来を変えるチャンスがある事を
心から感謝し、善行を実践し、
『ロンドンで一番クリスマスの楽しみ方を知っている人物』
と呼ばれるようになった。



季節外れのクリスマスの話題を
今なぜ私は取り上げたのか?


それは今だからこそ
日本のスクルージたちに悔い改めてほしいから。



私は自らのブログで幾度か
財務省の姿勢や行いを指摘してきた。



この国は世界的に見て
物事がうまくいっている方だと思う。

しかしそれらはこの国を支える全ての国民が
死にもの狂いで頑張ってきたから。

だが、その陰に隠れ
頑張るどころか、
企て(くわだて)や企み(たくらみ)を弄し(ろうし)、
この国を私(わたくし)する者たちが
実質的に牛耳っている現状を
私は憂いている。


彼らは私たち国民に
この国は借金まみれだと宣伝し、
(実際は以前もブログで指摘したが、
国の貸借対照表であるバランスシート上、
実質債務超過ではないのだ)
消費税などの増税を主導し、
年金の財源を素人投融資などで無駄に浪費し、
特別会計に至っては、
部外不公表による使途不明金が
どれだけ存在するのか分からないほどである。


つまり国民からしっかり税金を取り立て
健全なはずの財政でありながら、
その実は霧の中にあるのだ。


そうした状況におかれた現在の国内の状況。

コロナウイルスで経済活動が
行動自粛により封印され、
企業も個人も困窮の危機に見舞われている。

一切の活動を封印され無収入になった法人が
たった一回の200万円や300万円の支援金で
生き延びることができるのか?

実質失業状態の個人が
たった一回、ひとり10万円の給付金で
コロナウイルスが終息し再び働き、
収入を得るまで生き延びる事ができるのか?



そもそも、今回の蔓延の原因を作ったのは
財務省の強い意向で
政府が防止対策で後手に回り、
対策を渋り、遅らせた事にある。


本来安倍内閣が財務省の権限の上に立ち、
リーダーシップをとれなかった現状が問題ではあるが、
今はその責任を追及している場合ではない。



財務省の役人に問いたい。

あなた達は何の権利があって
国民から取り立てた税金を私(わたくし)するのか?


今はコロナウイルスに国家全体が一丸となって
立ち向かい、一日も早く打ち勝つ方向性を示し、
まもるべく行動すべき時だと思うが如何?


国民は今戦っている。

でもまだその行動は不十分だ。

だからまだ終息の糸口が見えてこないでいる。

尚一層の努力を求めるなら、
国はその保証を示さなければならない。


今は無駄にケチケチしている場合ではない。

政府は100兆円の経済対策費で
収めようとしているようだが、

本当に早期終息させるつもりなら
その5倍も6倍もかかるだろう。

その試算だって天下の財務省なら
とっくにできている筈。

今のあなた達の行いは、
反省しないスクルージと変わりないと私は思う。

だから姿勢と考えを変えなければ、
悲惨なスクルージの未来を味わうことになるよ。

国民の税金は、
あなたたち勘違いした特権階級のためのものではない!

国と国民のために使うべきものであると
早く気がつきなさい!!





   追記

これから先はこの日記をアップした
7時間後に書き加えたものである。


私は今回の財務省を含め
権力者に対し時々命令口調を使用しているが、
これは意図的な表現である。

何故日本国内に於いて下層階級に分類される私が
あなた達支配層に対し、上から目線で語りかけるのか?


あなた達エリート層にとって
私のような立場をわきまえない底辺から
意見されるのは
我慢がならない屈辱に感じるかもしれない。
しかしあなた達は自分を支配層と勘違いしているだけで、
本来は国民から雇用された公僕としての
『非使用者』でしかない。

憲法で保障された国の主体者は
『国民』である。

故に私のような何の力も持たない一般人でも
所定の税金を払っている以上、
(所得の関係などで免除された者でも)
日本国民として、
あなた達に意見する権利を有しているのだ。



そんな基本的な心構えを
忘れたような行動をとっているあなた達に
口うるさい使用者が存在していることを忘れずに!

物語の中のスクルージでも
少年時代は人並みに心優しく
自分の周囲の人々を幸せにしようとの志を持った
一個の人間であった。


あなた達エリート層の人たちも
少年時代があった筈。

その頃の志(役人になろうとした動機)が、
現在のあなたたちの行状と
一致しているとは私は思いたくない。














































野党!働け!

2020-04-17 12:11:23 | 日記
昨日今日と政府の対応の変化が目まぐるしい。

つい先日まで野党が求めていた
国民ひとりひとりに10万円の給付へ
大きく舵が切られるようだ。


ここで野党からもろ手を挙げての
賛成の声が聞こえてくるかと思えば、
「対応が遅い」だの「朝令暮改」だの
批判のオンパレード。

その主張が間違っているとは言わない。
しかし、主張が一歩前進したことを素直に喜び
一日も早く国会承認の手続きを終え
国民の手に届くよう、
最大限の協力をすべき時ではないのか?


今は戦時下なのだ。
しかし大政翼賛会となれと言っているのではない。
命を奪う戦争ではなく、
命を守る戦いで
各々がそれぞれの役割を自覚し、
力を尽くせと言っている。


野党は与党と違い、
行政的権限を持たないから、何もできない?
与党も野党も議員は選挙による民選議員であり
国の仕組みの中で
しっかり働く義務を負っている事を忘れたか?

時に与党批判も良いが、
今、この時その目は国民に向けてほしい。

行政機関の枠組みの中では蚊帳の外でも、
民意に目を向け、
行政機関が取りこぼした切実な願いと
問題点の解決の手助けに全力で動くことはできるだろう。

社会運動の扇動・先導も野党の立派な仕事であり
役割だと自覚しなさい。

民意で議員となり、国家予算から議員報酬を受け取り、
ただ批判だけでふんぞり返っているのなら、
早晩あなたたちの席はなくなるよ。


議員になれたと云う事は、
それだけたくさんの有権者の支持を受けたと云う事。

つまりあなたたちの後ろには、
呼びかければ応える人々がたくさんいるのだ。
協力してくれる人々がいるのだ。

例えばどんな事ができる?

あなたたちの最大の武器は
『呼びかけ』でしょう。
国民の声を吸い上げる『聞き取り』でしょう。


個人事業主で資金不足やそれ以外の問題で
困っている人はたくさんいる。


行政の相談窓口では
原理原則での対応のみで、
対象外とされ取り残される場合でも
ほんの少しのマンパワーを結集して事に当たれば
解決し救済される問題もある筈。


知恵を出したり、知識を提供し
難題を解決できる場合もある。

既存の仕組みでは解決できない場合も
異業種や休業者たちの連携プレーの呼びかけで
不要不急の外出を極力抑え
生産と流通の問題を何とかできる方法があるかもしれない。


具体的な例として、

新規参入業者のUber Eats(ウーバーイーツ)。
レストランなどの食品提供者と
注文者を結ぶ新しい配送形態を生み出した仕組みである。
希望し配達する人を事前に登録、
その潜在労働意欲を活用し、外食のため出向く客を
自宅に留め外出を抑制し、人と人の接触を最小限に抑え、
レストラン⇨配達パートナー⇨注文客
の三者それぞれの要望を叶えるマッチングサービスとして
注目を集めている。


Uber Eatsを宣伝しているのではない。

その仕組みをヒントに
それぞれの立場の人々の問題解決に寄与できないか?
と云っている。


他にも野党主催の在宅電話相談窓口を創設。
クラウドファンディングの仕組みの説明や
ネットでの展開の仕方の伝授やフォロー。

被災地で見せたボランティアたちのような
お助け隊の結成の呼び掛けと管理。

コロナ対策で休業中の店舗や施設の
積極的活用の働きかけ。


たくさんの人がアイディアを出せば
それだけたくさんの人たちが救済される。


アイディア募集窓口を作り
実行可能プランの選定や実行を
極力在宅で活動できるようにする。

など社会貢献活動はいくらでも産めるはずだ。

野党には野党のやり方がある。
支持者組織を最大限利用した役割と
責任を果たしてほしい

議員として、人として
『仁』を持ち
プライドを持った仕事をすることを強く望む。

それが野党の存在意義であり、
国民の『信』を勝ち取る方法であると
私は思う。




今までのあなたたちの活動と言動を見ると
殆ど期待できないが、

頑張れ!



























