uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


「社員をうつ病にする方法」 社労士を調査へ

2015-12-20 04:45:26 | 日記
愛知県内のベテラン社会保険労務士の男性が「社員をうつ病に罹患(りかん)させる方法」

と題した文章をブログに載せ、県社労士会が問題視して今月に調査を始めた。

職場での取り組みに逆行するような発信はネットでも批判され、

厚生労働省愛知労働局も事態を重く見て調べる方針だ。

問題の文章が載ったのは11月下旬。

「すご腕社労士の首切りブログ モンスター社員解雇のノウハウをご紹介!!」

と題した連載の40回目で、

上司に逆らったり遅刻したりする社員を

「うつ病にして会社から追放したいのだが」という質問に答える形だった。

ブログでは、「失敗や他人へ迷惑をかけたと思っていること」

などを社員に繰り返しノートに書かせるよう勧めた。

「うつ状態は後悔の量が多いほど発症しやすい」とし、

社員が自殺した場合の助言もあった。

ネットでは「あまりにひどい」などの批判が起きた。

「ふざけるな!」といったメールを数件受けた男性社労士は

「怖くなった」として、12月上旬に連載をすべて削除した。

国家資格の社労士は

「適切な労務管理その他労働・社会保険に関する指導を行う専門家」

(愛知県社労士会)。

同会では40回目の内容について

「多くの人が自殺に追い込むような主張と読む。

同じ社労士として迷惑だ」と批判が出ており、調査を開始した。

関係者によると、会則で処分対象となる社労士の

「信用または品位を害する行為」にあたりかねないとして

監察綱紀委員会を10日に開催。

男性社労士は聴取に対し、「うつ病に罹患させる」というのは本旨でなく

「筆が走りすぎた」としつつ、「表現の自由」の範囲内と主張したという。


-朝日新聞デジタル 12月19日(土)配信-




表現の自由の範囲内だそうだ。


私も筆をちょっとだけ走らせ、

表現の自由の範囲内でパワハラ経験者として言わせてもらう。


こんな反社会的な社労士は直ちに資格をはく奪し、

繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し

うつ病に罹患するまで反省文を書かせるべきだ。

結果本人が自殺しても、それは本人の自己責任である。



この日本の社会では、ブラック企業が溢れている。

長時間労働の強制や、暴言によるマインドコントロールなどの追い込み、

ボランティアと称した研修・実質的な拘束的な労働など。




「24時間、死ぬまで働け」――。そう唱えて

ワタミグループを急成長させた創業者の渡辺美樹氏(自民党参院議員)。


参議院とは確か『良識の府』と習ったような気がする。


でも、実際は違うようだ。

労働者を奴隷化し、死に至らしめる強制労働組織として

会社を運営した人物が代議員としての地位にいられる場所。



太平洋戦争後のソ連によるシベリア抑留時でさえ

死ぬまで働けとは云っていないだろう。


『良識の府』のお偉い議員様には、

それほど大きな特権があるというのか。

『良識の府』が聞いて呆れる。



愛知県内のベテラン社会保険労務士も(実名を公表すべきだ!!)

良識の府のお偉い議員様も、

今の病んだ日本の世相を反映しているように思える。


年間の自殺者約3万人のうち、どのくらいの割合が

ブラックの犠牲か分からないが、

確実に存在しているはず。



人が人とも思わず、虐げようとする社会。

いじめも強姦事件も、

根幹はそのような風潮の末、出現する現象なのではないだろうか?



そんなギスギスした空気だから、他人を労わる気持ちを持たない人間が増え

たった3万円、低所得の高齢者に支給するのでさえ

ブツブツ文句を言う議員様がたくさん出てくるのを悲しむオヤジが二句。



年を越す 事ができるか 3万円

死んでさえ 働き続ける 夢をみる





お粗末。