フランス軍、アフリカで武装勢力メンバー20人以上を殺害・拘束
フランス軍は30日、アフリカ西部のマリで武装勢力のメンバー20人以上を殺害または拘束したと発表した。
仏駐留軍によると、マリの隣国ブルキナファソに近い森林地帯における作戦には、陸空両軍が参加したという。攻撃対象となった武装勢力は明らかにされていない。先月には駐留軍の兵士1人が殺害された。
マリでは、北部の各都市からからイスラム過激派を一掃するためフランス軍が2013年に軍事作戦を実施したものの、過激派による攻撃が相次いでいる。
仏軍の報道官は、ガオ州の南西部にあるフォルサール森で戦闘員らを攻撃したと述べた。
武装勢力による攻撃が急増するなか、マリの議会は先月29日に非常事態宣言の6カ月延長を可決した。
南隣のブルキナファソでも武装勢力との戦闘が激化している。
ブルキナファソでは、昨年12月にマリとの国境近くで12人の兵士が武装勢力によって殺害された。同年1月には首都ワガドゥグでホテルが襲撃され、外国人を含む29人が殺害された。
旧宗主国のフランスは、マリに約4000人の兵士を展開している。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます