陶芸作品「半磁器の夢皿」（１２）

<楕円形の薄い夢皿>

半磁器の粘土を練りながら、これから何を創ろうかと考えていた。
手にまとわりつく粘土の感触は、小細工をしない、薄い楕円形の
皿をイメージさせた。こころのおもむくままに創ったので、命名
のしようがなく、イメージとしての花火の絵から、半磁器の夢皿
とした。

半磁器なので鮮明な絵、と言う訳には行かないが、単純明快な絵
を描いてみた。皿は手の感触のまま、少し不均衡に反りをつけた。


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黄色のノートは小型の日記帳。
日記帳はタテが１８ｃｍ、ヨコが１３ｃｍで
Ａ５判よりも小型。
皿の大きさ実感するため、脇に置いた。

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皿は、磁器の白を強調しているが、線描の絵が動的な躍動感を
出しているつもり。何を載せても合うと思う。写真は夜の光の
影響で少し黄色に見えるが、実物は真っ白である。

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粘土・・・・半磁器
釉薬・・・・透明釉
絵の具・・・黒、濃い緑、ピンクの呉須
絵・・・・・イメージとしての花火

楕円形の
　横幅・・・２４．０ｃｍ
　縦幅・・・１７．５ｃｍ
さらの厚み・・０．５ｃｍ

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