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保守記事.16-35-4 海外にも目を向けよう

2020-08-25 16:42:54 | 記事保守

マリ クーデターで拘束の大統領が辞任表明 内閣と議会解散も

軍の一部の兵士がクーデターを起こした西アフリカのマリで、拘束されていたケイタ大統領が国営テレビを通じて辞任を表明しました。政治的な混乱で、マリの北部を拠点とするイスラム過激派の武装グループが勢いづくことが懸念されています。

マリの首都バマコの近郊で18日、軍の一部の兵士が蜂起し、ケイタ大統領を含む複数の政府関係者が拘束されました。

その後、ケイタ大統領は、国営テレビを通じて「私が大統領の座にとどまるために誰かの血が流れることは望んでいない。この時点から職を辞することを決めた」などと述べ、辞任を表明するとともに、内閣と議会を解散すると発表しました。

ケイタ氏が今も拘束されているかは分かっておらず、どのような状況で辞任を表明したのかも明らかになっていません。

一方、大統領らを拘束した兵士らは19日、国営テレビを通じて「しかるべき時期に政権移行と選挙を実施する」と発表しました。

ケイタ氏は、2013年に大統領に就任し、国の北部で活動を続けるイスラム過激派に対して、フランスなどの支援も受けながら軍事作戦を進めてきました。

政治的な混乱でこうした作戦に影響が出れば過激派の活動が活発になり、地域の緊張が高まることが懸念されます。

国際社会から強い懸念や非難

西アフリカのマリで18日に起きたクーデターに対しては、国際社会から強い懸念や非難が出ています。

このうち国連のグテーレス事務総長は声明で「こうした行動を強く非難し、憲法に基づく秩序の回復を呼びかける」としたうえで、拘束されたケイタ大統領などを直ちに無条件で解放するよう求めました。

また、AU=アフリカ連合のファキ委員長もケイタ大統領などの拘束を強く非難したうえで、クーデターを起こした兵士らに対して「武力の行使を停止し、国の制度を尊重するよう呼びかける」としています。

さらに、マリを含む西アフリカの国々で構成するECOWAS=西アフリカ諸国経済共同体は「クーデターには一切の正当性はない」としたうえで、マリを共同体の意思決定機関から排除するほか、加盟国とマリとの間の陸と空の国境を閉鎖する措置をとると発表しました
 


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