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保守記事.196-14 なるほど、すごい

2007-08-28 11:55:55 | 記事保守

47年前、南極にブタがいた 昭和基地で飼育

2007年08月28日09時56分

 南極の昭和基地にブタがいた。47年前に観測隊が飼育を試みたが失敗し、公式記録にも残らなかった写真を、当時の南極地域観測計画専門委員だった樋田直 人さん(80)が保存していた。現在は南極条約で動植物の持ち込みが禁じられているだけに貴重な資料だ。樋田さんは昭和基地の原子力発電計画に関する書類 も持っており、元観測隊員たちも「初耳」と半世紀前の秘話に驚いている。

 東京都世田谷区に住む樋田さんは、かつて竹中工務店技術研究所に勤務し、昭和基地の建物の設計などにかかわっていた。観測隊が当時、撮 影した基地の写真なども資料として保管しており、南極観測が今年50周年を迎えたのを機に「研究のために役立ててもらえれば」と資料類を名古屋大学博物館 に寄贈した。

 2頭のブタの写真は「1960年3月」と撮影日が記されていた。59年11月に日本を出発した4次隊が越冬を始めて間もないころだ。

 4次隊の記録では「生鮮な食肉を得る目的で豚の飼育を計画、1959年12月14日ケープタウンにて生後約1カ月の雌豚2頭を買い取っ た」とある。越冬隊長だった鳥居鉄也さん(89)によると「本当はオスとメスを買って、子どもを産ませて殖やそうと思ったのに手違いでメス2頭が来てし まった」という。

 隊員の村越望さん(81)は「残飯をエサにして飼っていると、情が移ってしまい、誰も殺せなかった」という。寒さが厳しくなった4月半ばに凍死してしまった。「かわいそうなことになってしまって、公にしなかったのでは」と村越さんはみる。

 樋田さんは、昭和基地の原子力発電の計画書も保存していた。米国基地の原子力発電を調査し、7次から11次隊にかけて建設する計画を作った。「秘密にしておいてほしい」と、国で保管できない資料を預かったが、予算はつかずに立ち消えとなったという。

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