信を問う

2020-04-16 09:04:35 | 日記
          孔子の言葉

 

  子貢政を問う

 子曰く「食を足らしめ、兵をたらしめ、民をして信あらしめよ。」
子貢曰く「やむを得ずして除かんとするときは、
     何をか先にすべき?」
  曰く「兵を除け。」
子貢曰く「やむを得ずして除かんとするときは、
     二者に於いて何をか先にすべき?」
  曰く「食を除け、民に信無くんば国立たず。」


注釈  信による人間関係は、政治の全てに優先するという主張。




 現在の日本における政治・行政の思考と行動は
明らかに国民の『信』を失いつつある。


孔子の言う『食』とは、現在のコロナとの戦いに於いては
『食』を得るための『職』、
即ち生業(なりわい)を指す。

そして『信』とは、
どんな手段を講じても、必ず国民を守り抜くとの覚悟と姿勢を
国民に示し、即座に行動に移す行為を指す。



前回の日記でも示したが、
今、国と自治体がすべき最優先事項は、
医療の確保と、生活の保障を実現し、
同時に人的接触の極限の制限状況の確保・維持。
結果早期終息を果たす道筋を示し
国民のコンセンサスを得る事である。


今この国はその点がうまくいっていない。

危機感の希薄な外出者たち。
意に反しても家計のため働く人々。
先行きの不安と閉塞感に苛まされている人々。


そうした国民の不満、困窮が
目に見えて現れつつある。

もう時間はない。


戦時中に喩えたら、
今は空襲警報を発令し、
とっくに防空壕への避難を
終えていなければならない状況である。

空一杯に焼夷弾が降り注ぎ、
そのいくつかがすでに着弾、
各地で火災が発生しているのだ。


在宅ワークができない?
毎日の買い物は欠かせない?
散歩は健康増進のため止められない?


焼夷弾があなたの頭の上に降ってきているのに?


国の、自治体の経済支援を背景にした
自宅待機の半強制の実行の時ではないのか?


この国の悪政の根幹
財務省の権限を奪い取り、
行政の長が強権の発動をすべきである。

それができないのであれば、
安倍内閣は即座に辞職しなければならない事案の時ではあるが、
今は戦時体制構築のとき。
緊急事態の悪化を招いた責任を取り、
死ぬ気で頑張れ!



国民に対するプロミス(promise)
国民とのコンセンサス(consensus)
国民参加の統一行動(united action)

の実現是即ち国民の『信』なり。


今回のウイルス蔓延に対し、
いち早く緊急事態宣言を発出した北海道知事。
同じく国に物云う吉村大阪府知事。


私は個人的に
この二人に注目している。

なぜならいち早く財政的裏付けを持たない段階での
効果的有効な措置を発表し、実行しつつあるから。


台所状態が無理と分かっていても
やる行為を無謀・無責任と謗られるなら
確かにそうだが、
自らの明確な責任問題になることを自覚・覚悟の上で
緊急対策を講じる姿勢はまさに『信』を得る行為だと思う。

国民の命がかかっている。

まず命を救い、金の問題はその後だ。

安倍内閣が死ぬ気であたれとは
そういう事だ。


私のような底辺の民でも
自分の意思を持ち
一挙手一投足を注視していることを
忘れないで欲しい。

















今私たちは歴史をつくるべき当事者?

2020-04-09 09:42:02 | 日記
『善良なる民衆諸君よ。
我が国日本では、政治を司る
為政者や役人が行う物事がうまくいっていない。

また彼らリーダシップを発揮すべき選民としての
権限や意識や価値観、常識観念、良心が持つ
美徳や手本が、我ら一般人と共有され
職人や正規・非正規社員、農業・漁業等従事者、商人など
全ての者がひとつに結ばれるまでは
そうはならないのだ。

我々が政治家や官僚と呼ぶ人々は、
いったいどういう訳で権力・権限を持つのか?

