憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

愛子内親王のティアラ(2)見せかけの節約か。新たな継承か。

2021-04-01 22:33:36 | 愛子さま
ティアラの制作費を今後補正予算に盛り込むことは想定できず、 愛子さまのティアラは いわゆるお手元金とよばれる皇族の日常費で制作するか、 他の皇族が大切に使われていたものを 引き継ぐことになります。 

愛子内親王は今年12月1日に成人皇族になられます。
記事には具体的なことは何も書いていないですが、ティアラをどうするかは決まっているのでしょう。
お手元金で新製するにしても、既存のティアラをそのまま使うのでなくリメイクするのであれば製作には時間がかかります。

世評では清子内親王のティアラを引き継ぐ説が有力のようですが、美智子上皇后が取り込んだと噂される秩父宮妃勢津子さまのティアラ、高松宮妃喜久子さまが皇太子と宮内庁に託されたティアラの可能性もあります。

清子さまのティアラは天皇のお手元金から作成され、製作の記録はミキモト社の記録に残っているようです。
昭和63年(1988) 
12月 紀宮清子内親王殿下ティアラ、胸飾調製(ミキモト装身具略史) 

今回、愛子内親王のティアラ製作費を宮内庁予算に盛り込まなかった理由として、宮内庁は「新型コロナの状況を鑑みて」と説明していますが、それは建前で何か外の思惑があるのでは?と疑ってしまうのは私の悪い癖です。

一つ。天皇の娘と宮家の娘の差別化を図っているのでは?
清子さまのティアラは天皇のお手元金で製作されたため私物になっています。
天皇の娘であり掌中の珠である清子内親王のために、製作しても国有財産扱いになるティアラでなく自分のものになるティアラを作ってやりたいと強く願ったのも親心でしょうか。
それとも「天皇の娘」という立場への上皇上皇后の強い拘りでしょうか。

今回、清子さまのティアラが愛子さまに引き継がれると、それは「天皇の娘」から「天皇の娘」へ国有財産ではない私物のティアラが継承されていくという新たな継承の始まりでしょう。

「宮家の娘達と天皇の娘との間には違いがある。」という差異化は愛子天皇、女系天皇への道筋の始まりかもしれません。
注意深く愛子さまのティアラの成り行きを見ていきたいと思います。

一つ。節約は見せかけの可能性。
清子さまのティアラでも他のかたのティアラでも、最低サイズ直しは必要です。
サイズ直し、リメイクの折に、ダイヤをグレードアップして元のティアラよりもグレードを上げることも可能です。
私物である清子さまのティアラを「天皇の娘」である愛子さまのためにさらにグレードアップしておきたいと上皇后が強く願っても不思議ではありません。
デザインを変えてリメイクすれば、ダイヤを抜き取っても反対に付け加えても解りませんし、デザインを変えなくてもダイヤがグレードアップしたことは見ただけでは解りません。
見ても解らないでしょうが、注意深く見て行きたいと思います。

今回、愛子内親王のティアラをお手元金で作るにして、他のかたのティアラを引き継ぐにしても、天皇の娘である愛子内親王は他の宮家の娘達とは別格のティアラを所有されることになります。

*他の宮家の姫君達のティアラは公金から作られ国有財産。
  眞子さま 佳子さまのティアラはおおよそ3000万円、
  三笠宮家、高円宮家の姫君のティアラは1500万円程度でした。
  愛子さまのティアラも公金で作る場合の予算は3000万円と報じられています。

*愛子さまのティアラお手元金から作れば基準価格に縛られず、私物扱い。
 秋篠宮家の内親王のティアラと他の宮家の女王のティアラの価格に差があるように、お手元金から作られる愛子さまのティアラは眞子さま、佳子さまのものより高額になる可能性あり。
 秩父宮妃、高松宮妃のティアラは戦前の作であり、現在価格3000万円以上の可能性がある。
 また由緒がハッキリしているので歴史的価値があり新出来のティアラよりも価格は高い。

お手元金からつくっても、他のかたのティアラを引き継いでも眞子さま、佳子さまよりグレードが高く価値が高いティアラをご所有になるのではないでしょうか。むしろそのために公金から製作することを断ったような気がします。
宮内庁は天皇の娘としての特別扱いを隠蔽するために「新型コロナの状況を鑑みて節約した」と国民に恩着せがましく言っているのかも?        


2021年度予算に結婚一時金が計上されていない件

2021-04-01 10:00:33 | 眞子さま
文春オンラインが「2021年度予算に眞子内親王の結婚一時金が計上されていない」と報じて「結婚はなくなった。」と喜ぶ声もあるが、それは早計でしょう。
文春も意地悪いことをします。記事に翻弄される読者を陰で笑っているかもしれません。

眞子さまと小室さんの結婚一時金 2021年度予算に計上されず
「週刊文春」編集部 2021/03/31 16:10

3月26日、一般会計総額が過去最大の106兆6097億円となる2021年度予算が成立した。
「週刊文春」がその中身を精査したところ、秋篠宮家の長女・眞子さま(29)の結婚一時金が計上されていないことが分かった。

眞子さまと小室圭さん(29)は2017年9月に婚約内定会見を開いた。翌2018年の予算には、眞子さまの結婚一時金として上限額の1億5300万円が計上されていた。だが、2017年末に小室さんの母・佳代さんの、元婚約者との借金トラブルが「週刊女性」に報じられ、2018年2月に宮内庁は結婚を2020年まで延期すると発表。結局、眞子さまを想定して予算計上された一時金は、その後、2018年にご結婚された高円宮家の三女・絢子さんに使われた。 

