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保守記事.101-6-2-2 ぼくたちの将来は。。。

2007-05-02 10:47:46 | 記事保守

赤ちゃんポスト 県内外はや相談30件 病院「極力話し合い解決」

 国内初の「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)は10日午後から運用が始まる。ポストは1日、完成後 に行われた熊本市保健所の検査にも合格。すでに慈恵病院には「生まれたら預けたい」などの相談が寄せられているという。蓮田太二理事長は「極力使われない よう相談で解決したい」とする一方で、家庭環境や経済的事情で育児が困難な女性の多さに驚きを隠せない様子だ。

 病院側は昨年11月、赤ちゃんポスト設置の計画を発表。これ以降、「出産直前に相手の男性が姿を消し途方に暮れている」など、県内外から病院へ相談に訪れたり、電話をかけてきたりした女性の深刻な相談件数は約30件に上る。

 病院では、育児が困難な女性に対して、生まれてきた子供との法律上の親子関係を終了し、新たな親を見つける「特別養子縁組」制度を紹介。実際に里親が見つかったケースもあったという。

 厚生労働省の統計によると、全国の児童相談所が平成12年度に受けた捨て子に関する相談(遺体遺棄、遺棄致死は含まず)は196件。

 熊本県内でも昨年12月、30代の母親が産婦人科の敷地内に赤ちゃんを置き去りにする事件が起きている。

 1日の完成を受けて病院では、母親役の職員が人形をポストに入れ、ナースステーションから別の職員が駆け付けるまでのシミュレーションも行われた。

 病院側によると、「特に問題はなかった」という。

 その後、病院では施設を報道陣に公開。扉を開けて赤ちゃんの人形を置き、ブザーやアラームを作動させた。また赤ちゃんが置かれた際の病院職員の動きも披露した。

 赤ちゃんポストをめぐっては、命を救う観点からやむを得ないとする意見がある一方で、社会的、人道的観点や、捨て子助長につながることを懸念する考えもある。

 これに対して、蓮田理事長は「赤ちゃんポストは最終手段」と強調。

 その上で、「母親たちは誰に何を相談していいか分からない状態。報道などを通じて『ゆりかご』の存在を知ることで、相談に訪れやすくなるという側面もある」としている。



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