彼らは誰のため、どこを向いて
政治・行政を行っているのか?

彼らは何の理由があって
我々の不安をあおり、不利益な状態に隷属させているのか?

我々が皆、憲法で保障されている
基本的人権を持つ平等な選挙民であり
主体者であるとするなら、
どうして彼らは私たちの
民意に耳を貸さず、権利と財産を無駄にし、
これから起こる生命の危機に対する備えを疎かにするのか?

どうして彼らは我々より偉い権力者であると錯覚するのか?
そして自らの愚かな、そして誤った政策を正しい行いであると
証明したりすることができようか?

—ただひとつ、彼らが欲している願望と錯覚を
我々に苦労して成就させているという理由を除けば。—





*~ワット・タイラー(Wat Tyler)の乱~1381年イギリス
に於けるジョン・ポール(John Ball)の説教~
の引用から現在の日本の実情に置き換えたもの







このところ新聞、テレビ、ネットなどを賑わしている
おなじみの話題。

もう食傷気味なので
私ごときがワザワザまた触れる事もないと思って
この数日、音無しの構えでいるつもりだったが、
刻一刻と迫る危機に対し
黙っていられなくなった。



今回の武漢ウイルスは
人類の歴史上最大・最悪の疫病となりつつある。

それ以前の年表を遡ると
スペイン風邪などを飛び越え
1347年~51年にヨーロッパで蔓延したペスト(黒死病)
まで行き着く。

どのくらいの猛威を振るったのか?

当時の世界の全人口の22%にあたる1億人が死亡している。
イギリスやイタリアでは
人口の8割が死亡、全滅した街や村もあった。

(wikipediaからの引用)


それに匹敵するほどの国家的・経済的ダメージを負うであろう
今回のウイルス騒動。





ここで日本国内の動きに目を戻そう。

まず、数日まえから
今日出すぞ、明日出すぞと噂されてきた
『緊急事態宣言』。

政府内や該当する各自治体と十分協議する時間と機会は
あった筈なのに、
何故小池東京都知事と政府、
他の府県知事との意見の相違が表面化するのか?

あまりにお粗末過ぎ、只々呆れるばかりだ。

再三になるが、ここで私の政治的信条と支持政党に触れ、
立場をハッキリさせておく。

私は与党自民党も公明党も
野党立憲・国民・共産、その他諸々の政党など、
支持する政党を持たない。

だから中立というより、
政治に対する批判者としての立場で
物を云いたい。



私は今の日本の現状に鑑み、
憲法の制約から諸外国並みのロックアウト
(この場合、都市封鎖の意)などの強権を
発することはできないと承知している。

だから本来なら非常事態宣言による
強権発動であるべきでありながら、
それができず、すべては要請になることも。

しかし、その自粛すべき対象に(地域により)
相違が出る事や、
どのくらいの期間にすべきか等の
対策を統一させ動くべく
対立するのか理解できない。

国が緊急事態宣言を発出した後の具体的決定権は、
宣言を受けて、
当該知事が独自に持つものであり、
かなり強力でもあると承知している。

であるならば、
東京都は東京都の実情に合わせたきめ細かな
対策を実行すべきであり、
実情にそぐわない、
他と歩調を合わせた行動をとるべきではないだろう。

罹患者の人数の濃淡を重視し、
実態に即した規制の拡大を実行すべきではないのか?


今まさに、目前に都民の、府民の、県民の
いや、国民全体に生命の危機がせまっているのだ。



また、今回の政府の対策に
国民が持つ不安に
大きく分けてふたつの要素がある。


ひとつは医療体制の堅持
もうひとつは休業に伴う補償。


まず一つ目の医療体制。

医療崩壊を阻止すべく、
全力で戦っているという。

しかし早晩、どれだけ医療従事者が頑張っても、
現状の甘すぎる自粛要請では必ず飽和状態を迎える。

必ずだ。

政府はコントロールするつもりらしいが
現状のスタンスでは絶対無理!

その後もし自分が罹患しても、
街では患者と死者で溢れ、
自宅待機のまま、PCR検査もなく
ICUはおろか、
酸素吸入の施しも受けられず死を迎え、
どこぞの知らないところに
密かに埋葬される事態となるだろう。

家族の弔い(葬式)も行われずに。




先日APAホテルが軽症の罹患者の受け入れのため
施設一棟丸ごとの供出を申し出ている。

でも今後の拡大を予測すれば、
それだけで済むはずもない。

ただでさえ自粛のキャンセルにあえぐ
ホテル・観光業界の救済も考慮し、
圏内の受け入れ条件を備えた全ホテルの施設の
供出要請を出しても良い頃では?と思う。

その他のあらゆる業種の法人救済も
規模別一律支援金早期支給も実行すべき時に至っている。

来るべき終息後のいち早い復興を見据えるなら
現行事業所の護送船団式保護は絶対不可欠条件だ。

現行医療体制を維持しながら
社会の調和を崩さないのは至難の業と云えるだろう。





もうひとつの不安。

休業に伴う一般国民の所得の消滅。

政府は30万円の給付をうたっているが、
それは総ての国民に対するものではない。
受給の対象漏れの困窮者が
多数生存の危機に立たされるだろう。
幸運にも受給対象者となれても
実際に支給されるのは早くとも5月以降。

それでは明日必要な食費が、家賃が、ローンが
払えないというのに。







ー今後の見通しー


仕事の業種別自粛体制が今のままザルならば、
必ず罹患者拡大の勢いは増す。

そして社会の経済活動が
ほぼ停止してしまうのは避けられない。


窮乏生活の末、
一般家庭の生活費は底をつき、
失業・廃業者で溢れかえり、
社会不安と政策に対する国民の不満は
必ず爆発する。


でも再度云うが、私は現行制度の枠内では
政策の実行には限度がある事を承知している。

だからこれ以上の制度上の対策はない事も。



そこで、今後日本社会はどうなるか?


国民の不安と不満は無視できない
社会変革を起こすほど増大し、
政府関係者及び
自治体関係者の思考を圧迫、
危機感が瀬戸際までピークを迎え、
なりふり構わず
制度内とは言え、多少強引ともいえる自粛の強要、
これまた多少反則ともいえるような
経済救済策にも走るだろう。

急場しのぎに。


すなわち一般国民に対する経済救済策を
幾度か改訂し、あらゆる方策を追及し予算を捻出。
保障内容を拡大し手厚くするか、
企業の一時解雇による失業者への手当支給へと誘導するなど、
国民の不安と不満を抑えるべく、
対策強化を図らざるを得なくなり
国民の納得を得ようとする。



しかし、私のような素人目にも明確に解るように、
対策は早いほど良く、
手厚いほど効果が大きい。

それ故に、現在の国の出し渋り政策は
愚策でしかないと断言する。

いつまでもけち臭い財務省の言いなりになってないで
自分たちの信条と責任で動いてほしい。

小出しにすればするほど終息は長引き、
経済ダメージは大きくなる。


今年の8月までに終息させたいなら、
8月までに終息させる対策を、
7月までに終息させたいなら
7月までに終息させるべく、
質と量にこだわった予算を計上し、
しっかりとした行動計画、
全ての人(為政者・一般国民)を納得させ、
その上でコンセンサスをとり、
一丸となって戦う体制を構築すべきである。

為政者にとり、独りよがりの政策であってはならない。
一般国民にとり、独りよがりの国民生活であってはならない。

皆が全体を見通し、
皆が個を律する姿勢と意思と覚悟が今求められている。


幸いな事に私たち日本人は、
国の借金を凌駕する豊富な資産を持つ
世界でも屈指の豊かな国にて生活ができている。

多少無理して財政出動を強行しても
びくともしない国の国民である。

幾多の戦争や災害にも打ち勝ち、
人的資源のみで苦難をはねのけてきた
豊かで強い国の国民なのだ。

世界は今、日本の行動を注視している。
胸を張って生きてゆこう!