写真は、「大地を駆ける生命」と題した展示室で、虎・ラクダ・水牛を始め、
沢山の哺乳類と鳥類の剥製が展示されている。
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これは、「地球環境の変動と生物の進化」と題して、恐竜などの
進化と絶滅を探る展示室である。
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今回は、タイトル<南極観測犬ジロと渋谷の忠犬ハチ公>
の(その2)<渋谷の忠犬ハチ公>編である。
[(その1)は一つ前のタイトル。→南極犬ジロ]
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<戌年(いぬどし)の特別展>
ところで、今日は国立科学博物館の紹介をするわけではない。今年は
干支が犬年にあたるため、特別に犬に関する展示会を開催してくれて
いるので、そのことについて話をしたい。実は、有名な「忠犬ハチ公」と
南極観測犬タロとジロのうちの「ジロ」の剥製が展示されているのだ。
展示
「忠犬ハチ公」と「南極観測犬ジロ」
2006年1月2日(月)~29日(日)
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<渋谷の「忠犬ハチ公」>
南極観測犬ジロと忠犬ハチ公は、実は直接的な関係は何もない。
しかし、ある「キーワード」で繋がっているのである。
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<誠実・忠実・信頼>
南極観測犬ジロや渋谷の忠犬ハチ公に共通なことは、哀しいほど
に人間を信じ、涙が止まらないほどに人間に忠実であるというこ
とだ。少なくとも飼い主に対しては、疑うという心がなく、誠実
であり、忠実であり、信頼している。あるときは自分の命を賭し
てまで飼い主を守る、と人は受け止めて感動し、感激し、愛しく
想い、心を癒されているのである。
逆説的にいえば、多くの偽善や不信や不誠実がはびこる人間社会
の中で、共に生きながら、人間の心に安らぎを与えてくれている
存在なのである。
二匹の犬の剥製は、人間と心を通い合わせることの出来る動物の
中で最も身近な生きものの代表として、人間の心の琴線を震わせ
るようなある共通した行動、即ち、信頼、誠実、そして忠実な行
動を一途なまでに表して生き抜いた犬たちの代表として展示され
ているのだ、と思っている。
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<忠犬ハチ公>
今の若い人たちは、「忠犬ハチ公」といっても、せいぜい「毎日
渋谷の駅前でご主人の帰りを待ち続けた犬」程度の知識しかない
ものと思われる。戦前の修身の教科書には「忠犬ハチ公」として
載っていたようだが、戦後になってもこの話は長く語り継がれた
ため、私たちの子供のころでも、知らない子供はいなかったよう
に記憶している。
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<「忠犬ハチ公」のホームページ>
ここでは詳しく書かないが、当時の新聞記事や写真を載せて詳し
く書いてあるすばらしいホームページがあるので、勝手に紹介
したい。一度見ていただければ、忠犬ハチ公についての正しい
知識が得られるはずだ。
下のホームページによると、「忠犬ハチ公」と囃し立てられて
生きたハチ公の「人(犬)生」すべてが、必ずしも幸せではな
かったが、それだけに涙がでるほど愛おしく感ずる。
ホームページ[デジタル渋谷●渋谷今昔物語・・・ハチ公のおはなし]
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<ムツゴロウさんの言葉>
私は、犬が大好きである。どの犬を見ても目を細めて、頬が緩ん
でしまう。
野生の猛獣を含めてあらゆる動物が好きなムツゴロウさんが、
1月29日(日)の夜9時、3チャンネル・日本教育テレビの
「N響アワー ムツゴロウのクラシック青春記 畑正憲が愛した
ロシアの音楽と動物たち・・・」
という番組でこのように話していた。
「いろいろな動物に出会いましたが、私が一番好きな動物はイヌ科
の動物です。・・・・・」
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<私の「さくら」>
私も、丁度1年前の1月28日の夜に、17年間一緒に生活した犬、
シェットランドシープドッグの「さくら」を亡くした。犬との共生
は生涯のすばらしい思い出になっただけでなく、いろいろな事を教
えてくれたことを心から感謝している。
それは、人々が複雑な社会環境の中で、ともすれば忘れがちな、
あるいは失ってしまったかもしれない、愛とか、真実とか、誠実とか、
許容といったような心を呼び戻してくれたことだ。367日目の今日
も手を合わせて感謝している。
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(国立科学博物館の「戌年の特別展」は終わります)
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いろんなご趣味をお持ちな方ので
今、私は、目が白黒状態です
『忠犬ハチ公』の検索で、私の記事を見て
さぞ、驚かれた事と思いましたが・・・
陶芸の『ふくろう』の記事を拝見したら
少し安心しました
私は、400円です
もっと、まけて貰うかも
(私・関西人ではありません東京生まれ&育ちです)
まだ、全文拝見していないので
後程、ゆっくりと時間がある時に遊びにきます