そして今般成立した2021年度予算には、一時金の計上はなかった。 

眞子さまは昨年11月13日に結婚の意思を明確にした「お気持ち文書」を発表し、秋篠宮も11月20日の誕生日会見で「結婚を認める」と発言している。そのような状況下で一時金が計上されていないことは、宮内庁として、2021年度内に結婚の状況は整わない、と見ていることを示唆している。
 宮内庁に「一時金が計上されていないのは事実か」と確認すると、「間違いありません」(宮内庁総務課報道室)と認めた。

2018年、眞子さまの一時金を絢子様に流用。
その後2019年、2020年の予算には計上されていなかったどうか気になるところですね。
文春は知っていて敢えて書かなかったのか。調べていないのか。
2018年に流用した後、補填する形でストックされていたら、2021年の予算に計上されていないのは当然です。
ストックがあるかないか、が判明しないかぎり、いや、ストックが無くても絢子さまのように、どこからか名目をつけてカネを回すことは可能でしょう。
2021年の予算に計上されていないだけでは、「結婚は無くなった」「一時金無しの結婚」とは断定できませんね。

下の写真は二枚とも文春オンラインが記事に付けた写真です。
文春も意地が悪い。


これに似た顔、どこかで見たような…。

これ?
・・・・。
小室色に染まったのか。もともとそういう方だったのか。

九州「正論」懇話会 八木秀次教授の講演

2021-04-01 00:51:51 | 皇位継承
八木秀次教授の講演は良く纏まっていて解りやすい。
個人的には少し言い足りないと思う。
八木氏は旧皇族を当主とする宮家の復活、あるいは創設を主張する旧皇族復籍を主張しているが、私は旧皇族復籍派ではない。

【九州正論懇話会】八木秀次氏詳報 女系容認は「天皇制廃絶への道」
2021.3.31 19:23 産経
30日に開かれた九州「正論」懇話会の第148回講演会で 麗澤大学教授の八木秀次氏が「安定的な皇位継承策とは-皇位継承の歴史と原理について-」と題して講演した。皇位継承について、女系の容認は「天皇制廃絶への道だ」と断じ、天皇の正統性は「初代天皇以来の男系の血筋を継承していることに尽きる」と強調した。
(抄録)
皇位継承原因。崩御か退位か。
現在の皇室典範は、崩御でなければ皇位継承が行われない終身在位制をとっているが、上皇陛下に限って特例を認めた。
 皇室典範は退位を認めていないが、これは先例になる。特例法の制定は皇位の安定性を揺るがせたと考えている。

皇位継承の資格 
男系継承は、一般の家の継承の仕組みとは全く違う。一般の家の継承は、財産継承なので、息子に能力がなければ、娘に婿を迎えて継がせる。財産継承では能力原理が働くが、皇位継承は100%の血統原理、血筋だけで決める。
 過去には8人10代の女性天皇が存在したが、男系女子が皇族以外と結婚して生まれた子供、つまり女系が天皇の位に就いた例は一つもない。女系が皇族になった例もない。

 天皇の地位は血統原理に立脚する。血統原理の意味は男系継承だ。男系継承が天皇や皇族の正統性の根拠であると考えられる。天皇はなぜ天皇なのかというと、初代天皇以来の男系の血筋を純粋に継承しているからだ。これに尽きる。皇族も同じだ。

 皇位継承順位問題
皇位継承は父子による直系継承が基本だが、男系に限って天皇の位に就ける人を絞り込んでいくと行き詰まることがある。つまり男子が生まれないということがあり、そこで何が行われたかというと、ほかの男系での傍系継承だ。

皇位継承の歴史を振り返ると、男系継承を原理としながら、皇族の数が多いときは天皇の玄孫までといった世数による制限や、皇族の身分を離れる臣籍降下などにより皇族数を減らした。逆に皇族の数が少なく、直系により皇位継承者が得られないときは傍系継承のほか、臣籍降下した旧皇族が皇位に就いたり、宮家を増設したりした。

明治22年に旧皇室典範が制定されたが、明治天皇は皇統が途絶えてしまうことへの不安をお持ちだった。一方で政府は、皇族の数があまりにも増えるとお金がかかりすぎてしまうので、臣籍降下のルールを設けようとした。
 旧皇室典範には、明治天皇のご憂慮が反映され、臣籍降下の規定はなく、代々皇族であり続けるという永世皇族制をとっている。しかし、40年に施行された皇室典範増補では臣籍降下の規定が設けられた。親王がお生まれになるなど皇位継承をめぐる状況が好転したことが背景にある。

皇統とは初代以来の男系の血筋以外の何ものでもない。←言葉が足りないのはココ

女系継承の容認は、これまで天皇の正統性の根拠とされてきた男系継承からの根本的な転換を意味する。天皇や皇族としての正統性を有しなかった者を天皇や皇族の有資格者とし、実際に天皇や皇族とすることになる。それはそのまま天皇制廃絶への道だ。

 過去には皇位継承の危機に備え、代々が皇族であり続ける世襲親王家が用意され、実際にその中から皇位に就いた例もあった。本流の皇統からは代を重ねるごとに遠い関係になるが、そのことが皇位継承資格を否定するものではなかった。

 現在の皇室とは血筋の遠い関係ではあるが、創設以来、大きな役割を果たし、特に明治以降は歴代天皇をお支えしてきた「もう一つの皇統」あるいは「傍系の皇統」ともいうべき伏見宮系の旧宮家の男系男子孫に何らかの方法で皇籍に復帰していただく必要がある。

それ以外に安定的な皇位継承策はない。


皇位継承、男系男子派も女系天皇容認派も血筋という言葉を使う。
血筋という言葉を使うから、男系、女系、同じ血筋なのになぜ?という方向へ話が行ってしまうのではないでしょうか。
すると、男系男子派は「Y染色体が~」と言い出す。Y染色体の存在など古代人は知らなかったでしょうに。