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保守記事.481 酷い事件

2020-08-25 17:43:09 | 記事保守

わが子を失ったよう」子牛が盗まれる被害相次ぐ 栃木 足利

栃木県足利市で、飼育中の子牛が牛舎から盗まれる被害がことし6月以降3件相次ぎ、警察は同じグループが関わった疑いもあるとみて捜査しています。

23日午前7時ごろ、足利市羽刈町にある農業生産法人の牛舎から生後3週間ほどの子牛3頭がいなくなっているのを経営者の男性が見つけました。

敷地内の防犯カメラの映像を確認すると、22日の午後10時40分ごろに、男らが牛舎に忍び込んで子牛を宙づりにして運び出す様子が写っていました。

この牧場では、ことし6月にも子牛2頭が盗まれたため、防犯カメラを取り付けて警戒していたということです。

警察によりますと、足利市内にある別の牧場でも今月、子牛1頭が盗まれる被害があり、被害額は3件で合わせて275万円に上るということです。

警察は、同じグループが関わった疑いもあるとみて、防犯カメラの映像を分析するなどして行方を捜査しています。

被害にあった牧場の鶴田一弘さんは「またかということで怒りを感じます。生後3か月はミルクを手作業で与えて育てているので、スタッフ一同、わが子を失ったような気持ちです」と話していました。

10分ほどの犯行か

子牛が盗まれた牛舎に設置されている防犯カメラの映像です。

22日午後10時40分ごろ、牛舎の近くの道路に止まった1台の車から半袖半ズボン姿の男が3人降りてきます。このうち2人が牛舎の中に入っていき、残る1人は見張りをするように道路をうろうろと動き回ります。

しばらくすると、2人の男が牛舎の外に出てきて、1人が子牛の2本の前足、もう1人が後ろ足を持って逆さづりにするようにして運び出し、車の荷台に載せる様子が写っています。

男たちは同じ作業を3回繰り返し、およそ10分ほどで子牛3頭を車に積み込んで走り去っていきました。

 

 

群馬県 豚670頭盗まれる ほとんどは子豚

豚の飼育が盛んな群馬県で7月以降、子豚を中心に、およそ670頭が養豚場から盗まれていたことが、警察などへの取材でわかりました。

警察によりますと、7月上旬から前橋市や伊勢崎市などの養豚場で飼育されている豚が相次いで盗まれ、これまでに7件、合わせておよそ670頭の被害が確認されています。

群馬県養豚協会によりますと、被害のほとんどは子豚で、夜間にユニット型と呼ばれる簡易的な飼育施設から盗まれるケースが多いということです。

協会などは、県内の養豚場に文書を送るなどして注意を呼びかけています。

また、群馬県内では子牛が盗まれる被害も出ています。

館林市と邑楽町で、子牛それぞれ1頭が盗まれたということです。

館林市に隣接する栃木県足利市でも、ことし6月以降、子牛が盗まれる被害が相次いでいて、警察は関連がないかどうか調べることにしています。

 


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