ベッカム、浦和に行くかも?
Rマドリードで出場機会が減り、移籍を示唆したMFデビッド・ベッカム(31)の関係者が「移籍先探し行脚」の世界旅行をすると英紙デーリース ターが報じた。同選手のアドバイザーが12月21日から1月6日の冬期中断期間中に、どこがベストかを調査する。ビクトリア夫人が既に物件までチェックし たという米MLSのギャラクシーをはじめ、獲得の意思をみせたプレミアリーグのトットナムも回るという。
また同紙は浦和が調査先の1つに入っていると報じ、関係者の「デビッドは日本が大好き。移籍も視野に入っているだろう」とのコメントを掲載した。 またMF中村所属のセルティックと、横浜FCのカズがプレーしたシドニーFCも候補に挙げた。他に移籍報道があったインテル、マルセイユも視察すると報じ た。
ベッカム自身は、9日のセビリア戦で前半13分にFKを直接決めたが1-2で敗れた。ただ存在感は見せ、3月13日に行われる古巣マンチェスター U-世界選抜戦のメンバーに選ばれた。移籍後にマンチェスターUとの対戦はなく、敵としてオールドトラフォードに見参すると話題を呼んでいる。移籍問題を 含め、まだまだサッカー界の話題の中心に居続けそうだ。(春日洋平通信員)
[2006年12月11日9時34分 紙面から]