uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
だからblogで訴えます。


ただで食べられるレストラン

2015-12-24 00:18:31 | 日記
「ただで食べられるレストランがあるんだ。

ママも料理作らなくて楽だから行こう」

「家が貧乏だと思われたくない」から、ごまかした。

子どもたちは、食堂の和室に「レストランじゃないじゃん」と口をそろえた。

でも、ミンチカツの載ったカレーライスとナシが運ばれると、

「すごーい、ナシだよ。カレーだよ」と声を上ずらせた。

無言でカレーをかき込み、スプーンが皿に当たる音が響いた。

元気な声で「おかわり!」。

美雪は3杯、直樹も2杯をたいらげた。

「おなか、ぺこぺこで来たんです」と梓は涙声になった。

-西日本新聞 配信-


そこは貧困などの事情を抱える子どもたちに食事を提供する「子ども食堂」。

「子ども食堂」と、食品を届ける「フードバンク」の取り組みを紹介した

西日本新聞の記事を受け、九州各地で食材の提供や寄付の申し出が相次いでいる。

「子どもたちに、おなかいっぱい食べてほしい」と米や野菜を届ける農家。

「わずかな額だけど」と蓄えを持ってくる夫婦。

子どもを助ける善意の輪が広がっている。


「たくさんの善意が活動を支えてくれている。

格差社会が進み、苦しんでいる子どもたちを少しでも助けたい」。






サンタさんは本当にいるの?



ザ・サン紙の社説として1897年9月21日に掲載された

バージニアちゃんへの質問の返事を思い出す。

人々の心を打つ名回答として

120年近く経った今でも世界中で語り継がれている。




「そう、バージニア。愛や寛容、深い思いやりの心があるように、

サンタさんは確かにいる。

それは人生を最高に美しく、喜びに満ちたものにしてくれるんだ。」

「サンタさんがいないだって?!

サンタさんがいない世界はバージニアみたいな子がいない、さみしい世界。

人生を楽しいものにしてくれる、

何かを信じる純粋な心、風流を解する心、

人を愛する心がなくなった世界のようなものなんだ。」

「サンタさんを見た人がいなくても、

サンタさんがいないというわけではないんだよ。

この世界の真実の中の真実は、大人にも子供にも見えないんだ。」

「目に見えない世界を覆うベールは、

世界中の強い強い男たちが束になってかかったって引き裂けやしない。

何かを信じる心、風流を解する心、誰かを愛する気持ち、

ロマンスだけがそのカーテンを開き、

その向こう側にある、

この世のものとは思えない素晴らしく美しい世界を見せてくれるんだ。」

「サンタさんはずっとずっと、永遠に生きるんだ。

千年経っても、いや、十万年経っても、

サンタさんは子供達の心を喜ばせ続けてくれるんだよ。」




サンタさんが永遠に生き続ける世界でありますように




4世紀頃の東ローマ帝国・小アジアのミラの司教(主教)、

教父聖ニコラオス(ニコラウス)の伝説が起源のサンタクロース。

「ある日ニコラウスは、貧しさのあまり、

三人の娘を嫁がせることになる家の存在を知った。

ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、金貨を投げ入れる。

このとき暖炉には靴下が下げられていたため、

金貨は靴下の中に入っていたという。

この金貨のおかげで娘の身売りを避けられた」という逸話が残されている。


-ウィキペディア-



年末が押し迫ってくると、

決まっていつも貧困のもたらす話題が目に入る。

そしていつも子供たちにとって

サンタの存在を疑ってしまうような過酷な状況に身を晒し

挑むような眼で訴える。

「サンタクロースなんていない!!」と。



そういう自分はいくつの歳まで

サンタを信じていたのだろう?

もう、遠い遠い昔でよく覚えていないが、

同級生の悪友に馬鹿にされるまで信じていたように記憶する。



それまで確かに私の中でサンタは存在した。


サンタクロースを信じられる子供は幸せ。

本気で信じていたからって、

決して恥ずかしい事ではないよ。


昔の自分にそう言ってあげたい。



そして世界中の子供たちに

サンタさんを信じてほしいと思う。

そういう幸せを少しでも長く持ち続けてくれることを願う。


枕元に靴下を置いて

ドキドキしながら朝を迎えた経験のない大人たち。


たとえそんな人でも

あなたのそばにいる子供たちに

サンタの存在を伝える事ができるのですよ。


え、どうやって?

変装するの?


いいや、ちがうでしょ。


ちゃんと分かっているくせに。



今日は誰もが例外なく過ごすクリスマスイブ。


信じることを忘れた大人たちに、私からのプレゼント。

有難いかどうかは知らないけれど、つたない一句を。




靴下に 不安いっぱい 夢いっぱい



お粗末。
















































































最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。